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料理代行への想い、今後の展望




料理代行を通して届けたいもの


私が料理代行で届けたいものは、
「おばあちゃん」のような温もり

存在としても、作る料理にしても、
「ほっと安心できる」
そう思ってもらえることを心がけている

相手を想い、求めているものは何か?
会話をしながら、
また、キッチンを見ながら探っていく

既製品を電子レンジで温めて食べる
それでは得られない
温もりを届けたい


ご自宅に伺ってご飯を作る意味


外では見せない
その方の素の部分が時折垣間見える

プライベートな空間に入ることで
一歩二歩近づける

家庭内の悩み、1人で抱えている悩みを
遠慮なく、私にぶつけて欲しいと思っている

ある日の料理代行。
私が料理を作っている傍らで
ポツリ、ポツリ…と
悩み事を話してくださる方がいた

「普段は人に相談できないのに…
不思議と話せました」

家に伺った際の思い詰めた顔から
穏やかな表情になった様子を見て

「私がやりたいのはこういうこと!!!」

そう、強く思った 


私1人の力では足りない


料理代行を始めてみると、
思っている以上に
たくさんの方が助けを求めているのが分かった

共働き
子どももまだ手のかかる時期
身近に頼れる人もいない

「子どもに優しく接したいのに
イライラしてしまう」

そんな風に、
問い合わせの中には
「SOS」のような
切羽詰まった声も届けらる


明らかに助けが必要なのに、
なかなか利用に踏み切れない方もいる

旦那さんに内緒でお願いされる方もいる


金銭面でのハードル
知らない人を家に上げることへの抵抗
家族の理解が得られない
サービスを提供している人が少ない


いろんな問題があり、
サービスが必要な人のところに
まだまだ届かない現状がある


私1人の力だけでは
到底解決できない

応えられる人数にも限界がある

現状を発信し、
もっとたくさんの
人の力を借りていかなければ…!!


料理代行サービスの可能性、
今後の展望


「料理を作る」ただそれだけにとどまらず

いろんな付加価値を提供することができる

そして、やり方によっては
解決の難しい社会問題にも
切り込むことができると思っている


子どもの料理教室代わりに

家庭での食事が既製品ばかりになることで
料理の作り方を学ぶ機会がないお子さん
作る様子を見てもらったり、
料理のお手伝いに入ってもらったり…
親御さんの代わりに料理を教えることができる


大人の料理教室代わりに

美味しく作るコツや手際よく料理を作るコツ
をお伝えすることができる


離乳食講座代わりに

離乳食の作り方や
子どもの食事の悩み相談
1人1人に沿ったアドバイスが可能


産前産後のお母さんのケアに

家から出られず
家族以外の人と話す機会がなく
孤独を抱えている方へ
話相手になることができる


個人商店さんの商品PRに

物はいいけれど、卸しかされてこなかった故に
単価も低く
販売ルートも限られている
一般のお客さんに上手くPRできていない
認知度が低い(顧客の年齢層が高い)
そんなまちの個人商店さん

→料理代行の際、実際にその商品を使い
お客さんに直接よさをPRできる
→たくさんの方に、残していくべきものとして認知してもらえる
→存続のための資金調達、跡継ぎ問題…
解決に繋がる糸口となるのでは?


セーフティーネットから漏れる家庭への支援

保育園にも務めている私
家庭におけるSOSに
いち早く気づける立場にいる
(子どもの食事に極端な偏りがあるなど…)

でも、保育園では対応しきれないケースもある

そんな時、料理代行により
何かしら問題を解決する糸口が
つかめるのでは?と思う



料理代行サービスを始めて1年未満 
まだまだひよっこな私

いろんな可能性を試しながら
よりよいサービスをつくっていきたい




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