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【コナンカード】「信義の絆」新弾カード評価
こんにちは。
男女の友情は成立しない派、かざもんみです。
今回はコナンカード新弾で収録されるカードの評価を行います。
独断と偏見に基づくので悪しからず。
あと、今回は評価の高いカードをピックアップして紹介します。なので、カードプールを網羅出来ている訳ではないことはご容赦ください。
【評価方法】
10点満点で評価。
評価基準は「役割の広さ」「押し付けの強さ」「挙動の独自性」などを軸に行います。
特定の強い組み合わせ(コンボ)がある場合、その片割れの評価が高くなるほど、もう一方の評価が高くなります。
青
[Lv8]工藤新一 8点
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相手のLv8をスリープコストのみで取れるのは希少性が高く、適切な再現性で運用できるならぜひ採用したいですね。
毛利蘭を公開する必要はあるが、現状の青デッキはLv7帯が貧弱で1弾7毛利蘭に頼りがちだったり、Lv2も採用できたりなので(少年探偵団に寄らない限り)再現性は担保されてそう。新一と蘭の名称を多く採用するデッキもありかもしれませんね。
上半分の能力はあんまり意味なさそう。
[Lv4]江戸川コナン 8点
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青のLv4帯で灰原哀と選択肢になるカードですね。灰原哀の方が取れるパターンの広さ自体は上(場合の数)ですが、コナンの方が2枚分整理できるため都合の良い手札にはまとめやすい。
重要なのはこのカードの名称や特徴が優秀なことですね。1弾6灰原哀で出してカードが引けたり、2弾6毛利蘭の蘇生効果の対象になったりします。一方で灰原はヒラメキが付いてるのが差分。
まとめると、ニュートラルな強さ自体は灰原哀の方が上だが、カードの組み合わせ次第でコナンの方が優れている場合もあるということです。そして今の青デッキにはLv6灰原哀やLv6毛利蘭が入りそうなのでこっちの方がいいパターンが多そう。
[Lv5]最後の切り札 7点
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3択のモードから1つを選ぶカードですね。それぞれのモードは有効に作用するシーンがイメージできます。特にキャラをスリープさせるモードは盤面処理によって手数差をしっかり埋め合わせることができるため小型キャラが場に残っているとき結構使えそうなイメージ。
かゆい所に手が届くけど、雑に押し付けて活躍するカードではなさそう。40枚の枠に収まるかどうかだけど、1〜2枚くらい入れてもいいなぁ。
[Lv8]毛利蘭 6点
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Lv8で突撃はちょっと扱いにくさが目立ちますね。このカードで対応できるカードには限りがあります。
しかし良いところもあります。
①カード名称
毛利蘭って名前がついてるだけで上の8新一の起動条件を満たせるので大事です。
②立ち位置の良さ
次弾は8平次/8降谷/8佐藤7高木/8新一/8沖矢/8スコッチなどで8000横が作られやすい環境になることが予想されるので、AP8000突撃の立ち位置自体は悪くないと思います。懸念はガードなどで凌がれないかどうか。
③面処理と証拠獲得の同時進行
これまで青は面処理で粘ることは出来たけど、その過程で盤面or証拠で巻き返すことが苦手でした。リーサル力(瞬間の証拠獲得能力)も高くなかったので、相手からしてみれば面処理さえ間に合えばOKという認識を持たれていました。しかしこういうカードで証拠を詰めていくことが出来れば捲りにも期待できるかもしれませんね。
総評としては、単体で見ると扱いにくいといえるが、次弾環境ではこのカードが活躍できる条件が揃っており魅力的なカードになると思いました。カード評価は6点ですがデッキに入るカードだとは思います。
緑
[Lv4]「後ろの女に一言残したろ思てな…」 9点
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File4で振れるカードがあるかないかでデッキ強度は大きく変わってくるので、このカードの登場は緑にとって革命だといえます。
高Fileを維持して8除去を振り合う展開には絡められないのは流石にネックかな。トッ様は道中で振っても40点くらいはアンサーしてくれたしなぁ。というところでGODカードにはなりませんでした。
[Lv8]服部平次 9点
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コスト無しで相手のLv8キャラを取れるのはめちゃくちゃ魅力的。ただ相方の遠山和葉が面処理への貢献度が低いカードしか存在していないことからデッキ構築に負荷がかかるため、10点満点にはなりませんでした。
[Lv6]遠山和葉 8点→6点
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上述の8服部平次が強く、その起動のために遠山和葉名称が必要なので検討されるカード。カードカウントとしては1弾6灰原哀と変わってないので、盤面の拡大という意味でLv6としては十分な性能を持っていると言えます。先3での押し付けができるのは相当プラス。
出し先としてLv5以下の服部平次を採用しないといけないということで構築への制約がかかるのがネックです。ただまぁ次期環境は5/6000バニラの立ち位置がよく、重大な欠陥というほどではないという評価です。
(追記) 最後の能力が解決編でしか使えない、すなわち先3では使用できないとご指摘いただきました。大変失礼いたしました。点数は8点→6点とさせていただきます。
白
[P]鈴木園子 5億点
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白のカードは評価なしです。
赤
[Lv4]アンドレ・キャメル 10点
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ワイのイチオシカード。先2で出すとなぜか手札が1枚増えます。赤のデッキにとっては手札が増えることは非常に大きく、リーサル用のカードを手札にプールしやすくなりますし6メアリーなどの手札を切って決着に向かうカードも使いやすくなります。
コストにFBIキャラを捨てる必要がありますが、Lv2に2種類採用できますし同名カードも捨てられますし、最悪Lv7〜8の赤井秀一を捨ててもいいので再現性がかなり高いです。
デッキが許す限りはLv4の中で最優先されるカードだと思います。
[Lv8]諸星大 8点
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相手のLv8を取れるけど、寝てるキャラは取れない。普通に悪くないと思いますがコレ頼りの手札はちょっと怖いですね。
個人的には、お守り感覚で手札に残しておいて効率の良い返し方を狙う、って感じになると思います。デッキには入りそう。
[Lv8]赤井秀一 7点
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面展開を行いつつ、相手のLv下げを行って相対的に除去ラインを引き上げる役割が持てます。これまでにあんまりなかったタイプなので評価が難しいですが、3弾8赤井秀一や7ジョディ・スターリングの除去範囲がLv8まで伸びるのはかなり頼もしい。
特に先述の4アンドレ・キャメルや後述する6ジェイムズ・ブラックを手札から吐き切れるのは実質的なシナジーになっていて良いと思いました。
3番目の相打ち強制能力は相手の弱いキャラにガードされても暴発してしまいますし、使いこなすのは難しそう。特にこのカードをプレイするターンはFile1枚分除去が追いついていないので噛み合いが要求されそうです。
[Lv6]ジェイムズ・ブラック 7点
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解決編になってからなので先攻3ターン目に出すのは微妙ですが、それ以降では除去能力が使えれば相手の盤面-1自分の盤面+1かつ縦置きで返すことができるので強力なカードです。
4弾8赤井秀一との組み合わせによってLv5帯まで弾けるので中盤以降の除去も任せられる。
デッキに3枚入れていいかどうかは微妙だけど、噛み合い次第で大活躍してくれそうなカードです。
[Lv6]宮野明美 6点
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リソースに強いカードで、特にLv6以下の赤井秀一名称を不採用にするとLv7以上のカードを引き込むことが可能です。ただしLv8赤井秀一にはLv7以下しか取れないカードもあり、「相手のLv8を除去するカード」を引き込む確率を上げようと思うとデッキ構築に大きな負荷がかかります。
したがって、先3の最速プレイ以外でかなり扱いづらいと思います。白デッキの6中森銀三のように最速プレイ以外を割り切ることができるのであれば採用してもいいと思います。
黄
[Lv8]佐藤美和子 10点
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相手のLv8を除去できるカードの中でも最高峰のスペックであるとともに、7高木との組み合わせが非常に強いです。強いカード同士で相互作用があると、デッキのまとまりが良くなりますね。
挙動の再現性についても、現在のカードプールではほとんど警察のみでデッキを構成できるため些細な問題だと言えます。
[Lv7]高木渉 10点
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コンタクトでしか処理ができないけど、5松田によって縦のキャラも触れるようになったり8佐藤でパワーラインが引き上がったりと他のカードとの組み合わせで対応力が大きく上がっており、したがって強い動きを押し付けることが出来るようになっているというのが高い評価となっている理由です。
[Lv5]松田陣平 8点
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先置きできるスリープキッドというイメージで、非常に強力なカードだといえます。先攻4ターン目や後攻3ターン目の解決編に入るタイミングだと相手の現場に低APのキャラが残っているため、その手前の先3後2で置いておくと突撃迅速持ちを機能的に使いながら盤面処理を行えます。特に7高木のダブルアクションとの相性が◎
こういう突撃できないカードって中盤以降あんまり使い物にならないがちなんですが、8黒田兵衛や5伊達航などで繰り出して強いカードであるため黄色デッキの構造に組み込みやすいカードだといえます。
[Lv6]風見裕也 5点
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このカードを手札から出して使うのは決して強いとは言えませんが、7諸伏景光や5伊達航で繰り出す分には結構強そうです。そこら辺のカードにスロットを割く場合、選択肢に入りそうです。
黒
[Lv2]バーボン 9696261点
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これ発表された瞬間嬉しすぎて白ずくめの組織を引退したオイラです。
[Lv8]スコッチ 9点
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挙動で言うと1弾SRキッドに似ていますね。あちらと違って横面で返してしまうのはちょっとマイナスかな。8毛利蘭の8000迅速や4弾8赤井秀一の能力など除去のルートが増えるのは面強度の低下を意味します。
とはいえ他の黒のLv8よりは遥かに優秀ですし、仮に他の色に同じカードが配られたら使われそうだと思うので、Lv8の中でも高い評価になります。
[Lv8]ライ 5点
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Lv8で突撃しか出来ないことの弱さは8毛利蘭で触れたとおりです。
このカードの強みは相手の盤面を処理しつつ自分の盤面を拡大できることで、4ウォッカや6バーボンの手札を減らさないカットインと組み合わせればアドバンテージ+できます。ただその再現性は決して高くないので、このカード頼りのデッキ構成は危ないものと言えるでしょう。
決まれば強いコンボを内包しつつも、汎用性の低いカードです。なので1枚入れるか入れないかというところで迷いそうです。
まとめ
点数を見てもらえればわかる通り、黄色が新弾によって一番強化されるのではないかと考えています。また他の色も強力なカードやその組み合わせが着実に数を増しており、トッ規制後の白デッキと十分張り合える強さになったと思っています。(黒を含む)
基本的に初期のメタは黄色中心になるかと思いますが支配的といえるかどうかは議論の余地があり、どのデッキも活躍できる土俵は出来ていると言えるでしょう。
本記事についての質問や感想などありましたらX(@kazamo__)またはマシュマロまでお願いします。最後まで読んでいただきありがとうございました。