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Work Delight Picks by TalentA vol.2_2022/02/21

皆さん2月はどのようにお過ごしでしょうか。私は2月4日の立春は朝神社で挨拶をすることから始めてみました。もともと節分は遥か昔に天地創造が終わり、神々が天祖に感謝のお参りをしたことから、新たな節目を迎える意味で節分となったようです。私達も2月から物事を始めるとスムーズに進むようになると言われていますが、感謝を加えてスタートするとより一層物事がうまくいくかもしれませんね。
-Work Delight Picks編集室より-

ー目次ーーーーーーーーーーーーーーー
・働き方改革~リモートワーク編
 
リモートワークで大切なコミュニケーション方法
・”Work Happy!”を実現する最新ウェルネス情報
 
花粉症は食習慣で改善できる
・今月のPick Book!

 村山昇著 360度の視点で仕事を考える 働き方の哲学
 「偶発性とキャリア形成」
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働き方改革~リモートワーク編
リモートワークで大切なコミュニケーション方法についてお伝えいたします。

リモートワークが推進されるようになってから賛否両論ありますが、社員から働き易いという声が増えたのではないでしょうか? "新入社員は中々先輩社員に気軽に質問できない"というデメリットもありますが、実はリモートでOJTを行うと、資料からフォルダの場所まで全てスクリーンショットが取れ、キャッチアップの速度と正確性が高まるというメリットもあるようです。では、一番問題となり得るコミュニケーション方法ですが、弊社が実際に活用してみて役立ったなと思う最新のシステムを活用方法と併せてご紹介させて頂きます。

Pesto(Pragli)
自分のアバターを作り、バーチャル会議室をワンクリックするだけで、そこに参加しているメンバーの会話が聞こえて来ます。電話を掛けると顔を映さずともすぐに音声がつながるので、気軽に会議ができます。新入社員用に「Help」という部屋を作って気軽に先輩社員にヘルプをアピールできる部屋があると効果的かもしれませんね。

Slack
チャットで会話ができ、途中からグループに参加しても過去の履歴を検索することができます。また、メールでは挨拶文面に気を遣う必要がありますが、様々なスタンプを作成できるので「畏まりました!」などの定型スタンプを用意することで社内メールのやり取りが短縮化され、気軽にコミュニケーションを取ることができます。

monday.com
タスクの進捗をリアルタイムで共有できるオンラインタスク管理システムです。図の例では、個人のタスクを優先順位をつけて管理しています。部下の進捗の見える化でリモートでもオンタイムでフォローの手を差し伸べられます。タスクごとに吹き出しマークから会話をすることも可能です。また、開発元に問い合わせることなく容易にカスタマイズが可能なので、全てのタスクをつなげて全体のプロジェクトの進捗を把握したり、プロジェクト跨ぎのガントチャートや個々の業務量の見える化など上層部のプロジェクトマネジメントにも活用できます。

monday.comはタレンタ取り扱い製品です。詳しくはこちらをご覧ください。
>>チームの生産性を最大化 monday.com (talenta.co.jp)

”Work Happy!”を実現する最新ウェルネス情報
米国の最新ホリスティック栄養学に基づく心と体の健康情報をお伝えします。

花粉症は食習慣で改善できる
2月も後半になると花粉症の症状が出始める頃ですね。出てくる症状や具合は人それぞれで、症状を抑えてくれる薬はありがたいものの、私自身、年々悪化するアレルギー症状を根本から治したく「体は食べた物でできている」ということからホリスティック栄養学に基づく食生活にして、耳鼻科通いと薬を手放すことができています。食習慣を変え、不快なアレルギー症状と大量の薬から解放されて、仕事に集中し、趣味などを思いっきり楽しみませんか。アレルギー症状や様々な不調、病気は体が炎症を起こしている状態です。炎症を抑えるには…
1) 水を1.5~2.0ℓ/日飲む:私たちは日常の生活(発汗や排泄など)をしているだけでも一定量(約1.6ℓ)の水分が損失しています。私たちの体は60%が水分です。水分は炎症を緩和させる作用があります。
水を飲むべき大事な理由は、タレンタFacebook「Holistic Lifestyle~健康でHappyな毎日を過ごすために~ 」の投稿をご参照ください。

2)食物繊維を摂る:食物繊維を餌にして、腸内細菌が短鎖脂肪酸(酢酸、酪酸)を産生することで、免疫機能を高め、炎症を抑えることができます

3) 良いアブラを摂る
アブラはカロリーが高く、肥満になると言われてきましたが、近年の研究で「良いアブラ」は体に必要だと見直されています。それが【OMEGA3】です。OMEGA3がブレーキ役(炎症が起こりにくい)、OMEGA6がアクセル役(炎症を起こしやすい)で体内の機能を調整しています。OMEGA 3とOMEGA 6のバランスが崩れると体内の調整が崩れ、血液がドロドロになったり、過剰なアレルギー反応を起こしやすくなります。OMEGA3もOMEGA6も体内で作れないので、食品から摂る必要があります。OMEGA6は加工食品や植物油など私たちの周りにたくさん含まれているため摂り過ぎの傾向にある反面、OMEGA3は魚(EPA,DHA)の油や植物性のαリノレン酸(くるみ、アマニ油、えごま油等)に含まれており、現代の食事での摂取量は激減しています。疫学調査ではOMEGA3とOMEGA6は1:2が最適なバランスとされていますが、現在の日本人は1:10にもなっているそうです。
良いアブラの詳細についてはタレンタリソース「アブラで健康になる新常識~パフォーマンスを上げるアブラの真実~」をご参照ください。

今月のPick Book!
人事・心理学などの書籍・記事から、編集室のお薦めを解説交えてお伝えします。

村山昇著  360度の視点で仕事を考える 働き方の哲学 (ディスカヴァー・トゥエンティワン)
12項より「偶発性とキャリア形成」

キャリア形成には、ラグビーやジャズのプレー要素がある。予測のつかない楕円球の転がりにどう対応するか、即興という創造的な逸脱を仕掛けるか。

人生・キャリアは予測ができないからこそ奥深い
米国のスタンフォード大学のジョン・クランボルツ教授は、多くの人のキャリア形成を調査した結果、キャリアの大部分は偶然の出来事によって決定されているという事実を突き止めました。(略)

目標や計画は必要です。しかし、それに縛られすぎないことも大事です。選択肢をいたずらに狭めず、広くオープンに構える。そして想定外の出来事(それが悪い出来事であっても)をキャリア発展の材料として生かしていく。もしそこで目標や計画に違和感がでたら、その都度修正していく。それでこそ目標や計画は自分に最適なものになっていきます。

結局、変化の時代のキャリア形成の要諦は、状況対応・状況創造のしなやかさと、その過程で自分の軸を研ぎ澄ませていくたくましさにあると言えるでしょう。

クランボルツ教授(米・スタンフォード大学)による『計画された偶発性理論(Planned Happenstance Theory)』のポイント
・キャリアは100%自分の意のままにコントロールできるようなものではなく、大部分、偶然の出来事によって方向づけられているという事実がある。
・最終的に満足のいくキャリアを獲得した人には、むしろそうした偶発を積極的につくりだし、自己の潜在的可能性を大きく開いた跡が見られる。
・したがって、将来が見通せないことをいたずらに不安がることはない。

①好奇心、②持続性、③楽観性、④柔軟性、⑤リスクを取る姿勢を持って、キャリアを切り拓いていくしなやかさが重要

<押さえるツボ>
・人生・キャリアにおいて、変化や偶発はつきもの、とおおらかに構える。
・状況に合わせて、常に自己を再編成していくしなやかさが必要。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。