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オランダのスーパーで買えるスイーツ


Hoi! こんにちは!
前回はカフェやレストランで食べたい、おすすめのオランダスイーツをご紹介しましたが、今回は主にスーパーマーケットで購入できるオランダスイーツについてお話しします。

①トンプース(Tompoes)

一つ目はオランダで一番ポピュラーなケーキ、トンプース(Tompoes)。
たっぷりのカスタードクリームが厚めのパイ生地にはさまれていて上は真ピンクのアイシングがコーティングされているインパクト強めの見た目をしています。
オランダ最大のお祭り、キングスデーが近くなるとこのピンクの部分がオランダナショナルカラーのオレンジになったトンプースも発売され、オランダを代表するお菓子であることがよくわかります。

普段はこのオレンジの部分がピンク色です。

しかしこちら、食べ方が難しいスイーツと言われていて、オランダ人の友人に正しい食べ方を尋ねても「誰も手を汚さずに食べることはできない。」という回答が返ってきました。そうなんです、フォークで上から切って食べようとしたり、エクレアのように一口で食べようとするとパイ生地が切れる前に中のカスタードが横から溢れだしてしまうんです。一応、オランダ人の食べ方としてはパカッと上下を分解して食べるそうですが、それにしてもアイシング部分は絶対に手につくので手を汚さずに綺麗に食べるのは至難の技でしょう。

②ハーゲルスラッハ(Hagelslag)


こちら、すこし衝撃的な見た目をしておりますが、パンにチョコレートスプレーをかけたこちらはオランダの子どもたちの定番の朝ごはん。
このチョコスプレーはハーゲルスラッハ(Hagelslag)と呼ばれていて、日本のようにケーキやお菓子に使うのではなく、あくまでパン用のチョコレートで、スーパーマーケットではジャムやピーナツバターなどと一緒に売られています。

スーパーにはこんなにも多くの種類が、、!

味はこれといって珍しいものではありませんが、オランダ人の気分になって朝ごはんにいかがでしょうか。

③トニーズチョコレート(Tony’s Chocolonley)


スーパーのお菓子コーナー。カラフルなパッケージが目を引きます。

チョコレートというと隣のベルギーやドイツなどを想像するかと思いますが、オランダにも美味しいチョコレートがたくさんあります。そのうちの一つがカラフルなパッケージが目をひくトニーズチョコロンリー(Tony’s Chocolonley)です。

トニーズチョコロンリーはオランダ発の、100%強制労働に頼らない、フェアトレードで作られているチョコレートです。現在に至るまでカカオ産業にはびこる奴隷制や児童労働を撲滅したいという創業者の思いから作られており、過去にはオランダで一番サステナブルなブランドに複数回選ばれています。
価格は一枚あたり800円程度とチョコレートにしては少し高めですが、定番の7種類の味に加え、店舗や季節限定の商品も豊富でパッケージも可愛いので、自分の好みのチョコレートを探してみてください!

オランダの大学オリジナルのパッケージ

④リコリスドロップ(Drop)

最後にご紹介するのはオランダ発祥の通称世界一まずいお菓子・リコリス(Drop)です。
この真っ黒な見た目は炭で着色されており、食感はキャンディーというよりはグミのような感じです。
リコリスとはスペインカンゾウという健康に良いハーブの根の部分を指していて抗炎症作用やデトックスなどの効能もあるそうです。スーパーマーケットではリコリス菓子が多くの面積を占めており、オランダ人の多くは好んで食べるそうですが、塩化アンモニウムの風味やその見た目のイメージからタイヤやゴムの味とも言われ、日本人にはあまり好評ではありません。
噂によると、食べているうちにだんだやみつきになっていくそう。
実際そうかは保証できませんが、もしできたらオランダ人の味覚になってきた証拠かもしれません。

スーパーの棚にはたくさんのリコリスドロップが、、

いかがだったでしょうか??
スーパーのお菓子コーナーにはほかにもほかの国であまりなじみのないスイーツがたくさん売られているので、自分のお気に入りを見つけてみてくださいね。次回はオランダの知られざる家庭料理をご紹介します!
それではTot Ziens!

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