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オランダはデザイン王国!ダッチデザインが見られる場所

Hoi!こんにちは!
前回の記事ではオランダデザイン・ダッチデザインとは何か、いったいいつから、どのように発展してきたのかについてお話ししました。

では、そのようなデザインはどこで見られるのでしょうか。
今回はダッチデザインが見られるスポットをいくつかご紹介します!


ダッチデザインウィーク


ダッチデザインウィーク(通称DDW)は毎年10月の半ば~後半にアイントホーフェンで開催される北ヨーロッパ最大のデザインショーケースです。(オランダでもやはり芸術は秋!なんですかね?)欧州中から集まる2600人を超えるデザイナーの作品から、その名の通り、ダッチデザインの特徴を反映した作品まで、時代の最先端を走るデザインが一堂に会します。
かなり人気のイベントで毎年9日間で世界中から35万人以上の訪問客が訪れるそうです。

全体のミッションとして、
・enabling our thriving planet(地球の繁栄を実現すること)
・Creating our living environment(生活環境を創造すること)
・Boosting our health & well-being(健康と福祉を増進すること)
・Achieving our equal society(平等な社会を実現すること)
・Challenging our digital future(デジタルな未来へ挑戦すること)
を掲げており、デザインを単にアートとしてとらえるのではなく、デザインを通して人々の生活を豊かにし、地球全体の未来の繁栄を実現しようとしていることがわかります。
たしかに、前回の記事でもお伝えしたダッチデザインの根本の考え方に即していますね。

会場はなんとアイントホーフェン市内の110か所にも散らばっており、デザインの展示のほか、デザインの講義や授賞式、ネットワーキング(ソーシャライジング)イベントなども行われていて、アート好きにはたまらない9日間です。
また、会場が散らばっているため、開催期間中は街中のパブやカフェ等も観光客で賑わいを見せており、市内全体がお祭りムードになります。

2023年度の開催は10月21日から29日が予定されています。
詳しい情報は公式ホームページからチェックしてください!
公式HP: https://ddw.nl/en/home

ヴァン・アベ市立美術館(Van Abbemuseum)


ヴァン・アベ市立美術館、またはファン・アベ美術館は同じくアイントホーフェン市にある現代アートを多く展示している美術館です。ダッチデザインウィーク中にセットで訪れるのもいいかもしれません。
公式HP:https://vanabbemuseum.nl/nl

リートフェルト・シュレーダー・ハウス
(Rietveld Schroder House)

リートフェルト・シュレーダー・ハウスは、前回の記事で紹介したオランダのアート集団・De Stijlの一人である建築家、ゲリット・リートフェルトによって設計されました。
1924年に設計されたこちらは、De Sitijlの代表作と言われていて、2000年に近代建築の象徴としてユネスコ世界遺産に登録されました。

オランダの南東部に位置するユトレヒトの代表的な観光地になっており、3次元的な非対称の構成、はっきりとした原色の配色、フレキシブルな居住空間を変化させるスライド式の壁で構成されているのが特徴です。邸宅内を見学できるガイドツアーも実施されています。

オランダ観光サイト:https://www.holland.com/global/tourism/discover-the-netherlands/visit-the-cities/utrecht/the-rietveld-schroder-house.htm

ステデリックミュージアム・アムステルダム
(Stedelijk Museum Amsterdam)

アムステルダムにあるこちらの美術館では、ダッチデザインを中心とした現代アートを鑑賞することができます。
公式HP:https://www.stedelijk.nl/en

ユトレヒト中央美術館(Centraal Museum)

ユトレヒトの中央美術館でもダッチデザインの作品を見ることができます。こちらにはDe Stijlのゲリット・トーマスが設計した象徴的な椅子も展示されています。
公式HP:https://www.centraalmuseum.nl/en?set_language=en

デザインミュージアム・デン・ボッシュ
(Design Museum Den Bosch)

オランダ南部の街デン・ボス(スヘルトーヘンボス)にあるこちらの美術館は、陶器や宝石に興味がある方に特におすすめの美術館です。
公式HP:https://designmuseum.nl/en/homepage/

イベントや美術館ではなく、もっと気軽にダッチデザインを見てみたい!という方は街歩きの際オランダの建築に注目してみると面白い発見がたくさんありますよ。

まずは有名どころから。

マルクトハル(Markthal)

かまぼこのような形をした、ロッテルダムにあるオランダ最大の屋内マーケット、マルクトハルは外側部分が住居になっています。

キューブハウス(Cube House)

こちらも奇抜な構造な住居で有名なロッテルダムのキューブハウス。

フォーラム・フローニンゲン(Forum Groningen)

歴史的なフローニンゲンの街並みに突如現れる、、

ワールドトレードセンター(World Trade Center)


アムステルフェーンにあるworld trade centerの外観は波が打っているようなデザイン

このほかにも街を歩いていると、写真を撮りたくなったり、内部はどうなっているのだろう、と不思議に思ってしまうような奇抜なデザインの建物がよく見受けられます。

そして、個人的なおすすめはオランダの各都市の駅舎です。有名なアムステルダム中央駅やフローニンゲン駅は歴史を感じる荘厳なつくりをしていますが、ユトレヒト駅やロッテルダム駅など、比較的新しい駅たちの外装は目を見張るようなデザインばかりなので、駅を出たらぜひ後ろを振り返って確かめてみてください!

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それではまた次回、Tot Ziens!

https://note.com/7th_throw/n/n8ef65bf131c5


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