令和2年の<現代詩>
令和2年の 卒業は
きっときっとの 語り草
幼・中・高校 大学も
あとあとまでの 語り草
何なのアレはと 振り返る
折角最後の 一年も
思い出作る 時間なく
コロナが押し寄せ 波となり
じゃんじゃん溢れた 世界中
大事な大事な 進路すら
じっくり構える 事もなく
連日休校 休校で
在宅学習 飽きちゃった
なのに卒業 してしまう
卒業式が やって来た
思い出まるで ない中で
卒業証書を 受け取って
はいさようなら 学び舎よ
いつか再会 君とボク
こんなのイヤに 決まってる
けれど人生 こんなこと
たまにはあったり するんだよ
予行練習 思えばいい
誰かの言葉に 頷いた
3年経って あの頃の
友達どうして いるかしら
いるかしら
<了>
月日が経って いつか会ったら
今日の思い出 語りましょ
語りましょ
それまでさよなら 卒業式
卒業式