2024.10.13(日)秋華賞🏇
出走馬は以下の15頭。
◉ランスオブクイーン(7番人気)
○ステレンボッシュ(2番人気)
○チェルヴィニア(1番人気)
▲タガノエルピーダ(9番人気)
▲ホーエリート(14番人気)
▲ボンドガール(5番人気)
△ミアネーロ(4番人気)
△クイーンズウォーク(3番人気)
単勝
◉(1点)
馬連
◉ー○(2点)
◉ー▲(3点)
3連単◉○2頭軸マルチ
◉ー○ー○▲△(66点)
3連複
◉ー▲ー▲(10点)
今年の秋華賞は桜花賞馬ステレンボッシュとオークス馬チェルヴィニアが揃って参戦。オッズは2強ムードかと思いきや、案外割れている。
その理由の一つが2頭に対する信頼度の低さである。
ステレンボッシュは不利な大外枠。調教も良くはない。一方のチェルヴィニアは枠も鞍上も完璧だが、やはり休み明けで凡走した桜花賞がチラつくのだろうか、オッズは3.1倍とややついている。ただ一度しか走っていない右回りが今回の臨戦過程と似ていて、それでいて13着と大敗しているので致し方ないところか。
ただ前走のオークスを見ればわかるように上記2頭が抜けた能力の高さなのは明らか。この2頭を打ち負かすにはそもそもの能力が高くなければいけない。
そして夏から秋の各馬の臨戦過程やレース結果を見る限り、春の勢力図が大きく変わった様子は見受けられない、というのが自分の結論である。
そこで注目したのが、春のクラシック組である
◉ランスオブクイーン。
年明けデビューで初勝利までおよそ4戦を費やしたランスオブクイーン。オークスは未勝利を勝ったばかりで挑んだにもかかわらず、クイーンズウォークとタイム差なしの5着に大健闘。しかも不利な大外18番からハイペースを先行してのものだ。
3着までは4コーナーをまわって軒並み10番手以下にもかかわらず、この馬とクイーンズウォークだけが先行勢で残った。ただしクイーンズウォークはかねてからオークスを大目標と掲げており、枠も2番とロスなく競馬してのもの。価値としてはランスオブクイーンの方が断然高いだろう。
前走の夕月特別は牝馬同士の条件戦だったが3着に敗れたことで今回もそれほど人気していないが、悲観することはまったくなく、むしろ美味しい。スローペースを終始大外をまわって追走してタイム差なしの3着は評価を落とす必要はない。オークスまで毎月1走していたようにタフさが売りで、前々走、前走とレースを使った上積みは大きい。
レース展開としてはセキトバイーストとクリスマスパレードの2頭が互いに譲らず、そこそこペースは流れると見ている。2頭とも前に行って結果を出しており、ここも自分たちでレースを作りに行くだろう。ただどちらも外枠と枠に恵まれず、おそらく彼女たちの仕事は4コーナーをまわるあたりまで。例年通り差し決着になるとみた。
ただランスオブクイーンはオークスを見る限りペースが流れても好位の前目で競馬ができ、最後まで脚が残る。タフなレースになれば後ろにいる能力馬より、当然前にいる能力の高い馬の方が有利だ。
京都は3.4コーナーで下りが続くので、今まであと一歩だった差し馬勢にもチャンスが出てくる。ホーエリートやボンドガールにはプラスに働くだろう。タガノエルピーダはようやく良馬場の右回りで走れる。元々牡馬の出る朝日杯でジャンタルマンタルに0.2差の3着に健闘している能力の高い馬なので、この条件替わりは願ってもないチャンス。
ミアネーロはまた内枠を引いたのでヒモには入れたい。ただ京都をこなせるのかは未知数。
クイーンズウォークは調教が微妙。オークスも上記のように大目標に据えていたわりには馬券にも絡まなかった。オークス上位組なので切りはしないがヒモまで。