クラブで改めて考える、男女の友情について

何てことない、ありきたりなタイトルだけど、
多分読んでいる人の誰も予想できない
めちゃくちゃな事を綴ると思う。

僕は、基本的に男女の友情を信じていない。
友情を定義するのは簡単じゃないけれど
この記事ではひとまず色恋、身体的精神的に
性的な絡みがない親しい関係としておく。

幼少期に異性と過ごす時間が短かったからか、
端的に言えば、僕は相手に異性としての魅力を
感じると早かれ遅かれ好きになるし、
感じなければゲスい話特に
仲良くなりたいと思わないのだ。

異論は勿論認めるけれど、
周りの男女の友情も例外なく限定的に、
条件が重なってあるものだと思っている。
(例えば無人島に漂流、二人きりになって
お互いがお互いを異性として見ない
なんて事があるのだろうかという観点だ)

だから僕には女友達はおらず、彼女が
一人いればそれでいいと感じる派だ。

もう一つ、僕にとって異性を好きになるとは
どういう事かを定義しておこう。
僕の中で
「その人となるべく多くを共有したくて」
「その人に少なからず感情を揺さぶられて」
「その人の事をもっと知りたい」
と感じる時がそれだ。
ここまでがこの記事の前振りである。

僕は数時間前(10/25)までクラブで踊っていた。
普段なら顔見知りと挨拶+α程度の言葉こそ
交わすものの基本1人で踊り明かす僕だが、
今日は同僚二人と一緒だった。
以下A子ちゃんとB男くんとする。

前々から僕のダンスを見てみたいと
言われていたところに、もうすぐ日本に
長期滞在する共通の友人C男もこっちにいる間
一度皆でクラブに行きたいと言うので、
今回機会を設けた。
ただ肝心のC男が理由をつけて
不参加だったので、仕事仲間三人で
僕の行きつけのクラブへと足を運んだのだった。

クラブの出来事も本題ではないので、手短に。

・A子ちゃんは人生初のクラブデビューで、終始
何度もB男くんの手に引かれくるくる回ったりと
楽しそうに踊っていた。アフリカ人の女性
(と言っても二十歳)にいたく気に入られ、
やはりハグや手を握られたりした後、
手を引かれてどこかへ行ったが、まぁ女の人だし
滅多な事はないだろうと見送ったら、どうも
トイレに連れ込まれキスされたらしい。
しかもディープ。同意の有無も勿論だけど
せめてフロアから少し離れて明るくない、
うるさくない所のソファに連れて行って
キスすればいいのにとお節介ながら思う。
本人がそんな嫌じゃなさそうだったのが救いか。

前もってクラブで最低限の自己防衛は
二つほど教えていたけれど、
どうにも活用できる場面がなかったみたいだ。
別れ際アフリカ人女性に「私はレズじゃないよ」
と言われ「じゃあ何でキス?」と困惑気味だった
A子ちゃん。帰り際楽しい時間だった事に対して
何度も感謝された。こちらこそ。

・B男くんは1年ぶりのクラブと言うが、
陽キャ愛嬌チートの彼には1年のブランクなど
屁でもないようだ。連れがいるのに基本1人で踊る
僕を肴に、見物人と笑顔で言葉を交わしていた。
初対面でも発揮するコミュ力お化け。

本人曰く14歳下のA子ちゃんは流石に恋愛対象外
(数か月前)との事だけど、超リアリストな僕は
(単にゲスいとも)勿論その言葉を買っていない。
現に今日も、A子ちゃんを膝に乗せて
他の人と談笑していた笑
(そこまで距離感を許すのであれば
逆に上記の言葉は不誠実なのではと
訝しく感じるお節介の僕である。
買ってないからここに書くに留めるけど)

今日の出来事次第では今後の二人の距離感が
大きく動いてもおかしくないなと
正直クラブに着く前から思っていた。
僕が踊った時の動画を撮ってくれていたので、
珍映像が楽しみだ。

・僕は通常運転の全力ダンスだ。RnBとPopの曲が
行きかうフロアで息絶え絶えになるまで踊る。
その際上記のアフリカ人女性とすこーしだけ
向かい合って踊る。

良くも悪くも今までクラブで
何となく発生した僕のダンスバトルは
勝負になったことがなかったのだが、
(そもそも技術で勝負してないので相手が
早かれ遅かれ踊るのをやめて終わる)今日は初めて
相手が最後まで踊ってくれた感じがした。
別に今回も勝ち負けがついた訳ではないけれど
少なくとも相手は最後まで付き合ってくれたし、
ギャラリーも4台ほどスマホを向けて勝手に撮影。

ダンサーへの夢も諦めていないので、
3フロアのDJ全員に媚びを売る。
ホントはどんな音楽でも踊れると
思い込んでいる僕だけど、とりあえず
「サイコーだったよ、ありがと!!」と伝えて
軽く言葉を交わした結果、内1人のDJが
別のクラブで働いてる時のVIP入りを果たした!!
楽しんで成果がついてくるのなら、
それに越したことはない。

最後にテクノのフロアでも媚び売りの前に
ちゃんと踊れるアピールをすべく、 
セクシャルマイノリティっぽい人たちに混じって
彼ら以上に自分を解放してはっちゃけていると、
上半身裸かつジーパンのボタンを
外してチャックを一番下まで下して際どく踊っている男に
どうやら気に入られてしまったらしく、B男くんが
僕の代わりに僕はゲイじゃないと弁明してくれた。
(後にクラブの立ち振る舞いについて注意された)

さて、ようやく本題だ。
A子ちゃんは以前から僕と友達になりたいと言ってた。
僕と対面で話している時ではなく、
他の人もいる中での発言で、最初の前提がある僕としては、
毎回明言を避けつつ、正直答え方に困っていた。
今日も今日とて例外ではなかったけれど、いい加減
僕も吐き出したいということで久々のNote執筆になったのだ。

包み隠さず言えば、A子ちゃんは僕のどタイプだ。
外見の好みなんて性欲や性癖だけだと割り切れられれば
話は早かったのだけれど、可愛いは正義のみならず
A子ちゃんは心が広いし性格も良い。
何よりオタク趣味も合うと、僕に言わせれば
好きになること間違いなしである。
ここまで行くと、こちらでは珍しい天然キャラも、
(正しい手順さえ踏めば)押しに滅法弱そうな所も、
イーロンマスクを知らないところも、
減点どころか加点要素だ。(そういう僕は一体何様だ)

そもそもA子ちゃんにも当然相手を選ぶ権利があるわけで、
そもそも僕が恋愛対象外という可能性も未知数なのだけれど、
仮にA子ちゃんが僕に少なからず好意があると仮定しても、
僕が友達というステップを踏んで仲良くなろうとしないのには
以下の理由がある。

1.社内恋愛に発展しうる事
海外に住んでいて、日本の昭和みたいな時代錯誤なトピックを
いきなり持ち出す訳だけれど、一応訳ありだ。
ユーザー名の通り、僕はモテな過ぎて彼女いない歴が
とても長かった。その現状を変えるべく、女友達を
作って「女性視点」を学ぼうと考えたのが2年前だ。

とは言ってもゲスい僕の事だ。相談役を好きになっては
意味がないので、中々適した女性は現れなかった。
そんな中新しく働き始めたのがD子ちゃんである。
D子ちゃんは、20代で既に結婚しており、
仕事の合間に話を聞いていると僕とオタク趣味も合う。
共通の話が盛り上がったのもあり、「女友達が少ないから、
アドバイザー役も兼ねて友達になってほしい」的な事を
面と向かって言ったら、D子ちゃんは承諾してくれた。
ここまでは良かった。この後僕は「僕がD子ちゃんの夫なら、
例え恋愛指南役としてでも、自分の奥さんが他の男と会うのを
良く思わないから、最初にD子ちゃんの夫と友達になりたいから、
そう本人に伝えてくれる?」と訊いたのだ。僕としては、
真っ当に石橋を叩いていたつもりだったのだが、どうも
この発言が不審に捉えられたらしく、僕は社内で
「既婚者を狙おうとするヤバいやつ」と噂されてしまう。←は??笑
その際、弟のように可愛がってくれていた先輩が、
僕が噂されているのを聞いても特に庇ってくれずに
僕にその噂を伝えるだけに留めた事は「泣きっ面に蜂」だった。
(そんな事があってもまだその会社に在籍してる僕を褒めてほしい)

以上の事から、同僚の女の子と仕事外で仲良くなることは
まだ僕に多少の抵抗感を感じさせるのだ。
A子ちゃんが人間的にできてるのは知ってるけど、
周りの人たちがどう反応するかは分からないわけで。

2.年齢差
僕はA子ちゃんの12個上である。恋愛に年齢は関係ないとは
よく言うけど、それは年下の人こそ言える台詞だと思う。
僕が初めて海外に移住したのは15歳の時で、A子ちゃんは
その時の僕のホストシスターと同い年だと考えると
一度自分が意識さえ向けてしまえば
強くなるであろう好意の期待値にすら、
少しだけ嫌悪感を覚えてしまう。
まぁいざブレーキが外れればそんなものは消し飛ぶぐらいには
A子ちゃんは、人として異性として魅力的なのだが。

3.僕の彼女
ここまで触れていなかったけど、今僕には彼女がいる。
A子ちゃんほどではないにせよ年下で、かつ飛行機で2時間ほどの遠距離だ。
これを最初に書かなかったのは、こじつけとも言っていい
最初2つの理由を書くためであり、小論文の基本の書く順番で、
2番目に強い論点、3番目に強い論点、
最後に1番強い論点のルールを守るためでもある。

時系列的にはA子ちゃんと知り合ってすぐ、今の彼女と
出会って見切り発車気味に付き合ったわけだが、
相性が決して良いとは思えない中、早くも10か月が経とうとしている。

言葉には気を付けているつもりなので(内容に時々不注意だったり)
彼女に対して暴言を吐いたり、別れるつもりもないのに
別れたい等言ったりはしていないのだけれど、
訊かれて困る質問で詰められると、「無視しないで」と
言われていても無視してしまう。(何て返していいか分からない)
僕は僕で追いメッセンジャーはやめてと言っているのだが、
彼女は無視されるのが我慢できなくて追いメッセンジャー、
そうやって詰められると、余計無視の期間が長くなる悪循環を
何度も繰り返した。前提として、僕も彼女を傷つけて
追い詰めていたんだろうけど、無視(返事ができてない状態)
の時の毎分10回ほどの着信や、喧嘩時彼女が荒れて発した
〇ねの数を考えると、よくまだ付き合っているなと思う。
(一度だけ足、お腹、顔を殴られた事もあった)

それだけ、彼女が僕の超マイナーな方の趣味に
ハマってくれた事が僕の中で価値が高いんだろうなぁ。
メンタルが落ちている時以外の彼女の事は好きだと言える。
↑これは自分では納得がいっていないけれど。

喧嘩時には必ずと言っていいほど、もう少し
A子ちゃんと早く知り合えていれば。。!と思うけど、
過去を変えることはできないから、そこはすぐ流せる。

けれど、平常時でも職場でA子ちゃんの発言や立ち振る舞いを見て
可愛いと思ったり、仕事終わりの皆で飲む時の可愛さたるや
目を背けないと一瞬で好きになるレベルの「奥手のオタクに
やたら距離感近く優しくしてくるギャル」感があったりで、
悪いが到底友達関係で収まりそうもない。
つーかちょっとブレーキ踏んでる足浮かすだけで、
同僚から友達すっ飛ばして好きな人になるレベルだ。
彼女いるのに。
友達にするには可愛すぎて無理無理。

A子ちゃんへ
赤裸々に僕の本音を余すことなく書いてみたよ。
未だにさんつけで名前を呼ぶのも、僕から一切
かしこまった話し方と敬語を崩さないのも、
僕らの距離感が縮まらないよう注意しての行動だよ。
(そもそも僕がA子ちゃんの恋愛対象外ならただの自意識過剰)
既婚者は勿論として、彼女がいてるのに
他の異性に包み隠さず可愛いなんて
言っちゃう人はヤバい奴だから、
友達になりたいなんて思わないで、
人を、異性を見る目を磨いた方がいいと思うな。
この発言がそもそもお節介なのかもしれないけれど。

周りの人達から、B男くんといい感じなんじゃない?って訊かれて
「B男は年下すぎて無理って言ってるよ」って、
自分の気持ちで否定しないところ、二人が望めば全然あると思うな。
何だったら、今日二人同じベッドで朝チュンしてても驚かないし、
B(僕が)S(先に)S(好きだったのに)なんてのも言うつもりない笑
嫉妬したり、二人の関係に口出しする距離感にいなかったからさ?


彼女へ
ダンスのブログを書いてるとだけ言ってはいるけど、
流石に読まれないつもりで書いてる。流石に。
でもインスタで、僕の動画上がってるのいち早く
見つけて送ってくれてたし、見つかったら見つかったで
それはそれって一種の覚悟も決めてのこの記事だね。

A子ちゃんが超あざとくて周りの人皆に色目使ってた
元同僚にそっくりだから、仲良くなりたいと思わないって
いい誤魔化し方だったでしょ?実際似てたからさ。
元同僚の方は、同棲してる彼氏いるのに
飲み会で何人ともキスしてたの知ってるから、
いくら奥手チョロの僕でも地雷として避けてたけど。
もしこれを読んでたら、読んだ上で僕らはどうなるんだろうね..?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?