今年も料理王国100選2023に選ばれました!
この度、百果葉商品の「えひめAIで育てる誠意系野菜」(カンパリトマトとフルティカ)が、昨年に引き続き、料理王国100選2023に認定されましたことご報告申し上げます。
料理王国100選は、料理雑誌『料理王国』が企画する、トップシェフや現役バイヤーをはじめとする審査員が食の逸品を選定する、2010年から続く品評会です。
百果葉は、2018年、2019年、2020年、2022年、2023年と5度目の認定となりました。
■【認定】 えひめAIで育てる誠意系野菜(カンパリトマトとフルティカ)https://ck-inc.net/100item/2023/13
【品評員方々のコメントをご紹介】
五藤久義さま
糖度重視型のフルーツトマトのマーケットが強い中で、酸度とのバランスが非常に良く、自宅使い、料理提案の幅が広がるこれから期待できる一品です。
(株式会社三越伊勢丹)
谷井正樹さま
栽培方法で土耕である点、農薬について配慮されている点は特に良いです。
(T&Nネットサービス株式会社)
商品のコンセプトは、
従来の「えひめAIで育てる高機能野菜」シリーズに、「誠意」を表面化させた、未来の価値観へ挑戦する商品です。
「誠意系野菜」とは、作り手自身の「誠実さ」が乗っている、という、作り手のこれまで積み重ねた誠実な努力(理念)が報われ、かつ、食文化を体現する、料理関係者に使ってもらいたいと考える農産物です。
人の口に入るものだからこそ、安心・安全だけでなく、誠意(作り手の誠実な思い)も含んだ野菜を作る、という新しい理念を生産者に持ってもらうためにも、消費者への共通認識形成を狙いとしています。(誠意の具体例:悪意の除去、薄利多売の否定、環境・人権配慮など)
「えひめAI」とは、納豆、ヨーグルト、ドライイースト、砂糖などの食物由来で発酵生成できる環境浄化微生物で、散布や希釈灌水により、生育に良い効果が見られます。
当方商品の、東日本大震災後から考えた10年後の、「高機能」という側面の食文化の価値観への先駆的アプローチ(商品開発時の2013年以降)を、成し得たことから、念願のCSV【共通価値の創造(Creating Shared Value)※】実現のための新しい挑戦です。
※2011年にマイケル・ポーター教授らによって提唱されたCSV(Creating Shared Value:共有価値の創造)は、営利企業が社会ニーズ(社会課題の解決)に対応することで経済的価値と社会的価値をともに創造しようとする概念。
15年も前の2008年に目撃したCSR(企業の社会的責任)の世界戦略から感じ得て、ひとりの力では時間がかかるのですが、少しずつ作り上げていくことができている、注目頂いていることに感謝しています。
世界的にも急激に価値観が変化している時だからこそ、
若い世代に未来を託す意味も含め、真摯に「誠意」「誠実」を伝えていきたいと思います。
個人的な話で恐縮ですが、育児と農業の両立をめざした私にとっては、
12歳の娘(小学校学校代表)のポスター作品が兵庫県のコンクールで選ばれたこと、同時期に表彰されることに、
奇しくも娘によって誠意系野菜が形作られていくことに感激してしまいます。
これで「フード・アクション・ニッポン アワード2014」の入賞から数えて8度目の表彰です。
(FAN2014、2015、2016、料理王国100選2018、2019、2020、2022、2023)
その間、多くの審査員の方々に知って頂けたことを誇りに思っております。
皆様本当に本当にありがとうございます。
百果葉(HYAKUKAYO)代表 安永周平