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【関連図】脳梗塞
男性産業保健師の鳩ぽっぽです。
今回の関連図はアテローム血栓性脳梗塞です。
解説
脳梗塞には3つの種類があります。
アテローム血栓性脳梗塞、ラクナ脳梗塞、心原性脳梗塞です。
このうちアテローム血栓性脳梗塞は有名で、重い後遺症を残しやすい種類です。
アテロームは生活習慣の乱れによって生じる血管障害のひとつです。
これにより、脳血流が障害され、脳が虚血状態に陥ったり、脳細胞が壊死したりします。
アテロームは他の2種類と比較しても太い脳血管で起こりやすいため、広い範囲で虚血、脳壊死が生じ、後遺症が重くなりやすいです。
後遺症の出方は梗塞部位や時間によって異なり、その重症度や種類は様々です。
有名どころで言えば、上下肢麻痺(片麻痺)や嚥下障害、異常感覚が挙げられます。
これらの後遺症により、セルフケア能力の著しい低下やQOLの低下を引き起こし、患者の生活や人生に大きな影響を及ぼしやすいです。
看護としては、セルフケア困難に対して援助したり、誤嚥予防や転倒転落防止、安楽の提供などが挙げられます。
看護学生でも受け持つことが比較的ある疾患ですが、生活面におけるリスクが多いため、対象の病態や症状について詳細に知り、少しでも確実な援助につなげていきましょう。
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以下より脳梗塞の関連図↓
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