自己PR、極められるとこまで極めてみた。
みなさん、こんにちは!採用広報インターン生の木村です。
25卒のみなさんは、サマーインターンに向けて本格的に動き出している人がかなり多くなってきているのではないでしょうか。
今回は、自己PR 第2弾です!
前回の記事のまとめでも書いたのですが、自分がアピールできる強みは、同じ強みでも違う経験から違うアプローチで言えたほうがいいですし、全ての企業が1つの自己アピールを評価してくれるわけではありません。
また、企業のESでは、自己PRを書くものもあれば、「学生時代力を入れたこと(=ガクチカ)」を聞く企業もありますし、両方聞くものもあります。
今回の記事は、前回の記事と趣旨は同じものの、さらにレベルアップを目指すべく、ブラッシュアップしていくインターン生木村の奮闘記事になっております(笑)
自己PRの書き方をレベルアップさせたい、ガクチカをスラスラ書けるようになりたい学生は必見です!
では早速、今回最初に提出した自己PRはこちら。
前回までのフィードバックを活かし、基本の型にはめつつ、論理的整合性も崩さないように気を付けながら書きました。
字数に気をとられて書きすぎ?アピールしたい「自分」の強みとは
今回もまた、人事の脇坂さんからフィードバックをもらうことに。
上司:状況対応能力のエピソードとしては微妙かも。そもそも状況の変化があるエピソードじゃないので。
私:このエピソードからいえる自分の強みがいまいち言語化できなくて詰みました...確かに。
上司:冒頭と最後を無くしてみようか。エピソードを仕上げてそこから何が言えるか考えてみよ!
私:わかりました!
上司 :集客が課題の場合、原因は複数あるから一旦広げて良いかも。原因が絞られすぎてるところに違和感あるな。
私:確かに、私が書いた要因以外にもありますよね。
上司 :で、結局返信率を上げるのではなく、別アプローチってのも繋がりが微妙なので、原因を先に膨らませた方が良いかな。最初から400字以内にする必要はないので、一旦長文で書きまくろう!
ESで「自分の強み」や「ガクチカ」を書くときに、400字の制限を設けている企業は多く、前回も今回もその設定で書いているのですが、型にはめて書くことと、字数をはじめから気にして書いてしまったため、結論の部分が甘くなってしまいました。
ここで、課題に対する原因の要素を箇条書きしてみることに。そして、一旦結論は無視して、エピソードを膨らませることにしました。
【原因の要素】
イベントの魅力を学生にちゃんと伝えられていなかった
集客の手段をオンラインに限定していた
イベントに参加した学生の口コミ等、二次的にイベントの認知が拡大する経路がなかった
エピソードのみで一旦書き上げたものがこちら。
次は、このエピソードから言える「自分の強み」について考えてみたのですが...
その経験を、「じぶんごと」に落とし込んで考える
私:ここで言える強みって、組織で行動する力みたいなところですか、、、?
私個人で何かしたっていうよりはチーム全体で動いた感じなんですよね...
上司:イエス!まさに!次のフェーズで考えてもらおうと思ったことがそこでして。なので、一旦400字に絞る必要ないよと言った!組織として何が起こったのかはまとまったので、次、自分自身がどんな役割で何を担っており、何を考え、何を実行したのかを加えてみよっか。
私:わかりました!
ここでまた、字数を気にせず「じぶんごと」に落とし込んで考えて書いてみることに。
そうすると、最初に書いた自己PRとはかなり視点が変わって、書くべき内容も変わってきました。
どんな役割で何を担っており、何を考え、何を実行したのか
→SNSの集客をメンバーの中でメインで担当していた。その中でオンラインでの学生集客が困難である現状にぶつかり、そのほかの集客方法を模索したほうがいいのではないかと考え、コロナが落ち着いたタイミングであったため、キャンパスでのオフライン集客を提案し、他のメンバーの協力を仰いで実施した。また、イベントの広報をするにあたり、他の集客を担当していないメンバーの中にイベントについて適切に説明できていない人がいることに気づき、組織としてメンバー全員でもう一度活動目的や中長期的な目標といった根本的な部分から話し合いをして共有を深めたほうがいいと思い、リーダーに提案し、実行した。
上記をまとめて、書き直したものがこちら。
上司:めっちゃ良くなったね!!!
私: ここから言える強みってなんでしょうかね、、、リーダーシップ??
上司 :学生時代に力を入れたことは、この書き出しで良いかなと!あとは最後の主張はいろんなパターンがあるから考えて書いてみよう!
そして、最終的に書き上げたものがこちら。
今回の自己PRは、いわゆる「ガクチカ」の形で書き上げてみましたが、いかがでしょうか。
今回書いてみて思ったことは、
・まずは字数を気にせず、エピソードについてどんどん書いて見ることが大事
・その経験から、「自分自身が何を考え、何をし、その結果どうなったのか」を考える、つまり「じぶんごと」として考えることが重要
だということです。
特に2つ目は、意識して書かないと書き上げたときに、
「結局自分の強みってなんだ?」
「自分というよりは、その組織や活動のアピールになっていないか?」
と、自己PRの“つもり”のESが仕上がってしまう可能性があるので、気を付けたいポイントですね。
今回の記事も私と同じ就活生の皆さんや、これから就活を控えている学生のみなさんの参考になれば嬉しいです。
ではまた次回👋
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?