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「アバレルヨー」本当に帰せるか 難民申請繰り返すクルド人ら改正法10日施行でどうなる 「移民」と日本人

「何度も難民申請している『古参』のクルド人男性が、今回の法改正と強制送還の動きに動揺している」 関係者はそう話す。

男性は出入国在留管理局(入管)で今回の法改正について説明を受けたという。

埼玉県川口市ではトルコの少数民族クルド人と地域住民の軋轢が表面化している。

仮放免者は、難民申請中などのため入管施設への収容を一時的に解かれた立場で不法滞在の状態だ。出入国在留管理庁のまとめによると、市内には仮放免者が4月時点で700人程度おり、大半はクルド人とみられる。

改正法施行により、2回目の難民申請まではこれまで通り母国への強制送還が停止されるが、3回目以降は新たに難民と認定すべき「相当な理由がある資料」を示さない限り、送還できるようになる。

入管庁の3月のまとめによると、2回目以上の複数回申請者は全国に1661人。トルコ国籍が402人と4分の1を占める。全体の8割は2回目の申請だが、3~6回目も計348人いた。

仮放免者が送還対象となった場合、いったん各地の入管にある施設に収容されることになるが、入管関係者は「理由無く出頭に応じない場合は、入国警備官を自宅に派遣するなどして所在を確認することになる」と説明する。
(抜粋おわり)

https://news.yahoo.co.jp/articles/73aeca25b7d2fbe9176ca2c77ee6cc4f98d6544e