以上は、「2024年4月3日衆議院・外交防衛委員会」での一コマ。そして、問題となっている米・共和党議員ティム・ウォルバーグ議員の記事についても下記に添付したい。
このティム・ウォルバーグ議員の発言は、日本人にとってもガザの人々にとっても、不適切発言を通り越して、一種人間扱いされていないという感触を持つ。ある意味、こういう人を差別主義者だというのかもしれない。少なくとも、日本人にとっては広島・長崎の問題はデリケートで、譲れない深いテーマでもある。今もって、米国のある種の階層の人間から、日本人の死なんて鳥の羽より軽いものなのかとも推測してしまう。
そもそも、広島・長崎を比喩として使用できたこと事態、日本人の神経を逆なですると思えるが、人種差別で育ってきた風土の中で、その言葉の意味の重さを頓着できる感性が欠如している人格なのだろう。米国人が日本人に対して表面的に友好的対応を取ってきたとしても、その本質に人種差別があることは否めないし、現在の日本の置かれた状況の中で、日本が独立国とは言えない扱いを受けているということを如実に表している言葉と言える。
以上まとめたが、みなさん相当怒っているようだ。テロリストを雇っていたことが分かった後でも、特に反省もせず長いこと放置していたUNRWAに対して、国民の意向も聞かずに52億以上の拠出金をさっさと再開を決定してしまった上川外務大臣。いまだに尖閣諸島周辺のEEZの中国の大型ブイは回収すらせず放置したままのようだし、今回の血が逆流しそうな米国共和党議員の発言もスルーしてしまう…。親中で親米で、どこまで卑屈な外交を続けていくのだろうか。