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グルワイ S++攻略記事その2 Jack-the-Ripper◆


概要

sasakure.UK氏によるBMS楽曲。道中のゆったりとした中に時折激しさが垣間見える曲調や、サビのフレーズ、変拍子が、元ネタとなった切り裂きジャックを良く表現している。
譜面はゴモアと並ぶグルワイ初期の最難関候補。AC収録こそされなかったものの、このままでもAC難易度基準で13強~14程度はあると思われる。

攻略

注意

この攻略記事はフルチェインかつS++を目標にする中級者向けの記事であり、PERFECTを目標にした上級者向けの記事ではないことに注意してください。
そのため接続を優先した逆餡蜜処理による攻略が出てくることがあります。
またもともと自分用に作った攻略メモに文章を足す形で作っていることが多いので、その部分だけ不自然に感じることがありますがご了承ください。

全体

まずBPM変化について。パフェ狙いの場合ほど敏感に対応する必要はないものの、それでもある程度は理解しておかないとCOOL以下を出しまくってS++に乗らない可能性があるので要確認。
BPMは210→228→240→210と変化している。
変化の場所は
・210→228
二回目のクリティカル→スライドが連続して来る地帯を抜けた後
・228→240
Dスラ→クリティカルの配置を抜けた後
・240→210
三回目のクリティカル→スライドが連続して来る地帯を抜けた後
となっている。
特に240→210の場面はそのあと速く打ちがちなので注意。

次に変拍子について。個人的な意見だが、この曲に限らず変拍子曲は拍子を意識するよりは曲に乗っていけば大体叩けることが多い。強いて言うならこの曲は序盤、中盤、終盤の8分複合地帯がだいたい5/4拍子3小節→6/4拍子1小節、サビが3/4拍子であると理解しておくと役に立つかもしれない。

序盤

Dホールド前の8分連打は奇数(11打)。だが16分3連打から完全交互で叩けば偶数打になるため問題なく叩ける。
その後の8分複合が問題の箇所。最初はヒットの打数やスライドの入り手が分からず混乱することが多い。
配置は
◎○○○○○○○○←
◎○○○○○○○○→
◎○○○○○○○○[←○○]○○→→→○○○←←←
◎○○○○○○○○→
◎○○○○○○○○←
◎○○○○○○○○[→○○]○○←←←○○○→→→
[]内は16分
クリティカル→ヒット8打→スライドの繰り返しである。完全交互でヒットとスライドを取る場合クリティカル直後のヒットとスライドは同じ手で取る。
16分3連打→3-3複合はクリティカル直後のヒットから完全交互の場合16分3連打は入り手、スライドは逆手から入る。

その後の一回目のクリティカル-スライド地帯を抜けた後は譜面は穏やかになる。

中盤

配置は
◎○○→←→○○○→
◎○○←→←○○○←
◎○○→←→○○○[→○○]○○←←←○○○→→→
クリティカル直後のヒットと3打スライド、一打スライドは同じ手で取る。

この配置の後に来るヒット長連打→交互スライド連打のスライドは入り手と同じ手で取る。
その後の二回目のクリティカル-スライド地帯は後半スライドがDスラになり、さらに若干見切りにくい。
配置は
◎(→→)  ◎(←←)  ◎(→→)

この後からBPMが228になる。曲も若干速くなっているため分かりやすい。
序盤と同じように譜面は比較的穏やかになるが、スライドが含まれるなど序盤より難化しており油断はできない。特に同方向Dスラ1つ-反対方向始動のスライドの配置はサビでも現れる厄介な配置。スライドの入り手は急ぎ目に動かす。
上下Dスラ→クリティカルの配置を抜けた後はBPM240になり、しばしの休憩地帯。ただし付点8分配置の場所と6分配置の場所があるので注意。
6分配置になっているのはスクラッチ後のヒット二つと斜めDスラ。

サビ直前~サビ

ヒットは6分配置が3つ来た後4つ目から少しずつ間隔が開いてくる。

直後にこの譜面の接続における最大の難関ポイントがある。
配置は
◎→→→◎←←←◎◎◎◎◎
特にクリティカル5連打が非常に繋ぎにくい。攻略としてはスライドを交互で打ち、指の動きを最小限に抑えるためにクリティカル5連打は←と同じボタンで押すこと。あとは頑張って縦連をつなげるだけのシングルを身につけるしかないので、筋トレ(指トレ?)を頑張ろう。

サビの配置
これ以降この項目における[]内は16分、()内は矢印二つで一つのDスラ、〰〰はスクラッチを表す
◎〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〰〰
クリティカルは5連打の最後のクリティカルと同じ。
ヒットは11打。スクラッチは左手←↓、右手↓→を適当に押していれば問題なく繋がる。

[〇〇〇]〇↓↑↓↑〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇[〇〇〇〇〇]〇◎
完全交互推奨。完全交互でスライドと16分5連打は入り手と同じ手で叩ける。

[〇〇〇]→〇←〇→〇←〇
完全交互だと入り手は動かさず逆手でスライドを左右に動かすやり方が混乱しない。スライドを改めて16分の入り手と同じ手で入る場合は
→→←←→→←←
とすると混乱しにくいかも(自分は完全交互でやった)。

◎〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〰〰
ひとつ前の配置のヒットとクリティカルは8分で繋がっている

[〇〇〇]〇↓↑↓↑〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇[〇〇〇〇〇]〇◎
二つ目の配置と同一

[〇〇〇〇〇〇〇〇→]    〇←    〇
16分は9連打

◎〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〰〰
ひとつ前の配置のヒット以下略

[〇〇〇]〇(↑↑)↓↑↓↑↓〇〇〇〇〇〇〇〇[〇〇〇〇〇]〇◎
前述の通り同方向Dスラ-反対方向のスライドが厄介。その後の16分5連打は交互の場合スライドの入り手とは逆の手から入る。個人的には無理やりスライドの入り手と同じ手で入り直す方がやりやすい。

[〇〇〇]〇〇→←◎◎→←

◎〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〰〰
ひとつ前の配置のスライド以下略

[〇〇〇]〇〇(→→)←→←→←〇〇〇〇〇〇〇[〇〇〇〇〇]〇◎
注意。引っ掛かりやすい。
Dスラの前の8分ヒットが2つになっており、代わりにスライド後のヒットが一つ減っている。そのためDスラ前のヒットの数が奇数になっており捌きにくい。またスライドと16分5連打の入り手は同じ。

[〇〇〇〇〇〇〇〇↑]    〇◎    〇
16分は9連打

◎〇〇◎〇〇◎〇〇◎〇〇
ひとつ前の配置のヒット以下略

3回目のクリティカル-スライド地帯後のDホールドからBPM210に減速する

終盤

序盤、中盤と同じリズムだが配置がそれらよりも厄介。
配置は
◎○○○○○○○↑↓
◎○○○○○○○↑↓
◎○○○○○○○↑[↓○○]○○↑↓↑○○○→←→
◎○○○○○○○→←
◎○○○○○○○←→
◎○○○○○○○→[←○○]○○←→←○○○↓↑↓
[]内は16分
スライド2連打はヒットの入り手とは逆の手から入る。
クリティカル直後のヒットから完全交互の場合16分三連打は入り手で、3-3複合のスライド3連打は逆手で入ることは同じだが、それまでと異なり混乱しやすいスライド配置なのであらかじめ運手を決めておくことが有効。

4回目のクリティカル-スライド地帯はスライドが全てDスラ。
配置は
◎(→→)  ◎(←←)  ◎(→→)  ◎(←←)  ◎(←→)    ◎(←→)
最後に3-3複合と16分4連打→ホールドでフィニッシュ。
配置は
→→→/←←←/→←→←[○○○○]〇ー
[]内は16分、/は分かりやすくするための区切り

自分の成績と感想


最初は何も分からず振り回されるだけだが、理解してくると縦連はともかくそれ以外は精度がそれなりにまでは良くなっていくタイプの譜面。詰めててとても楽しかった。一回サビまで繋がったものの緊張でそのあとにCOOLを連発しS++寸止めで終わったこともあったが、そこからあまり回数かからずに自己べを出せたので助かった。
縦連力が必要とはいえ、BPM190で12分(BPM285の8分相当)クリティカル13連打をやらされたり、BPM270で8分クリティカル15連打をやらされるよりはだいぶマシであるため、頑張ればCOOL以下は出ても繋げることまでは何とかなる人も多いかと思われる。そのため、積極的に挑戦してみるのもいいかもしれない。


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