0412 桜花賞
【チューリップ賞組】
4着以下だった馬の巻き返しパターン。
2002 シーイズトウショウ…阪神JFは0.4差の4着。チューリップ賞も0.3差と差のない競馬。
2009 ジェルミナル…既にフェアリーS勝ちがあり、地力は証明済。
2012 ジェンティルドンナ…シンザン記念を勝っており実績あり。
2013 レッドオーヴァル…紅梅S勝馬。チューリップ賞1番人気で出遅れ。本番は外人騎手で見直し
2013 プリンセスジャック…前走、人気のアユサン勝っていて、このチューリップ賞でもアユサンとは0.3以内で粘っている
2015 コンテッサトゥーレ…重馬場で度外視。既に紅梅Sを勝っていて地力は証明している。本番ではルメール起用。
傾向としては、前年末から同年の年明けにかけて既に実績があったにも拘らず負けたパターンが多い(2013だけは厳しいが。笑)。
今年の桜花賞出走馬でチューリップ賞4着以下だったのは、チェーンオブラブ、スマイルカナ、ウーマンズハートの3頭。チェーンオブラブはOP勝ちや重賞勝ちがない。この馬に0.4差をつけてフェアリーSを勝ち、前走は慣れない控える競馬で持ち味を発揮できなかったスマイルカナは残していいだろう。ウーマンズハートは新潟2歳Sの勝ちはあるものの、阪神JFは大敗、チューリップ賞もイマイチ。紐に入れるか微妙なところだが、ただ着順は落ちてもレシステンシアとの差は僅か0.2であることを考えれば、枠も考慮して残しておいた方が良さそうだ。
消し→2
【フィリーズレビュー組】
2012 アイムユアーズ…阪神JF2着
2016 アットザシーサイド…阪神JF5着
2017 レーヌミノル…阪神JF3着
今年のフィリーズレビュー組は1.15.16.18。
唯一の阪神JF出走馬のヤマカツマーメイドはレシステンシアには離されたが、2着とは0.4差の5着。
消し→1.16.18
【紅梅S組】
対象はヒルノマリブ。過去10年このレースからの直行組は馬券になっていない(あるいはステップを挟んでいる)が、レースを見る限り前目に付ける脚はあり、粘りはなかなか。枠も良いので紐として残しておく。
【シンザン記念組】
過去、マルセリーナやジェンティルドンナ、アーモンドアイなど錚々たる面子を輩出してきたシンザン記念好走馬だが、直行で桜花賞で馬券になったのは怪物アーモンドアイのみ。他の馬はステップレースを使っている。現在3番人気となると明らかな過剰人気。ヒモに入れてもいいが、その場合は点数を絞る必要がある。
ここは軽視したいところ。
【阪神JF組】
直行で結果を出したのは阪神JF優勝馬のレッドリヴェールのみ。リアアメリアは前走大敗しており、右回りで強いところを見せていない。気性的に直行の方が良いタイプなのだろうが、ここは軽視したい。
【エルフィンS組】
このレースからの直行組もマルセリーナしかいない。マルセリーナはシンザン記念を好走している。今回のデアリングタクトは外差し有利とは言え、好タイムで楽勝。残しておきたい一頭。
【アネモネS組】
過去10年で馬券にならず。今回の出走馬2頭も強いところとはレースをしておらず、今回は軽視すべき。
消し→10.12
【クイーンC組】
過去20年、クイーンCからの直行は1.2番人気かつ1.2着の馬のみ来ている。
今回はミヤマザクラが該当。マジックキャッスルは切ってよい。
(追記: 過去30年まで遡ると、1998年エアデジャヴーがクイーンC4番人気2着で本番3着のパターンがありました。)
消し→13
【軸にできる馬】
過去10年でチューリップ賞組の馬が馬券に絡まなかったのはマルセリーナが勝った2011年のみ。この年はチューリップ賞を圧勝したレーヴディソールが骨折で桜花賞を回避した特殊な年。この馬が出てきていたら馬券になった可能性は高いだろう。またチューリップ賞3着のメデタシは4着に好走しており、やはり信頼度は高いレースと言える。
今回のチューリップ賞組で残った馬は3.5.6.11.17。まずはここから軸馬を探すのが良さそうだ。
◉レシステンシア
○デアリングタクト
▲クラヴァシュドール
△マルターズディオサ
△スマイルカナ
注ウーマンズハート、ヒルノマリブ、ヤマカツマーメイド