整理

寝る前の静寂で色々ものを考えてしまう悪癖。
今日は職場のこととか色々考えてたらアドレナリンが止まらなくなり寝られそうにないので関係のない悔恨を一端吐き出す。

私は自分が嫌いだ。
明白にこう謳う人物は往々にして自分を嫌っている自分に酔っているというが、嫌いと言い表すほかないのでどうしようもない。

なぜ嫌いなのか、私ではなく対象となる女性の
プライバシーな内容を多分に含むため、具体的な話は避けるが、ある女性と恋仲になり、その人を救いたかった。でも救えなかった。その経験が発端となっている気がする。

ずっと一緒にいながら、「本当に俺でいいのか」という気持ちがずっと拭えなかった。
人生経験がどうこうという話も含めもっと具体的に言えば一回りくらい年上の相手でなければ彼女の救いたり得ないのではないかという気持ちが終始ついてきていた。

逆に私が救われている場面のほうがたくさんあったように思う。
どうしたって、彼女は自分では否定していたがその優しさで相手の気持ちを汲んで相手の望んでいる自分に自分を当てはめてしまう子だった。わかっていたのにそうさせてしまっていた。

一度、取り返しのつかないことをした。
激情を顕にすることで救いを求める彼女から私は逃げてしまった。
それでも傲慢な私はまだ彼女を救える気で、また彼女に近づいた。
そこからはどうしようもないイタチごっこだ。
ぶつける先のないストレス、怒り、激情を持て余した彼女から蹴られ、マグカップを投げつけられ、存在を否定されながら支えたいという意思をぶつける。

繰り返すことで彼女が少しずつでも前に進める助けになれたらと思った。

結局、私は自分の忙しさを理由に彼女から手を離すことしかできなかった。
この悔恨は生涯消えることはないだろう。

決定的な別れも彼女に告げさせた卑怯な自分。
その時、彼女から言われた言葉。
教えてもらったブログの存在。
あの日からずっと彼女の足跡を辿る日が続いている。

幸い、彼女には新しい家族ができた。
やはり私の意識していたとおり、相手は一回りくらい上の男性で、今は娘もいるらしい。

結局、自分もそのブログでいろいろなことを吐露して、
安心させたかったけど、また優しい彼女は要らぬ心配をしているのだろう。

俺のことはもう忘れていいから、あの日幸せにならなきゃ許さないって言ったでしょ、自分の人生、大切な人と一緒に過ごしてほしい。

伝えたくても伝えることは叶わないが、切に願う。

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