「AIボイス」のすゝめ

「形あるものは壊れ、生あるものは死す」
声とて同じだ。いつまでも同じではない。余程声帯が丈夫でもない限り、年々老いる。加齢と共に、序々に序々にと老いてゆく。
にも拘らず7「分かっちゃいるけど、求めてる(?)」。
この番組のナレーターは、この人でないと云々。あのアニメのキャラクターは、あの人でないとどうたら等々。ネットで話題になったりする。

幼児番組に「できるかな」があった。が、終了の大きな理由は、ナレーターが他界してしまったからである。
余りにその声が印象深かったので(つかせのりこさん)、後任では視聴者が戸惑うばかりであった故だ。
ちょいとばかりに廻り道をしてしまったけども、神谷明さん。「キン肉マン」ボイスを巡って、ネットで様々意見が交錯されているらしい。
初代アニメ放映から40周年。再びアニメ化されるに当たって、神谷ボイスで、いやいや違う人でも、意見が分かれる。
気持ちは分かるが、神谷さんも76歳なので、、とが結びの見解だ。
わたしは、「オヨネコぶ~にゃん」が神谷さんといえば浮かぶけど、このような事態(?)。
出来れば続投して欲しい。けどあれから何年、年齢がネックで、を避ける方法がある。「AIボイス」(人工ボイス)を義務づければいい。

テレ朝系で放映していた織田信長の声の再現を、擬らえば完璧だ。
爆笑問題と、阿川佐和子が司会をしていた、本能寺の変に関する番組内での再現だ。
まず信長の背格好に近い現代人を探すのだが、「AIボイス」は、この段階が省ける。声の主をマイクの前に立たせるだけでいい。必要があれば背格好をスキャンする。
そこから音源(?)。その人の声の特長をAIに記憶させる。
以上だ。
そうすればずっと声は老けない。実物の声の主が、例え70歳になろうと、75歳を過ぎようと、声は登録した当時のまま。「永遠の命」ならぬ「永遠のボイス」ですな。
素晴しいと思いません?
新人が出ずらくなるって?まぁ、、少子化ですから。

<了>

#創作大賞2023


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