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【高齢者と共に働くコツ】

<高齢者って大変じゃないですか?>

私は仕事柄、これまで高齢者と呼ばれる世代の方々と仕事をしてきました。
体力の低下、視力の低下など色々と配慮が必要なのは確かですが
「若いから全ていい」ということは決して思いません。
私が思う高齢者の方の強み、信頼となる
大きな特徴は以下の3つです。

・時間にマジメ
・お金にマジメ
・仕事にマジメ

以下具体的に説明します。
この3点、経営者が従業員の方へ仕事を任せる際に
とても大切なことであると思いませんか?

<時間にマジメ>
朝に強いのはもちろん、出勤時間を心配することはほぼありません。
今は出勤時間など緩くなっている印象もありますが
時間を守るという姿勢がとてもマジメであると感じられます。

<お金にマジメ>
仕入れをや集金をお願いする際にもきちんと確認を求められます。
レジの開け閉めも勝手にはしません。当然といえば当然ですが・・・
お金に対する姿勢がとてもマジメであると感じられます。

<仕事にマジメ>
自分に与えられた仕事はキチンとやり遂げてくれます。
仕事に誇りを持っている、仕事にやりがいを感じられている。
つまり、感謝を持って働いてくれています。
仕事への感謝の姿勢がとてもマジメであると感じられます。

当然個人差はあるでしょうが、私がこれまで関わった多くの高齢者の方は
これに当てはまります。
なので「年齢を理由に採用を断る」ということはしたことがありません。
仮に年齢が理由で、上記の特徴があり、健康にも関わらず
仕事に就けないのなら本当に大きな損失になるのではないでしょうか?

<逆にあまり適応しなかった高齢者の方ってどんな方?>

これも個人的な体験ベースになりますが

・素直ではない
・決めつけが強い
・口の利き方が悪い
・年下をなめている
・言い訳が多い

  
とけっこうありますね(笑)

「他人のことは変えることができない」
とよく言われますが
以前の私は本当に他人を変えようとばかりしていました
なので、上記の特徴を持つ方とは適応できませんでした。
今思えば、人それぞれの価値観というものを
少しでも理解しようと、寄り添ってみようと
そんな方向で努力できたら違ったかもしれないですね。

つまり
「その人の価値観を認めて、敬う」
これこそが高齢者と共に働くコツです。
そう、高齢者に限ったことではありませんね。

逆にあなたが高齢者と呼ばれるときに
さきほど挙げた特徴の逆を意識してみたら
きっと若い世代とも愉しく働けると思います。

<あなたが高齢者と呼ばれるとき何をしていますか?>

これからの日本は超高齢社会に突入していきます。
これは確定事項で、見ぬ振りはできないと思います。
じゃ~日本はこれから超暗黒期に突入ということでしょうか?
私の答えはNOです!

その1つの解決策が
「高齢者になっても元気に愉しく働く」
ではないでしょうか?

あなたが高齢者と呼ばれるとき
元気に愉しく働くイメージが湧きますか?

もちろん健康が最も大切です
心と体は本当に密接に関係しています。
きちんと心と体の健康が保てて
先ほど記述した特徴を意識できたら
けっこう愉しい高齢化社会になるのではないでしょうか?

必ずやってくる高齢化社会を愉しく生きるために
さあ、今あなたは何をしますか?


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