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「推しタルパって危険なの?」オカルト系夢女子が考察してみた 後編

こちらは後編ですので、こちらの前編をお読みになってくださると話が分かりやすいかと思います。


さて、さっそく本題の
「好きな相手に隣にいてほしいのに、タルパはダメってどうしたらいいんだよ」
というお話をします。

私は前編で、こう申し上げました。
「タルパが危険な理由としては、実はもうすでに隣にいるのに、さらに作る儀式をやろうとしたら余計なものを呼んで危ないから」であると。

鍵はここにあります。
「実はもうすでに隣にいるのに」
です。

もういるんです。

オタクと呼ばれる想像力豊かな人たちは、生み出す力を持ってしまっている。

こちらの物質世界の常識は置いておいて、霊的世界では「想像力」は「具現化の力」ともなるのです。

オカルトな界隈では、
「タルパなんて生み出して、あなたが死んだ後も残り続けてしまう彼らをどうするつもりだ」
なんておっしゃる方も多いんですが、すでに生んでしまったものは仕方ありません。

生み出してない場合もあります。
もとからそばにいてくれた存在が推しっぽく姿を変えてくれていることもあります。
あなたの守護霊さんとか、もう忘れちゃったようなイマジナリーフレンドとか。

例えば以下の記事とかその類ですね。

タルパ記事まとめ

『リヒテルを連れた少女』

『惨事』

『カッコいい守護霊』

私たちはなにをすべきか?

「実はすでに隣にいる」ので、私たちに可能なことは2点あります。

  • 生活を整え、精神を安定させる

  • 直観力を磨き、自分の感性に自信を持つこと

生活を整え、精神を安定させる

これは何よりも大切です。
精神が安定していないと、占いに振り回されたり、変な存在の言いなりになるリスクが跳ね上がります。
占いの結果やガチャの結果、はたまた診断メーカーで一喜一憂して、
ああやっぱり私は愛されるわけがないと不安になったとき。
あるいは、変な存在があなたを依存させようとしたとき。
「それはおかしい」と止まることができなくなります。

精神の健康がなくては、霊的な世界でカモにしかなりません。
物質の世界においても、スピリチュアルや占いは、悪徳商法も紛れ込んでいます。
不安を持っている不安定な人間は、操って集金するにはもってこいです。
カモになりたくなければ、現実の生活を安定させて、霊的な世界にのめりこまないようにしましょう。

そして、精神は案外と肉体に依存します。
生理の時に、PMSでイライラするとかよく聞くかと思います。
そんな感じで、精神は、肉体のホルモンバランスなどに影響を受けます。
なので、これはツイッターなどでよく見る言論の焼き増しに聞こえるかもしれませんが、「ちゃんと寝て、ちゃんと食べて、たまには運動」です。
実践するのは難しいことですが。

あと、これは別の記事で書こうと思っていますが、自己肯定感を持つ必要があります。
霊的な話は置いておいても、これは「恋愛」ですので、相手が物理的存在であってもなくても自己肯定感は必要になります。

夢女子として相手を大切に思う気持ちの、そのすべての分類が恋愛とは限りませんが、結局は「人と人との関係性」です。自己肯定感はあればあるだけいいです。
「自己肯定」と「自分の能力への自信」は違いますよ。
「自分に能力がなくても、生きる権利がある」と思えるのが自己肯定感です。
でもこっちはそこまで焦らないでください。彼と一緒に育てていけばいいですから。

直観力を磨き、自分の感性に自信を持つこと

「直感力」なんて言われたってどうしたらいいんだって思われると思います。
こんなこと言ってる私ですが、占いもできなかったし、急に直観を鍛えろって言われたらなにしていいかわからなすぎてキレます。

そもそも「占い」だとか、「霊的存在」とか言われたってなんもわからないんだけど?

というあなたにおすすめなのが、こちら「まほー工房」さんの「魔法使い入門」シリーズです。
わかる、「まほー」ってなんやねんって最初は思う。音声聞いてみたら「まほー」とかいう非科学が当たり前のように語られててビビると思います。
でも、言ってる内容が非常に興味深くて、よくよく考えると現実に即しているんですよ。

例えば私が申し上げました、

霊的世界では「想像力」は「具現化の力」でもあります。

というのも、まほー工房さんの受け売りです。

いくら占いで、彼が伝えたいことを受け取れたとして、それが彼の真意であると自信を持てなければ聞こえていないのとそう変わりません。
現実的、理性的な問題として、「しょせん妄想でしょ」と思ってしまうでしょう。
でも、まほー工房さんの作品は「あなたの直感力は、自信を持つにふさわしい」ということを伝えてくれます。

まほー工房のすすめ


このまほー工房さんは大量に作品があるので、迷うことがあるかもしれません。

とにかく私がおすすめするのは「魔法使い入門」シリーズです。

というのも、これの第4巻「ガイド」というものが、そのままタルパの制作訓練になります。

「タルパを作るのであれば、
自分を乗っ取ったり危害を加えないと約束させるように」
……とか聞いたことはありませんか?

そういった安全装置としての契約も盛り込みつつ、安全に、かつ彼らが自分たちを手伝ってくれるようにする……といったレクチャーです。

ただし、続き物の4巻めですので、1~3巻も履修しておくのがおすすめです。
特に、第3巻「非言語」は彼らからのシグナルを受信する訓練になるためおすすめです。
おまとめパックもあります。

この後で、「connection」シリーズをされると良いと思います。
これが、タルパや守護霊などの非物理存在と仲良くなり、物事を良い感じに回してもらったりする具体的レッスンとなっています。

もっと深入りしたくなったら「魔法使い入門」シリーズと「デビルアイマスター」シリーズがおすすめです。

これはたとえ話です。
仮にサッカーの解説をするとして、ドリブルやシュートの細かい技能を解説することと、ルール的にどんな行動をすると勝率が上がるかの解説は全く別物ですよね。

この例で言えば、魔法使い入門とデビルアイマスターは、ルール解説に近いのです。
オカルト的、魔法的な価値観が、どのように世界を捉えているかということを学べば、きっとタル活でも役に立つはずです。逆にConnectionシリーズは細かい技能でより具体性が高いです。

推しがタルパ化しちゃってる人はこれで危険性を減らし、彼のいってることを理解したいよ!って人は直観力を磨く。
というのが、私が提案できるソリューションです。

いかがでしょうか。

非科学に不安がある人向けの余談

これはかつての私のような「現状の法や社会が西洋科学を規範としている以上、そこから外れた非科学は反道徳的なのではないかと不安になる」方に向けての追伸です。

結局私たちは、物事をどうとらえるかという自由を持っています。
ただの偶然を彼からのメッセージと勝手に解釈して幸せな気持ちになったり、星座占いで運命を感じる自由を持っていると思うのです。

自分の人生に意味を与えるのは、自分自身です。

価値がない人生と思ってもいい。
人助けをするなら価値があると考えてもいい。
食事を至高の喜びにしたっていい。

そんななかで、彼らとともにある世界に価値を見出すのも勝手なのです。

余談ですが、私の人生は価値がないものと考えています。
悪い意味ではありません。
私は凡人です。だからこそ、よほどのことがないかぎり、世界に良い影響も悪い影響も及ぼしません。
つまり、「私が何を信じたって私以外影響はない」のです。
私が非科学的になったからと言って、世界が滅んだり人に迷惑はかかりません。
価値がないというのは、価値判断から逃れた自由だと思っています。

なので、私は、人に押し付けたりしなければ自由に好きな世界を信じていいんだと思っています。


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