最初で最後のプラでんが天才すぎる件について

天沢さんの神々のポーズ再び

先日、でんぱ組.incとミームトーキョーの2マンライブへ行ってまいりました。

本ライブはでんぱ組.incとミームトーキョーを兼任している天沢璃人さんが立案されたものだそうで、双方グループのセットリストやシャッフルユニット選抜、コラボ曲などは全て彼女が考えたもので構成されていました。

天沢さんが私の推しであり、ご本人に「結婚してくれ！マグロ漁師になって支えるから！」とお伝えするほど好きであることを差し引いても、その内容は「天才」としか言いようがありませんでした。

双方グループの良さや個性が引き立つ選曲、楽曲の良さや面白さが際立つシャッフルユニットと披露曲の選抜、ライブ立案の意図、2グループ全員で披露する楽曲のチョイス。

彼女が「兼任」なんてきっともうほぼほぼムチャぶりなことに本気で、ひたむきに、愛情を持って向き合い取り組み続けた結果があの素晴らしいかたちになったのではないかと思います。

ぼんやりしていたら1年ぶりの拝みとなったミームトーキョーのターンでは、MEWちゃんから後光が差すほどのエンジェルスマイルを、SAEちゃんからは世界的名画級の美しい笑顔をいただき、2人との結婚を確信しました（お巡りさんこの既婚女性です）。

いつ観て聴いても五臓六腑が震える『スーサイドボーダレス』では、いつも以上にRITOくん（＝天沢さん）が歌う「あぁ、自分自身の存在が今日も許せず生きてんだ 自己嫌悪の毒がまわる」の部分にグッときてしまいました。

この曲を歌い始めたときの天沢さんと今の天沢さんとではきっと感じ方や出力の仕方に良き変化があったんだろうなあと思うと気持ちばかりがお母ちゃんになってしまって本当にもう豚汁さこさえてあげたい。

シャッフルユニット回では、ミームトーキョーの『Sweet Dream』とでんぱ組.incの『くちづけキボンヌ』が天沢さんプレゼンツの編成で披露されました。

『Sweet Dream』はミームのNENEちゃん・SAEちゃんに加え、でんぱのみりピンぺろ（＝古川未鈴さん・藤咲彩音さん・鹿目凛ちゃん）が入ることで、この曲で表現されるアイドル像がよりリアルなものに感じられる曲となりました。

『くちづけキボンヌ』はでんぱの りさりあひな（＝相沢梨紗さん・小鳩りあちゃん・高咲陽菜ちゃん）にミームのMEWちゃん・SOLIちゃん・MITSUKIちゃんが加わることで、ときめき甘い可愛さが致死量の大天使ソングへ昇華。

超えるかね。双方良さが本家を超えるかね。

私はこのシャッフルユニット回を見て、天沢さんのガチ度があたおかレベル（※褒めています）であることに震えました。

でんぱ組.incのターンでは、本当にもうこれだけはお伝えしなければいけない事があって。

1曲目の『まもなくでんぱ組.incが離陸致します♡』で冒頭ずっとピンちゃん（＝藤咲彩音さん）と目が合っておりまして、これはもう3回くらい結婚できたと思うんですよね（お巡りさんまたこの既婚女性です）。

今回のライブでお嫁さん3人も増えちゃってあらまあどうしましょうと内心キャイキャイしている間にも、でんぱのターンは愉快あり目頭熱くなりのめくるめく展開が繰り広げられました。

『でんでんぱっしょん』が披露されたとき「このリボンと客席から一緒に踊れるこの振りができるのはもうあと1回か2回くらいしかないんだな」と思ったとき、さしものエンジョイでヲタな私もちょっと泣きそうになってしまいました。

最後に披露された楽曲はでんぱ組.incとミームトーキョー全員による『IDOL』。やってくれたね、天沢さん。

『IDOL』はBiSの楽曲をでんぱカラーにカバーした楽曲。いにしへにでんぱ組.incとBiSが2マンライブをしたときが初披露で、その後もワンマンやミームトーキョーのライブでも披露されている楽曲です。

私はミームトーキョーのライブで観たことがあっただけだったので、動画でしか観たことがなかったでんぱ組.incバージョンが生で見聞きできたことに大歓喜。会場も一番盛り上がった楽曲だったんじゃないでしょうか。

こうして天沢さんのミーム愛とでんぱ愛が詰まりに詰まった本ライブ『プラズマでんぱフェス ～THE FINAL～』は愉快爽快に幕を閉じました。

天沢さんはこのライブをもってミームトーキョーの活動を一旦お休みし、来たるエンディングまででんぱ組.incの活動に専念します。

ということはつまり、天沢さんは兼任というとんでもねえムチャぶりを成し遂げたということ。誰にでもできることではないとんでもねえ偉業です。

本当にもう頼むから天沢さんに労いの豚汁をこさえさせてほしい（お母ちゃんムーブ再来）。

ミームのメンバーに「いってきます！」、でんぱのメンバーに「よろしくお願いします！」と一礼してハグをする天沢さんの姿に彼女の人柄を感じました。

天沢さんを推させていただいていることに間違いはなかったなと思うと同時に、でんぱ組.incのハグのし慣れてなさに「さすがは俺達のでんぱ組.incだよ…」という謎の仲間みも感じました。

三十路越え最初で最後のプラズマでんぱフェス、素敵でアチアチな時間をありがとうございました。

会場でお友達になってくれた未鈴さん推しのお姉さんにも大感謝。お陰様で初めての麻布十番も震えず愉快によりエンジョイすることができました。

私が次にでんぱ組.incのライブを拝めるのは、ついに来年1月の幕張エンディング公演を残すのみとなります。

これまでゆるふわドルオタらしく「エンディングまで御祭騒ぎで楽しんでいこう！」と沼の浅瀬で愉快に踊り狂っておりましたが、本当は全然寂しいし終わっちゃうのが嫌で仕方ありません。

でもさ、私達だって次の旅を始めなくちゃ。

改札を出た先に広がる次の旅路を少しでも楽しく踏み出せるように、エンディングまでのこの旅路は老若男女ヲタ非ヲタ、新規古参も関係なくみんなで楽しく加速して「お達者で！」とそれぞれ爆笑の域に近いくらい笑って進んでいける時間になったらいいなと思っております。

それにほら、幕張にいらっしゃるでヲタフレンズ達と再会のハグとかしたいしね（フレンズ逃げて超逃げて）。

でんぱ組.incの迎えるエンディングが世界を突き抜け宇宙イチ、愉快で楽しく素敵なものになりますように。

天沢さんが本ライブについてお話しされているnoteはこちら👇

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