やらない理由
早朝。妹から電話があった。
「マイカード持ってるよね。だったらマイナポイントが、お徳じゃないの?」
最近、その手のモノが、うじゃうじゃと発生。何か何だか分からないぐらいに発生しているけれど、要するに「付加価値」。
「1万円分購入すれば、1万2千5百円分のお買い物ができますよ」
的なモノであろう。
興味がない事はない。
けど、スマホを持っていないから、旨を話すと、即座に「セブン=イレブンの、ナムコカードとかで、、、」係りの人のように話す。
ビンボーな姉を思っての提案であろう。良くできた妹だ。流石、進学校出身者である。
が、断った。
仕組みが良く分からないのと、個人情報流出。「お徳」の見返りに、最悪「売買」。個人情報売ります、買いますサイトに流されるのだ。
ゆうちょ銀行が大問題となっているように、知らない間に悪用される。
知らない間にカード迄作られ、湯水の如くぬ使われる。
心ゆくまで、枯れ果てるまで。ゲンナリする程、飽きる迄、バカスカ使われる可能性大。
還付金詐欺多発している市に住む身としては、由々しき問題。何重にも自己防衛する必要性があろう。
「そんな訳で」
ありがとう、言ってわたしは電話を切った。
「タダより高いモノはない」の「タダ」=現代では、付加価値。
ポイント還元率とも言えそうだ。