夢の話

一週間ぐらい前だろうか?気になる夢を見た。

時間にして朝の5時ぐらいだったと思う。寝つきが悪くて非常にうだうだ、いつまで経っても、うつらうつらが続いていた。(ようよう眠れる)(やっっと眠れる)と一安心。眼をつむると、亡母。数年前に他界した母が、宙に浮ている。

周りは柔らかなクリーム色で、音も何にもないような空。空というより、空間が広がっていて、その中央に亡母がにこやかに笑いながら、わたしを呼ぶ。腕を差し伸べ呼ぶのである。

「こっちにおいで、こっちにおいで」

声の響きは悪まで優しい。幼少の頃、呼び掛けられていた口調と同じだ。

2,3秒の間(かん)、わたしは非常に戸惑った。帰れなくなるのが分かっている。クリーム色の空間は、別世界なのだ。その世界に母は、わたしを引き込もうとしているのである。

(えっ?でも)

思ったと同時に、目が覚めた。何となくでも気になる夢だ。


いいなと思ったら応援しよう!