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【アムステルダム・ゲイ・プライド】オランダのLGBTQA+の理解を深めるお祭り

Hoi! みなさんこんにちは!
前回の記事ではオランダのLGBTQA+理解への向き合い方についてお話ししました。前回も少し触れましたが、、今回は!アムステルダムの運河でも行われるPrideのお祭り、Pride Amsterdamについてお話しします。


オランダはジェンダー多様性の理解に関してヨーロッパ、ひいては世界をけん引する存在と言われています。ジェンダー多様性の自由と理解を広めるための催しとして日本でも世界でも多くのプライドパレード、プライドマーチが行われていますが、オランダの首都アムステルダムのものは規模も内容も一味違います。

※以下の内容は公式サイトからの情報です。毎年8月初週を含み開催されていて、2024年は7月27日ー8月4日の予定です。

2024年のテーマ

「Together」
直訳すると、「一緒に」という意味ですが、これには、「違いを愛して、違いに感謝して、一緒に強くなろう。」という思いが込められているそうです。
ちなみに、過去のテーマを振り返ってみると、、
2023: YouAreIncluded
2022: My Gender, My Pride
2021: TAKE PRIDE in us
といったように、さまざま。こちらの記事は英語ですが、歴代のテーマとそこに込められた思いが見られて面白いですよ。

イベント

①Canal Parade (運河パレード)
アムステルダムのイベントでもっとも象徴的なのは運河の上で行われるパレードでしょう。しかし注意が必要なのは、期間中毎日行われるわけではないこと。2024年は8月3日に行われるようです。

ボートに乗る参加者は半年以上前(1月8日)から集められ、希望者はコンセプトを提案し応募します。その後投票委員会が、どの応募作品が最も美しく、テーマであるtogetherに最もふさわしいかを決定し、2月頭に80組の参加者が発表されます。

2023年度の運河パレード後につくられた動画です。
人々が色とりどりに着飾り、歌って踊って心から楽しんでいる様子がうかがえますね。

②Pride Park
Vondel Parkというアムステルダム市内の公園でもイベントが行われます。屋外シアターやユースパレード、スポーツやパフォーマンスで、熱気あふれる空間が広がります。

③Art & Culture
映画やダンス、写真やアート作品の展示など、盛りだくさん。
言語はわからなくても想いを感じ取れるのがアートの良さですよね。
こちらも公式サイトのアフタームービーを掲載します。

27年間、多くの人々の想いをのせて開催を続けてきたこの催しも今では人気の観光客の目的の一つになっており、国内外から多くの人が集まります。

終わりに

アムステルダム以外の都市でも小規模のものは開催されているので、ジェンダーに関わらず、カラフルに着飾って現地の人々と一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。

さて、次回からは時を戻してオランダの歴史を少しずつ紹介していきます。
黄金時代を築き、日本とも交流が深かったオランダ、どんな軌跡を歩んできたのでしょうか、、?
ぜひ、お気に入り登録をして、次回の記事もお楽しみに!
それではまた次回、Tot Zines!

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