未だキャリアでのeSIM導入に踏み切れない日本
昨今、日本国内において、政府の介入によりahamo povo LINEMOといった格安プランの導入が携帯キャリア各社により進められている。
まあ、国が口挟むのは自由競争の阻害だとか色々ありますが、選択肢が増えるのは1利用者としてはありがたい話です。
そこに加えて料金体系の是正案として国が掲げてきたeSIM導入。そもそもセキュリティ担保だとかシステム導入コストだとかエンジニアの確保だとか諸々費用がかさみそうなのに何故eSIM導入により料金が安くなると思ったのか意味不明ではありますが、利便性の向上もまた1利用者としては歓迎できる話です。
ここで本題、この話、povoはeSIM導入予定、LINEMOも導入する方向で検討、ここまではまあいいですけど、ahamoの「セキュリティの面で議論を進めているが、採用する方向で検討していきたい」との回答。
ん?
GSMA標準のeSIMはセキュリティ確保のために強固な仕組みを備えています。
GSMAでは、eSIMやeUICCを取り扱う事業者に対して厳格な審査を行い、それを確認できる認証システムを設けることで、規格のオープン化と高いセキュリティの確保を両立させています。
(2018/11/15 ITmedia Mobile MVNOの深イイ話より引用。)
セキュリティ面で議論する余地あるんか?
日本の物質至上主義的思想はそろそろ勘弁してほしいと思ったそんなお話でした。