電車遅延にイライラしないマインドの話【EP.1】
突然ですが、私が楽に生きる上でモットーにしていることについて話したいと思います。
それは、
「自分がコントロールできないことに執着しないこと」
です。
このマインドは、例えば、悪い天気や電車の遅延にイライラしない、という感じです。
天気が悪いのも、電車の遅延も、自分がどう努力しようと変えられない、つまり、自分のコントロールの範疇にないからです。
私はどちらかというと短気なほうだと思います。
高校の頃、2回乗り換えて学校へ電車通学していた私にとって、先に乗る電車の数分の遅延は命取りでした。混雑などで、数分の遅延で乗り換えが間に合わなかったときには、よくイライラしていたのを覚えています。
しかし、ある時ふと、遅延した電車をイライラしながらホームで待っている自分が、反対車線の電車に反射して映ったのを見ました。
その自分は、朝なのに疲れ切って、幸せとは程遠いような、まあひどい顔をしていて、思わず苦笑しそうになりました。
それと同時に、「電車の遅延なんかになんでイライラしているんだろう」我に返りました。そこから数分間、混雑で遅延した電車に揺られながら、ぼんやりと、でも客観的に自分を振り返り、「自分で変えられないものにイライラするだけ無駄だな」という気持ちに至ったのです。
それ以来、電車の遅延や天気に対して苛立つことは少なくなりました。
ここで大事なのは、電車の遅延という事実は何も変わっていないということです。
変えたのは、電車の遅延に対する、自分の態度です。
これは人間関係においても適用できる考え方だと思います。
自分と馬が合わないと思った人やコミュニティに対して、「相手を変えよう」とするのではなく、「自分がどう変われるか」をまず考える。
言いかえれば、「自分の態度を変える」ということです。
それによって導き出される解決策は、それらと関わりを断つ「回避」かもしれないし、それを受け入れる「受容」かもしれないし、自分から異なるアプローチで働きかけて交流のフラストレーションを減らす「軽減」かもしれません。
しかしどれも「相手を変える」のではなく、「自分が変わることで、状況を変える」アプローチです。
また、この考え方は、「他責思考からの離脱」も少しずつ促してくれるんじゃないかな、と最近思い始めました。
なぜなら、自分がコントロールできない問題にぶつかったときに、まず「自分がどう変われるか」を起点に考え始めるからです。
正直な話をすると、天気や電車の遅延に全くイライラしないわけではありません。その事実が目の前に来た時には、瞬間的にイライラがこみ上げることはよくあります。
でも、このマインドを心の中に持っておくと、すぐに冷静になってイライラを短時間で収めることができます。
「仕方ないよね、だって自分でコントロールできないんだもん」
この言葉が浮かんだら、もう別の本来意識を向けるべきタスクや、目の前のことに集中できる。
イライラが長引かないことで、昔より愚痴をこぼすことも少なくなったような気がします。
締め方がわからなくなってしまいましたが、ここまで読んでくださった方、ありがとうございました!
引き続き、週1~2程度でゆるーく今日のようなマインド・思考法についてや、より実践的に役に立つコンテンツ(英語・資格勉強)について発信していきたいと考えているので、ぜひいいねやコメント、お待ちしております!m(__)m
ではまた次回👋
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