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80歳のセンパイと暮らす。(5)

(4)から(5)までに1か月半もあいてしまった。。。
センパイは今日も元気にお出かけしていきました。

センパイは留守にしていますが、
庭のミモザが今、植木屋さんによって
切られています。
クレーン車まで来ての大作業。
15年くらい前、このミモザを植えたのは、
もちろんセンパイです。
センパイは基本、白い花が好き
(子どもの頃、母の日に赤いカーネーションを渡したら、
容赦なく、好きじゃないとバッサリ。
カーネーションは、かるく私のトラウマになってます)
ですが、ミモザは別格らしく、
「ミモザのある家って素敵じゃない?」
と、父の反対を押し切って庭の端っこに
植えました。
すくすく育ったミモザは、庭の端っこ過ぎたために、
電線に引っかかるようになり、大事故に
なる前に切らねばという話になりました。
植木屋さんに相談すると、
ミモザはすぐに伸びるので、定期的な剪定が必要だと言われ、
「抜いた方がいいわね 」
と、あっさり決断するセンパイ。
剪定は大変だけど、ミモザのリース作りたいしなぁ
と躊躇した私とは大違い。

センパイが帰ってきた頃には、
もうなくなってるよ、ミモザ。
「日当たりがよくなったわね」
とか言いそうで、オソロシイ。
きっぱり、すっきり、未練なし。
歳を重ねるって、そういうことなのかしらね。

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