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「アイドルマスター シャイニーカラーズ 2nd season」第11話 感想

まずはこの記事を開いていただいたことに感謝を。

※以下一個人の主観による感想です
※先行上映未試聴
※NoMake未試聴
※多量のネタバレを含みます
※アイドルは全て敬称略なので注意
※間違いがある可能性があります(指摘いただけると助かります)
※約1900文字程度

今回も原作未読。
奇跡でも起きないと難しいノクチルに本当に奇跡が起きてしまった回。
ただし起きたのが透だけで、ノクチルに奇跡は起きていない。


☆話感想

表現方法の変化

全体的に映画っぽい作り。
特に透が走る場面のカメラワークとBGMが映画的表現。
ハート(いいね)と暗転を心臓と鼓動とかけるのは定番だけど、感情が凪いでいる透の血が滾る表現だと思うとこのベタさも良い。

このアニメでアニメ的な演出がある時は誰かの心が大きく動いた時。
1期だと真乃がPと出会ったとき。
2期だと各ユニット回のラスト。
透は真乃と出会ったことで、アイドルとして走り出します。

Don't think. Feel

真乃と透はシャニアニのダブルセンター。
アニメに限らずだと思うのですが、タイプが似ているようで似ていないので他マスに比べるとそういう印象にならないんでしょうか?

6話以上にこの二人の会話はちゃんと理解できる気がしません。
ただシャニアニって本当の意味で理解をする必要が無い作りだと思うし、
理解できないからこそ考える作り。
そんなシャニアニを象徴するような二人の会話。
まぁこの二人の会話をちゃんと理解できる人がいたらそいつやべー奴だよ。

2期では特に「どんなアイドルになりたいか」がテーマとなっています。
目標が無いとどう頑張ればいいかがわからないし、目標を極めればその子にとってのトップアイドル。
ゲーム的にはVoDaViを鍛えますが、アイドルの戦場がライブ会場だけなわけが無い。
バラドルはトップアイドルになれないのか、という話です。
そういう意味でもPはしきりにアイドルに投げ掛けていたんだと思います。

アイドルは頑張ってなる物でも頑張って目指す目標もない透。
なのにアイドルができてしまっているので「楽勝」と言ってしまう事も、
頑張り続ける真乃に対して「凄い」と感じるのもわかります。
真乃は「自分も何故頑張っているのか頑張れているのかもわからないが一歩前に進む」と透に無自覚ですが寄り添っています。
こういう所が真乃のアイドル性であり、283のセンターたる理由。

イルミネとノクチル

アイマスアニメにしては珍しく報連相ができるアイドルが多め。
報連相ができるユニット程ユニットの強度が高い印象があります。
稼ぎ頭のアンティーカが一番できていなかったり、出来なくなってしまったアルストが中盤まで空廻っていたりしています。

イルミネ
とにかく平等・対等感が強いユニット。
他と比べてユニットで会話している場面が多いのでそう感じさせます。
この子たちの会話って明確な解決策が出た事がなかったはずだし「きっと大丈夫」みたいなふわっと相槌が多い気がしますが、問題を言語化し不安を共有できる事の方が重要なんでしょう。
・ノクチル
透に全てが委ねられているユニット。
浅倉透がいないと小糸は同じ所ばかりを練習し、円香雛菜は何もできずに停滞するノクチル。
透が戻ってくるだけで動き出すあたりにカリスマというか危うい感じ。
報連相はできていないけれど感情の共有はできるのも原因か。

気になった点

・楽屋のイルミネ
楽屋でしか会えない位には忙しいって事なんだろうけれど、この子たちここに住んでいるみたい。
もうちょっとバリエーションがあっても良かったのでは?
それこそ今回は事務所で会話しているし。
イルミネと言えばお泊りのイメージがあるので真乃の部屋で会話とかあっても良かったのでは?

・結局透はなんで赤ジャーで映っていたの?
本筋に関係のない要素ではあるんですが、何処でどうしてそうなった?
283ジャージは青だし、有名DJのいるような所に透がいるのか?
というか奥の透るがあんなにはっきり映るんだろうか?
あげたやつも消しゴムマジックで消してやれ。
美少女がSNSでバズるのは橋本環奈さんの前例があるので11話導入としては良かったと思います。

・モブと透
前回3D衣装を作るのが大変だから~と書いたら透がいっぱい着替えたでござる、まぁ3着だし止め絵だし。
妙に寒そうな服装のモブに布を分けてあげてください。

まとめ


ノクチル回というか透回…まのとお回?
幼馴染コミュニティから引き出す存在は必要ですが、原作だと恐らくPの役割を真乃が担っています。
正直真乃透よりもシャニアニPを掴みあぐねている自分がいます。



最後までお読みいただきありがとうございました。


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