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J1リーグ第38節柏レイソル戦観戦記〜ミシャ体制と2024年


降格が決まった後の最初のホーム戦。2024年最終戦。ミシャラストマッチ。駒井菅ラストマッチ。



今日でミシャの姿を見るのも多分?最後


試合は開始すぐに近藤のゴールで先制。流れるようなゴール。ミシャが就任直後に「サッカーを観ている人はさまざまなストレスを日常生活で抱えると思うが、試合を見ている90分間はそれを忘れさせたい」と言っていたが、まさにそんなゴールだった。ミシャ体制で何度も見た美しいゴールだった。



その後もチャンスを迎えるコンサドーレ。2-3点入ってもおかしくはなかった。守備面では宮澤が抜群の読みで支える。岡村も細谷、マテウスサヴィオ、木下にも負けてない。馬場もよかった。今シーズン一番と思える出来。しかし、なかなか点が入らない。決めるべきところで決められない。今シーズンの低調さを表しているようだった。もう一点取れてたら…のガンバ戦や湘南戦、セレッソ戦が思い出さられる。

助かったのはレイソルの攻撃、ロングボール主体の攻撃だったが正直、あまり驚異ではなかった。それでも数回ゴールに迫られる。ポスト直撃のシーンもあった。


コンサドーレも荒野や中村を投入。試合終了。1-0での勝利。ミシャラストマッチを勝利で飾ることができた。


終了後はサンクスセレモニー。三上代表取締役GMの挨拶ではブーイング。


個人的には、降格の原因は代表取締役GMだけにあるとは思えない。シーズン当初の補強も悪くはないと思ってたし、今でもそう思っている。田中の代わりに高尾、小柏の代わりに武蔵、金子の代わりに近藤。どれもいい「補強」だと思ってた。


降格の原因は怪我人を多く生んだ沖縄の芝にもあるのかもしれないし(同じキャンプ地の浦和も怪我人に悩まされたシーズンだった)、フィットしきれなかった加入選手かもしれないし、活躍を期待されつつも活躍できなかった若手かもしれないし、選手のコンディションが上がらなかったことかもしれないし、それらが複雑に絡み合っていたんだと思う。だから代表取締役GMだけに責任があるとは思えない。が責任を取る立場にあるのは間違いない。そう思いながら見てたら石屋製菓の社長からこんな発表が


大きな拍手だった。石水社長がコンサの社長も兼任することで何か変わるのだろうか。来年はどんなシーズンになるのだろうか。引き抜かれる選手のニュースに怯えつつも、来年が楽しみになってきた。

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