マイナ保険証低迷で「通報」促す? 河野氏が自民議員に文書送付
一瞬、どこの国の出来事かと当惑することが現実に起きているようだ。
マイナ保険証の利用率は5%程度に低迷しているという事実…過去どれだけの不手際があったか忘れてしまうほどあって、国民はマイナー保険証そのものの漏洩とか不信感を持ってしまった…それは個々人によって違うかもしれないが、少なくともLineの名簿漏洩事件でアマゾンで何者かに買い物をされた私は、漏洩されるかもしれない可能性のものからは、一切手を引くことにした。
個々人では、みんなそれなりの拒否反応が強く、そういう事態を作ったのは河野デジタル大臣を筆頭に政府責任のはずなのに、そんなことは忘れてしまっているのか、それとも河野氏には日本語が通じないのか、あるいは日本人のはずなのに、日本人的行動パターンが(若いころからの留学経験が長かった)分かっていないというか不思議な行動ばかり起こす。
日本人は露骨に相手を非難しないかわりに、信頼に能わずとなったら頑固に無視し何も受け入れてもらえない行動パターンをとる傾向にあるように思う。この件については、当初マイナー保険証に賛成の傾向を示していた人々のに、そういう人々まで敵に回した感があるのは、他でもない政府の責任で設計そのものから疑問視されている実態まで露呈していて、国民は完全にこの制度は利権そのものだということを見抜いてしまったのだと理解する。
そのように信頼を政府自らそいでいったにもかかわらず、マイナ保険証が利用できない医療機関の「通報」を促すようなことを真面目に計画している様子。「患者・病院ともに理解、協力していただき、マイナ保険証が普及してほしい」という趣旨だと河野事務所は言っているそうだが、なんでここまで国民ないしは医療機関を管理しようとするのだろうか。
さすが鳴り物入りの親中派大臣のやることは、まことに中国のやり方と相似形だ。国民の意向や意志は無視して、とにかく権力を行使しようとする。ここまで強権的なやり方は久しぶりなので、若干眩暈がして唖然とするばかりだった。