至高のでんぱ納め
一昨日はクリスマスムードが漂い、潮風がいささかバイオレンスに吹き荒ぶ横浜へでんぱ組.incのライブを観に行きました。
今回のライブはぺろりん(=鹿目凛ちゃん)曰く「でんぱ組.incが今までリリースしてきた全アルバムから2曲ずつチョイスしたセットリスト」とのことで、でんぱの歴史を網羅しアップデートした年末特大号のような内容でした。
ライブ開始後即、三十路越えの涙腺を緩ませたのは原点回帰を思わせる紺色セーラー服の新衣装。
セーラー服いっぱいに描かれたメンバーそれぞれの似顔絵に昨今流行りのY2Kファッションアイテム、ルーズソックスを取り入れた原点回帰にして新章突入を思わせるようなお召し物です。
ライブ1曲目はでんぱ組.incの楽曲で一番ぶち上がる『Future Diver』でした。
初っ端からぶち上がりソングをぶち込まれた三十路越えとオタ友皆無につき開演まで眠っていた三十路越えの声帯は2023年イチびっくりしてしまいました。
今回のライブ、なかなかすごい展開になるのではと期待せざるを得ません。
その期待は裏切られることなく、三十路越えが2023年中ずっと渇望していた『ボン・デ・フェスタ』が披露されました。満点の笑顔で思わず周囲の迷惑にならない程度の中踊りをしてしまいました。
その他にも夕飯の支度をしているときに歌いがちな『くちづけキボンヌ』や『冬へと走り出すお!』が披露され、小声ながらも一緒に歌えてとても嬉しかったです。
ネガティブな感情の一切が吹き飛ぶ『STAR☆ットしちゃうぜ春だしね』を観られたときは憑き物が取れたように心身が軽くなり、アンコールで私がでんぱに沼落ちしたキッカケの曲『サクラあっぱれーしょん』が披露された頃には煩悩は消え去り、悟りの境地に達していました。
今回のライブを通して、私の日常には思っていた以上にでんぱ組.incの楽曲が浸透しているんだなあと思いました。
未鈴さん(=古川未鈴さん)がMCのときに「でんぱ組.incの楽曲は背中を押す楽曲が多い」と仰られていましたが、私の中で彼女達の楽曲は背中を押してくれたり隣を歩いてくれたり、一緒に騒いでくれたり寄り添ってくれたりする心強いお友達のような存在として流れ続けています。
後期高齢者になってもずっと流れ続けているような気がします。
正直、今回は「でオタ(=でんぱ組.incのファン名称)の端くれから足を洗う時期なのかしら」という思いを抱えた状態でのライブ参戦でした。
昨今の推し活関連の不穏なニュースや情報に思うことがありすぎて、推し活にツラさやシンドさを感じるようになっていたからです。
しかし、ステージ上でバチバチに輝き、縦横無尽に楽しそうに駆け回る彼女達や叫び踊り程よき悪ノリで会場を盛り上げるでオタの方々に囲まれて思い直しました。
やっぱり私はでんぱ組.incが大好きだし、でオタの方々も好き。そんな彼らにふんわり交じって長いことでんぱ組.incを推している自分も大好きだなあと。
彼女達は私にニコニコと推し活をさせてくれる唯一無二の存在なので、これからも引き続き推していこうと思いました。
今回は場所どりを見誤り、上手と下手少々の視界でライブを楽しんでおりましたが、客席お隣にはぺろりん推しの可愛い女の子がいらしたし、上手は未鈴さんがたくさん拝めたので無問題でした。
センター立ち位置多めの璃人くん(=天沢璃人くん)が上手の立ち位置に来てくれたときは「やだ素敵…生まれ変わったら璃人くんの鼻ピアスになりたい…」と思いながら前方にいらっしゃる可愛い璃人くん推しの子込みで見つめていました(お巡りさんこの人です)。
視界不良な中でもメンバー全員の可愛さが眩しいくらいに届くところもでんぱ組.incのライブならではないかと思います。
今回のライブで言うと、りさちー(=相沢梨紗さん)がMCのときに水分補給で舞台袖にはけている状態で喋り始めたり、ピンキーちゃん(=藤咲彩音ちゃん)のオタク煽りがやっぱり可愛かったり、オタク達のぺろりんの彼氏の座争奪戦(挙手制)が白熱したり、来年おでんぱ卒業のあおにゃん(=空野青空ちゃん)がやっぱり明るく愉快だったり、りあぴ(=小鳩りあちゃん)のファンサが神がかっていたり、ひなちゃん(=高咲陽菜ちゃん)はひなちゃん推しまで笑顔が眩しいことが判明したり。
こんなにずっと楽しくて可愛い彼女達から足を洗うことができるだろうか、いやできないだろう(反語表現)。
そういったわけで、私はまだまだでんぱ組.incをやめられそうにないという結論が出たライブ参戦となりました。
2023年、大変気持ちの良いでんぱ納めとライブ納めができてとても幸せです。
来年もでんぱ組.incとでオタの方々と楽しく愉快な時間が過ごせますように。