今宵はブギーラップ(with 山下誠一郎)がリリースされたので語りたい

ついに出た！
山下誠一郎が歌う！　キャラソンじゃない！
山下誠一郎作詞、白戸佑介作曲、MVは森田と純平監督の激アツ作品が……！

ひとまずフルMVが既にYouTubeに上がっているのでまだ見てない方は見よう！

ダウンロード販売やサブスクにはインストもあるぞ！　下記以外にも大抵のところで配信されている。

iTunes/Apple Music

Amazon music

ブギーラップの起こりから話そう

そもそも何の歌なのや？というと、リモート制作ショートアニメ「ノクターンブギ」の一企画として作成された曲である。
製作委員会方式でなくクラウドファウンディングで運営している作品で、早くからクラファンに参加していた先輩ブギナーの皆さんの協力で、目標の200％を達成し曲だけでなくMV作成、さらにはダウンロード販売・サブスクまで展開が広がった。

当時の様子は山下さんと森田と監督がMCを務める「のくたんレディオ」で聞くことができる。（なんとそもそもの発端はのくたんレディオ第一回である。フッ軽！）

どうやら次回（執筆時点今日の更新回）ブギーラップの裏話をするらしい。どこまで話してもらえるかわからないが、一旦の公式見解が出てしまう前に深読み長文を書いてしまおうとこの記事を書き始めた。
歌詞を知ったのがMV公開されてからなので、今更なことや的外れなことがあるかもしれないし、そもそも曲の考察って野暮だぜ！と感じるかもしれないがご容赦されたい。

※隅まで語りたい記事なのでYouTube概要欄中の歌詞をほぼ全て引用します。問題あればご指摘ください……！

タイトル

歌詞に行く前にタイトルも見逃せない。

「今宵はブギーラップ」

作品タイトルである「ノクターンブギ」の「ブギ」から着想を得て、往年の日本語ラップのヒップホップ「今夜はブギーバック」をもじったタイトルであることは間違いないだろう。

Wikipediaの「今夜はブギーバック」の項を見るとオザケンとBOSEは同じマンション（通称：ブギーバックマンション）で暮らし行き来する仲だったらしく、作品中のシェアハウス「ノクターンブギ」に通じているところがある。

タイトルもじりだけでなく、歌詞も通ずるところがありそうなので該当箇所でまた取り上げたい。

イントロ

Welcome to the showtime
Welcome to the share house

「ショータイム」と「シェアハウス」の頭「SH」でちょっと踏んでいる。

「（ショーなどの何かが）始まる時間へようこそ」「シェアハウスへようこそ」であるが、「この曲が始まる」ことと「シェアハウスでの物語が始まる」ことを意味していそうだ。

1番ヴァース

ようこそ紳士淑女　皆様
はるばるご苦労　Top of the 摩天楼

イントロのWelcomeを受けての「ようこそ」、のっけからUO（母音：うお）で踏みまくりである。

・「ようこそ：YOUKOSO-」「しゅくじょ：SHUKUJO-」「ごくろう：GOKURO-」「とぷおぶ：TOPUOBU」「まてんろう：MATENRO-」

摩天楼はシェアハウスのある大都会を指し、最上階にあるシェアハウスに集った6人の男女を描いている。闇の住人である5人は異界からやってきているので「はるばるご苦労」。

ここはシェアハウス　イカス　規格外の立地
リッチな門構えでお出迎え　オーナーは不明
Who made this house?
ますます気になります正体　でもまずはご紹介

・「しぇあはうす：SHEAHA-SU」「いかす：IKASU」「きかく：KIKAKU」
・「りっち(立地)：RICCHI」「りっち(リッチ)：RICCHI」
・「もんがまえ：MONGAMAE」「おでむかえ：ODEMUKAE」
・「ふめい：FUMEI」「ふーめい：FU-MEI」
・「はうす：HA-S」「ますます：MASMAS」「なります：MAS」「まず：MAZ」（上記「はるばる」と「ますます」も繋がってるな）
・「しょうたい：SHO-TAI」「ごしょうかい：GOSHO-KAI」

ここでここはシェアハウスって言ってた…。なので確実に大都会の頂上に佇むシェアハウス「ノクターンブギ」を描写している。
管理人が出てくるのだが、闇の住人の事情に詳しい様子であること以外謎に包まれている。人間かもわからない。そしてこのシェアハウスが一体何の目的で誰に建てられたのかは不明である。闇の住人5人と人間1人を引き合わせて何かしようとしている……？

このショータイムは練りに練られた構成
個性豊かなオンリーワンの住人　十人十色
だけど隠し通す正体　100面相　破れんぞ1000％
万世一系　めざせ種族の繁栄
そうは言っても・・・ねぇ？

・「しょーたいむ：SHO-TAIM」「しょうたい：SHO-TAI」
・「こうせい：KO-SEI」「こせい：KOSEI」
・「じゅうにん(住人)：JU-NIN」「じゅうにん(十人)：JU-NIN」
・「ひゃくめんそう：HYAKUMENSO」「やぶれんぞ：YABURENZO」「ぱーせんと：PA-SENTO」
・「ばんせい：BANSE-」「いっけい：IKKE-」「めざせ：MEZASE-」「はんえい：HAN’E-」

場所の描写から今度はWelcomeしたショータイム、ノクターンブギの設定や物語の流れについての話に。
シェアハウスに集まった若者たちは、自分を変える一歩を踏み出すためだったり、新しい恋を探すためだったりの目的でやってきたが、人間界にあるシェアハウスで生活する以上モンスターである正体がバレるのはご法度である。

凝った設定や仕掛けに定評のある森田と監督の脚本をして「練りに練られた構成」と言っているのだろうが、このヴァースもかなり練りに練られている。

「オンリーワン」「十人」「100面相」「1000％」「万世」と桁のカウントアップ！　気持ちいい〜！
コーラスに向かって我々のボルテージも上がっていく。
「一系（一京）」もちょっとカウントアップにかかっているかも？　億と兆がないけど。
1000％といえば仮面ライダーゼロワンの天津垓を思い出すので「垓」も含まれていると言っていいかもしれない！

「そうは言っても・・・ねぇ？」はMVでのはにかみの威力が高いが、ここは自分を変えたくてシェアハウスに来たものの、なかなか自分の狙ったように人間関係を作れていない魔理や霧矢に対して投げかけているように感じる。
ねぇ？の含みには夢や希望がたっくさん詰まっているなあ……。

Boy meets Girl　気になるお年頃　意味ある落とし物
それは真実の愛　たぐる運命の赤い糸
たどる先のヴァージンロード
その果てにあるのはキスか　或いは　死すか
静かな夜に始まるマージナルなパーリナイ
さあこちらへ

・「きになるおとしごろ：KININARUOTOSHIGORO」「いみあるおとしもの：IMIARUOTOSHIMONO」
・「たぐる：TAGURU」「たどる：TADORU」
・「いと：ITO」「ろーど：RO-DO」
・「あるのは：ARUNOWA」「あるいは：ARUIWA」
・「きすか：KISKA」「しすか：SHISKA」「しずか：SHIZKA」
・「はじまる：HAJIMARU」「まーじなる：MA-JINARU」「ぱーりない：PA-RINAI」

ここから恋愛の話。
慣用句の「Boy meets Girl」は霧矢的にはBoy meets Boyがいいんだろうけど、なんだかんだ霧矢に影響を与えているのは魔理のような気がするのでGirlで良いんだろうな。

ここが最長の韻かな？「気になるお年頃」の思春期と「意味ある落とし物」で踏んでいる。「意味ある落とし物」ってなんだ？ってところだが、その後ろに「それは真実の愛」とあるので真実の愛が落とし物のようだ。
“恋に落ちる“とはよく言うが、“真実の愛を落とす“（そしてそれに意味がある）は、心を奪われるような劇的な恋愛の感じがする。あるいは、これまで真実の愛を知らなかったので落とし物をしているとも読めそう。こっちの方がしっくりくるかな？　前者だと未来の話で、後者はこれまでの話になる。
余談だが「真実のアーイ！（諸手挙げ）」にも聞こえる。

そして恋愛や結婚の象徴「運命の赤い糸」「ヴァージンロード」を主体的に追いかけていく様子が描かれる。これは恋に対しての理想像なのかな。

思いが成就した先にあるのが「めでたしめでたし」なのか闇の住人であることがバレて「終わり」なのか……。「死す」が大往生を指すとすれば「一生をともに過ごしました」になるけども。死なない不死人（キョンシー）も住人の中にいるけどキョンシーにとっての「死」は特別な意味になりそうだ。

というか、ここは「キス」から「死す」が導かれたかと思ったけどどうやら違う。言いたい部分はその後ろの「静かな夜」（ノクターン）の方とすれば、「静か」から「死す」、「キス」、そしてその前の恋愛の話の順で組み立てられたのではないかと思う。
作品の恋愛要素と異能バトル要素をうまいこと作品のタイトルに絡めた韻である。すごい……。

「マージナルなパーリナイ」って結構好き。「世界の片隅でこっそりわいわい楽しもう」って感じだろうか。1話10分未満のノクターンブギが更新された夜にスマホ片手に楽しんでいる我々の様子にも当てはまるなあと。

1番コーラス

今宵も月が綺麗　でも言えなくて
心だけは分かち合えず　NOCTURNE
けどそんな夜も　キミがいるから好きになれる
フェイクじゃない　BOOGIE
僕ら不意に　落ちた恋に　キミに夢中さ　ノクターンブギ

・「ふいに：FUINI」「こいに：KOINI」「きみに：KIMINI」
・「ぼくらーふい：BOKURA-FUI」「おちたーこい：OCHITA-KOI」「のくたーんぶぎ：NOKUTA-NBUGI」

サビラストに作品タイトルで踏んできます。気をつけろ！　ただでさえ「魔進戦隊キ〜ラメ〜イジャ〜♪」とかラストに作品タイトルで〆てくるのにオタクは弱いってのに！　ちょこちょこ「NOCTURNE」「BOOGIE」と小出しにしておいてさらにこのロマンチックなワードを紡いでくるかね……！　くぅ〜〜〜！

「月が綺麗」は有名な夏目漱石的「愛してる」のいい回しであるが、これが言えないと……。切ねえ……。
「ブギーバック」の方では「心変わりの相手は僕に決めなよ」と言っている（思ってるだけかもだけど）くらい自信ありげなのだが、それと比べるとかなり奥手で今っぽい。

「心だけは分かち合えず」ここはシェアハウスで空間を分かち合っているのに心は……という対比。分かち合えない心細い夜。
この後に続く「フェイクじゃない」が「BOOGIE」にかかっているのかその前の「キミがいるから好きになれる」にかかっているのかだが、「フェイクじゃないブギ」だと「嘘偽りなくこの暮らしを楽しんでいるよ」って意味になるし、後者だと「キミがいるから前向きになれるよほんとだよ」って意味になる。どちらにしてもシェアハウスの仲間へのラブコールになるので大きな問題じゃないかもしれない。
ちなみに「フェイクじゃない」はこれまでの「正体を隠す」ってところとの対比だろう。

作中で今のところ明確に不意に恋に落ちてるのは唯一人間の影山さんか……。「僕ら」ではないけども。インスタ連載によるとこれまでも悲恋が結構あったみたいで切ない男だなあ。

「キミに夢中」の「夢中」は「ゆめなか」とも読めるのでサキュバスである夢仲魔理要素とも取れるかな？　聞いてる人はこの歌声に夢中なんですけどね。

2番ヴァース

やっと2番です。ここからはキャラの要素を盛り込みつつ恋愛模様を描写していく。

まるで夢のような仲間との暮らし　一度きり？やなこった
なんてこった　パンナコッタ　like新喜劇
ではないけど　これは真実で史実じゃない刺激的な喜劇

キャラ名隠し
「夢のような仲間：夢仲魔理（ゆめなか まり）」「一度きり？やなこった：久結霧矢（きゅうけつ きりや）」

・「やなこった：YANAKOTTA」「なんてこった：NANTEKOTTA」「ぱんなこった：PANNAKOTTA」
・「しんきげき：SHINKIGEKI」「しんじつ：SHINJITS」「しじつ：SHIJITS」「しげき：SHIGEKI」
・「しんきげき：SHINKIGEKI」「きげき：KIGEKI」「きっげでぃ：KIGGEDI（後述 Kick! Get it!）」

中心キャラクターである魔理と霧矢の名前を盛り込みつつ、天然を発揮してわちゃわちゃする二人の空気が出ている。魔理パンナコッタ好物だったりしないかな。
「史実じゃない」って誰かが恣意的に記録したものじゃないってことだと思うのだけど、シェアハウスから連想されちゃう「やらせ」とは違うよって取れた。そしてそう、これはラブコメディなのだ。最近のバトル展開で忘れがち……。でも戦いがあるからこそ愛が輝くから……。

Kick! Get it!
生涯の愛を誓い蹴り飛ばせ障害
負け犬にはならない遠吠え
大声で愛を叫ぶ　ここが世界の中心
おお神よ！！！

MVここで蹴られちゃいます（朗報）。

キャラ名隠し
「おお神よ！！！：大噛美 瑠衣（おおかみ るい）」

・「しょうがい(生涯)：SHO-GAI」「しょうがい(障害)：SHO-GAI」
・「とおぼえ：TO-BOE」「おおごえ：O-GOE」「おお：O-」

カップル成立してる勢いのターン。「負け犬にはならない」のあたりでチリリリと聞こえる。イケてるギャルであるルイルイ（イケてるってまだ言うよね……？）の肉食的な片鱗が見えている。ルイルイはこういうこと思ってるけど行動に移すのはちょっと躊躇いがあったりするタイプと見てる。

そして『世界の中心で愛を叫ぶ』オマージュの「ここが世界の中心」ときて1番の「マージナル（隅っこ）」と対比になってますね。愛に向かって最強になっておる！

あと闇の住人に宗教があるのか、どんななのかもちょっと気になる。宗教って不安な気持ちを切り替えるための手段の側面が強いと思ってるので、人間より寿命が長くて強いモンスターが信仰する宗教ってどんなだろうと。人間の真似してみた歪なものとか現人神的なものとかありそう。

オーケーオーライ　きよしこの夜にトライ
あなたにもパラサイトしないと　もたないよおれのハート
これも愛でしょ？

キャラ名隠し
「オーケーオーライ　きよしこの夜：桜来 清（おうらい きよし）」

・「おーらい：O-RAI」「とらい：TORAI」
・「あなたにも：ANATANIMO」「ぱらさいと：PARASAITO」「しないと：SHINAITO」「もたないよ：MOTANAIYO」
・「おれのはーと：ORENOHA-TO」「これもあい：KOREMOAI」

韻踏んでないところのが少ない清くんのターン。
怒涛のAAAIO（あああいお）でプロのヒモを描写し、清の一人称「お↑れ↓」のイントネーションを盛り込み、ハートと愛の概念並列。

最新話では霊幻道士（ネクロマンサー）に操られるただのキョンシーじゃないことが判明したりと、ヒモになった経緯もひとくだりありそうだ。

たまたまここで逢ったが100年目の運命
なりたい共同体　今日どうだい？
なんて軽々しく言えやしない本命への本音
そう　心にはいつだって光と影
やましさと純情の狭間　無様
ゆれる天秤　自己憐憫　でも変人　じゃないひとえに
You and Me...Stand by me...

キャラ名隠し
「たまたまここで：井戸柳たま子（いどやなぎ たまこ）」「光と影　やましさ：影山狩宇（かげやま しゅう）」

・「ねんめ：NENME」「うんめい：UNME-」
・「きょうどうたい：KYO-DO-TAI」「きょうどうだい：KYO-DO-DAI」
・「ほんめい：HONME-」「ほんね：HONNE」
・「はざま：HAZAMA」「ぶざま：BUZAMA」
・「てんびん：TENBIN」「れんびん：RENBIN」「へんじん：HENJIN」「えんみー：ENMI-」「すてんばいみー：STEN(BAI)MI-」分けても良さそうだけど繋がる感あるので一緒にしてみた

ここで会ったが100年目！の口上にもなるような出会いがたまたまであり、なおかつ運命であると逆のことを言っているのだが、なんだかわかっちゃう不思議。
この愛憎入り混じった口上を使う時って会うのを待ち遠しく感じていた時で、それこそ運命の赤い糸が導くようにどうしたって出会ってしまう関係を想起させる。

「なりたい共同体　今日どうだい？」のせいで”共同体”が色気ある単語にしか見えなくなっちゃったんですけど！　は〜ドキッとするフレーズ。
2人でかどうかも曖昧な単語だから、大きな括りで”家族”と捉えられる。シェアハウスの6人で共同体かもしれないし、そのうちの2人が新しい家族を作るかもしれない。

そしてこのフレーズは本命には言えないとこれまた草食系な心情の吐露！
やましさと純情の狭間には何があるんだ？　この二つを対極に置くのも面白いなあ。
シェアハウスの闇の住人ズだと「自分の正体を隠し騙していること」がやましさだが、ここは実は唯一の人間であり闇の住人のハンターである影山さんのターンなのだ。住人にハンターであることは公言している。
純情はピュアボーイである影山さんにぴったりだけどやましさ……。弟を探している設定があったのでそのために過去にしてきたことに対してやましさがあるのか、危険な仕事をしている自分に巻き込まれるかもしれないシェアハウスの住人を心配しているのか、もっと隠していることがあるとか！？

2番コーラス

1番の繰り返し。

MVで「ブギ」の歌詞があるところに右手の親指、人差し指、中指を伸ばして手を下に落としてから上げるフリがあるのだが、この所謂ブギーポーズが何を意味しているのか（自分のTLで）話題になっていたので少し考えてみた。

・山下さんの別作品だが、アイドルタイムプリパラの夢川ショウゴ役でのライブパフォーマンスでも見かけたことのある手の形ではある。「ベストフレンド〜」の歌詞でのフリなのでシェアハウスの仲間に向けたBFF説。

・普通にヒップホップの「YO！」の手説。

・見ようによっては「ブ」の字に見えなくもない（自分からだけど）ので「ブギ」の「ブ」説。

のくたんレディオで正解発表です！　外してそう！

3番(?)ヴァース

ポップスならCメロなことはわかるけどヒップホップだとなんて言うか自信がない3番。このパートのくぐもったピアノの不穏感気持ちいい。

今宵もお開き　異界の門が開きだす
この世界の真実　導く　張本人のタクティクス
軽妙な語り部　巧妙な仕掛け　我々は監視される物の怪
踊れ手のひらで　終わり告げるその日まで

キャラ名隠し
「軽妙な語り部：語り部」

・「おひらき：OHIRAKI」「いかい：IKAI」「ひらき：HIRAKI」「せかい：SEKAI」
・「しんじつ：SHINJITSU」「みちびく：MICHIBIKU」「たくてぃくす：TAKUTIKUS」
・「けいみょうなかたりべ：KEIMYO-NAKATARIBE」「こうみょうなしかけ：KO-MYO-NASHIKAKE」「もののけ：MONONOKE」「おどれ：ODORE」「ひらで：HIRADE」「そのひまで：SONOHIMADE」え攻め

ここから急転、不穏な空気に。闇の住人たちの住んでいた異界の門が開く＝闇の住人がもっとやってくる？　闇の住人の異能発揮？　百鬼夜行なワクワク感がMVでも山下さんの目が怪しく光ることで表現されている。巨大魔法使ってくるやつ！　作中でも特殊能力を使うときは霧矢たちの目は赤くなる。

この世界の真実を握っているフィクサーの存在の仄めかし（シェアハウスの管理人が怪しい）。作中ナレーションである語り部さんがその仲間なのか第三者視点なのかは曖昧だが、それこそ巧妙な仕掛けがあるのだろうと楽しみだ。

「我々は監視される物の怪」は「ZOO〜愛をください〜」をちょっと思い出した。
ZOOは動物園の動物たち（巷の人々）を見て自分や君を顧みるが、自分もまたそっくりだと指さされていたという歌詞。「監視される」というのが、SNSの発達した相互監視社会の現代の感覚だなと思った。シェアハウスの住人たちも集められて監視されているのかもしれないぞ、それとも監視するために集められた……？　と妄想が膨らむ。

「終わり告げるその日」がノクターンブギの終わりなんだろうけど、この物語はどこが終点になるのだろう。前に森田と監督が終わり方は何パターンか考えていると話していた。「ノクターンブギ」はシェアハウスの名前でもあるので、なんらかの理由でシェアハウス解散となったときが「終わり告げるその日」な気がしている。でもスポンサーがいるわけじゃないからそういった大人の事情は絡むことなく実質無限に続けられる仕組みなので、まだまだその日は訪れなさそうだ！　やったー！

カシラコール

ここでコール！　山下さん以外のキャストの皆さんもコールに参加していて、MVでもそのキャラの影が見える。小山アニキ「ペーい」の癖が強い！w

“森田と純平“！！！
こだわりすぎな　おはなしが好きな
“森田と純平“！！！
お洒落な帽子の　ハットトリックスター
“森田と純平“！！！
俺たちのカシラだああああああああああああああ

この作品をワンオペで制作している森田と監督に感謝と大好きだよを伝えるターン。
まだまだ未公開の設定はかなりあるそうで、こだわりが半端じゃない。
監督の生配信やラジオ、いつも小気味よいトーンで楽しい。
Twitterアイコンにもあるような帽子をよく被っていらっしゃる。
ハット＋ハットトリック＋トリックスターの造語かな。
「俺たちのカシラ」は森田と作品『LOST SONG』のレオボルト（CV: 山下誠一郎）に集った天空の騎士団の戦士たちを思い出すフレーズ。「あ」は14個、ここテストに出ます。
野太誠一郎ボイスを聞くとやる気が出る。いつかイベントで＼森田と純平！！！／ってみんなでやりたいっすね！

3番コーラス

1番の繰り返し。

これにてターンエンドです。お疲れ様でした。

コーラスは山下さんのレコーディング前の作詞時点ではなかったそうだが、生まれてくれてありがとうだ。
カッコいいラップ発音と繊細さもある歌唱、セリフでの叫びもあって山下さんの魅力がぎゅうぎゅうに詰まっている。

↓リリック公開時（レコーディング前）の山下さんのツイート

ラップつくりました✍️

リリック、こちらです💁‍♂️🎤(仮)#ノクターンブギ pic.twitter.com/6nEol8hFtG

— 山下誠一郎 Yamashita Seiichiro (@seichiro0521) August 10, 2020

メロディがついて省略された箇所、書き直された箇所がぽつぽつある。

ノクターンブギに参加するには

こんな楽しい企画に作り手とすごく近い距離で参加することができるんですよ今からでも！

月々600円から！　森田と監督から制作状況やちょっとした裏話のメルマガが届くぞ！
2曲目以降のプロジェクトも立ち上がるかも？

作品応援ページ・シチュエーション枠の購入など
https://fanbeats.jp/273618390​

は〜こんな良い曲を聴くことができて、全ブギナーさんとノクターンブギに関わる全ての方に感謝です。
これからも益々の発展を楽しみにしています！

それでは、ぐっばいらぶぎ〜（桜来 清役: 鈴木裕斗さんが考えた挨拶）

追記：ブギーポーズの意味が公開されました。やっぱり外した！笑