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【看護学生】看護師のキャリア
男子看護学生の鳩ぽっぽです。
今回は看護師のキャリアについて書いていきたいと思います。
キャリアとは、経歴や経験という意味があり、この先の自身の道筋や目指すべき姿を職業等の観点から考えることを指します。(正確にはワークキャリアのこと)
看護師としてどのようなキャリアがあるのかわからない、どんなことを目指せばいいのかわからない、という人は是非参考にして下さい!
結論
・看護師のキャリアはジェネラリストとスペシャリストがある
・管理者はその2つのプラスとして存在しており、キャリアの1つでもある
看護師は専門職である
看護師は専門職と言われますが、何故でしょうか?
専門職の特質にはいくつかあります。
・高等教育機関で教育を受け、独自の知識体系に基づいた高度で専門的な知識を有する
・自律性を有する
・専門性に独占的権限が伴う
・独自の倫理綱領を備えている
・専門職業団体が存在する
看護師はいづれにも該当します。
故に、看護師は専門職であると言えます。
では、看護師における専門性とは何でしょうか?
それは、主に2つあると言われています。
1.看護の独自の機能を発揮していくための「専門職としての独自性」
2.看護独自の機能を高めるための分業について、「専門職の中での専門分化」
この2つの専門性をもつ看護師には主に2つのキャリアがあります。
ジェネラリストとスペシャリストです。
ジェネラリスト
ジェネラリストとは、特定の専門あるいは看護分野に関わらず、どのような対象者に対しても経験と継続教育によって習得した多くの暗黙知に基づき、その場に応じた知識、技術、能力を発揮できる者のことをいいます。
簡単に言うと、何でもできる人です。
病院に勤める看護師にとって異動は普通のことです。この異動を年数と共に積み上げることで、数多くの分野を経験し、知識、技術を身につけることができます。
その結果、患者に対して包括的は看護を行え、患者に必要な医療や資源を把握し、提供する方法と優先順位を理解して活用する能力を備えることになります。
昔はこれが看護師が目指す極みとされてきた面もありました。今現在も、病院全体の看護の質を保証するために重要な立場です。
スペシャリスト
スペシャリストとは、特定の専門あるいは看護分野で卓越した実践能力を有し、継続的に研鑽を積み重ね、その職務を果たし、その影響が患者個人に留まらず、他の看護職や医療従事者にも及ぶ存在であり、期待される役割の中で特定分野における専門性を発揮し、成果を出している者です。
簡単に言うと、特定分野に強い人です。
スペシャリストを目指して看護師になる人も多く、看護師が目指す極みでもあります。
医療の高度化・複雑化の中で特殊な技術を有する業務などが増え、より専門性の高いスペシャリストの需要は増加傾向にあります。
看護におけるスペシャリストは高度実践看護師と呼ばれ、具体的には、専門看護師、認定看護師、特定看護師(仮称)、診療看護師(NP)があります。
スペシャリストは、時代のニーズに応じて大きく変化しており、診療看護師の教育課程の整備や認定看護師と特定看護師の研修をセットで行うことを検討しているなど、今後も大きく変化していくと思われます。
管理職
ジェネラリスト、スペシャリストに加えて、管理者(マネジメント)があります。
管理者については、ジェネラリスト、スペシャリストをベースに考えていくキャリアであり、これ単体を目指すのはキャリアとしてはありません。
しかし、マネジメントスキルを身につける必要があり、そのための知識や経験も臨床でしていくことから、キャリアとして考えても差支えないと思います。
まとめ
今回は看護師のキャリアについて書きました。
ちなみに、自分は看護学校に入った時は認定看護師になるつもりでした。特定の分野に興味があるとそれが看護師を目指す動機になる人もいます。
皆さんは看護師としてのキャリアをどう考えていますか?
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看護から進める道についてはこちら→https://note.mu/810poppo/n/n187a65f7380f
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