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音楽はわたしの時計だった


彼は「俺けっこう物とか大切にしたいタイプなんだよね」と言うように、たしかに、彼の持ち物というのはいつもピカピカに磨かれていて、皺もなく、大切に扱われているのがわかる。

そして今日、またいつもの先輩たちと釣りをしに出掛けて、とても感じたことがある。

魚や海で遊ぶにには、とにかく、いろいろと必要な器具が必要で、準備が多い。一口に魚を釣るというには、まず普段の生活では使うことのない水着を用意する必要がある(それはビキニからウェットスーツまで)。そして自分のサイズに合うフィンとシュノーケリングもしっかり用意する。あとはタオルや、船上で飲むための2Lペットボトルをキンキンで、氷の入れたクーラーボックスに入れること。そうして、皆で分けるためのおにぎりやお菓子やビールなど。船の上に誰かとでるというのは、一泊遠出のドライブに行くような感覚だ。必要なものを揃えるために考える時間と用意する時間が必要な。ただ洋服とメイク、持ち物のカメラなど考えればいいわけとは違うのだ。私は初日、500mlの水と冷えていないオレンジを一つ、そしてパジャマで使っているズボンで沖に出た。ビキニ水着を買う必要がとてもとてもあるし、あとは長いストッキング船行くときのフルーツは冷蔵庫に!

オムむすび出していただいた

そう、あと今日思ったことはネットの写真と実物に差があるようなやつになるなと思う。
映えだけじゃねえかよと。ハエと同じやんか。

見た目もそうだし、打ち込んでることや興味があることに対してもっと深掘りしてみればいいんじゃねぇのかって。自分の顔とかインスタに載せてるのなら、特にね!

なんかそれはさ、いつ見られてもいいように気をつけるってことなのかな。色々な癖だとか、発言だとか、食べてるときの気持ちとか。物も、食べ物も、そうしてなによりひとも、曲も、すべて一つ一つ大切にできるような人って、本当に素敵。

きっと彼は、そうやって一つ一つを大切にできる人なのかな。

私はたぶん、人生において、目に映る物全てに感動しながら生きているというのがあって、それは目に映る空の雲や、水の色や、お月様や、人のファッションなど。

まるで原生林。
お昼にみるお月様はまた違った顔だ

そう、人と目を合わすのがとても苦手だ。人からどう見られているかあまり気にしたことがなかった。ところが彼と話しているときに目が合ったとき、なんだかこめかみに力が入るような感覚があったのだ。

だから、やはり個人主義の時代とはいえ、実際生身の人間にあったとき、自分はその人とどんな風になれるのか、どんな見た目の方がいいのか、自分の理想と照らし合わせながら考えていく必要がある。好きな人に出会ったとき、会うとき、自分はどんな第一印象が良いだろうか。

そういえば今日船上で、ヒデさんが昔ダイエットで15kgしたという話になり、米と酒をやめたと言っていた。おいおいそうなのかいな。私、痩せるためにはてっきり、小麦や添加物を控えるのかと思っていた。パンや果物や調味料まで、添加物を気にしながら取らないようにがんばっていたのに。お米と酒だった。日本の神様に捧げる二点セットが実は太りやすいんかいな。たしかに小笠原に来てから、賄いでいつも美味しい米が食べられるので、頬や腹のあたり、あとはふくらはぎなども太った気がする。米をよく食べるようになってからかもしれない。

あとは腹に贅肉がつくのをどうにかしたいね。
だから賄いはありがたいけれど、それに頼るのではなくて。少しの小腹用のものを自分の手で作り置きしておきたいものだ。あとは自分にも冷たくておいしい水を用意しておきたいものだ。

早速注文するくらいは素直

それは他人にプレゼントをあげるような感覚なのかもしれない。人にプレゼントをあげるときのように、自分にも振る舞う。でないと、何が一番いいものなのか、その時わからなくなってしまうから。なにか手作りクッキーをあげたいと思う時、自分にはその経験がない。だからとりあえず初めて作ってみましたので味見お願いします、のようになってしまうのと同じ感覚だ。

最近これ作るのにハマってるからよかったら食べて〜ってできる人になれば、よりその人達との関係も気付けるだろう。だってなにより、同じ釜のメシを食うというじゃないか。あれ、やっぱり米なんだな。たっぷりの釜で炊いたお米をみんなで囲いたいものだな。たまにのダイエットの合間にな。でもそれって、あまりにも素敵な合間だよね。私ずっとそこにいたいな。

でもやっぱり、自分の夢があるから、私は釜飯でなくて、みんなで同じオーブンのクッキーか、果物を食べるというようになりたい。

だから作れるようになりたいのは、
バナナタルト
クッキー
ポテトサラダ
カボチャサラダ
オムおにぎり

一人で過ごす時間を、まるで誰かと過ごす時間のように過ごしたいね。自分とポジティブな会話をしたい。なんだか、お世話になった素敵な先輩や裏切れない仲間に対しての態度のようなもので、大切に扱うことや、差し入れを選ぶ気持ちと似ているのかしら。

そのリスペクトを自分に持てるようになれたら、自分はとても喜べるだろう。

素敵な料理、お酒は大好きだけど、少し控えめ。そしてフルーツとお水と料理。あとは洗濯や片付けの一時間、自分の体やスキンケアの一時間。執筆の時間一時間がとれればいいな。だからやはり時計は必要そうだ。
Apple Watch以外にそういった時計はないんだろうか。
テキスト返信ができて、カメラも画質良く撮れて、アラームやストップウォッチ付き、そして防水で日の入りや日の出の時間がうつるやつ。

あぁ、今散歩したけれど、自動販売機の前で、これは自分にとって最適な買い物かなって考えられるようになった。SOYJOYが止まって、腹に力が入って体幹が鍛えられる。良い感覚だ!!とても気持ちがいい!!これだ!大切にしたいな。

写真家の恋人がほしいな。一緒に旅できる人。
綺麗になろうと努力させてくれるよね。
一緒にカレー作ったりしたい。

今この港に一人でいることが気持ちよいことと同じくらい寂しくて、なんだかそんなことを考えてしまうので合った。

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