その者アヒルに乗りて青空の海へ降り立つべし
5日前の愉快な卒業ライブ第一部が忘れられず、昨日はでんぱ組.incのあおにゃん(=空野青空さん)卒業ライブ第二部の配信組.incに参戦しておりました。
現場はあおにゃんの生まれ故郷である富山県。
現場組.incのでオタ(=でんぱ組.incファンの名称)の方々曰く富山は降雪があったとのことでしたが、雪の寒さに負けないくらい大変アチアチのライブでした。
今回の卒業ライブは後夜祭のような内容とのことで、私が参戦した第一部を優に上回るあおにゃんやりたい放題のセットリストでした。
第一部と同様、愛と幸せと元気に満ち溢れた楽曲に加え、今回はあおにゃん選抜ユニットでの楽曲披露がありました。
ピンキー(=藤咲彩音ちゃん)・りあぴ(=小鳩りあちゃん)・ひなちゃん(=高咲陽菜ちゃん)による『ナゾカラ』、未鈴さん(=古川未鈴さん)・りさちー(=相沢梨紗さん)・りあぴ・あおにゃんによる『もってけ!セーラーふく』、ピンキー・ひなちゃん・ぺろりん(=鹿目凛ちゃん)・璃人くん(=天沢璃人くん)による『となりのドーナツ』。
選曲、ユニットのメンバー構成、すべての分かりみが深すぎて三十路越えは堪らず発狂。ご近所の皆様大変申し訳ございませんでした。
ユニット披露のあとはあおにゃんのソロ曲『キラキラアオゾラ』が披露され、でんぱ組.incの歴史のみならず、あおにゃん自身の歴史と彼女が歩んできた道のまっすぐさを垣間見ることができました。
あおにゃんが行く道の中にでんぱ組.incが溶け込み、でオタの声援が道端に花を咲かせていたのかと思うと嬉しくもあり誇らしくもあり、背中を見送ることとなった今は猛烈に寂しくもあり。
あおにゃんがでんぱ組.incを卒業していく背中を見たらさすがに笑顔になれないくらい泣いてしまうなと思っていたのですが、そうはあおにゃんがさせません。
彼女はアヒルさんボートに乗ってでんぱ組.incを卒業していきました。
衝撃のアヒルさんボートが現れたのはアンコールで『千秋万歳!電波一座!』が披露されたときのこと。「客席にダイブしたい」というあおにゃんたっての希望とともに現れました。
会場は後方になればなるほどステージが見にくいという情報があったので、心優しきあおにゃんのことです。ダイブしたい欲とともに後方の方々への配慮もあっての演出だったのでしょう。
アヒルさんボートに乗って客席の海へ出航したあおにゃんでしたが、天井の柱に引っ掛かって割と序盤でステージに打ち上げられてしまいました。
現場組.incも配信組.incも でオタはもれなく大爆笑だったことと思います。
でんぱ組.incや でオタにこんなに笑顔とカオスをもたらしてくれたあおにゃんには正直卒業してほしくなかったけれど、あおにゃんが笑顔で愉快に歩むまっすぐな道の続きがまだまだ見てみたいので、寂し泣きだか笑い泣きだかもうよく分からなくなっている涙を流しながら笑顔で見送ろうと思いました。
あおにゃん、改めてでんぱ組.incご卒業おめでとうございます。
あおにゃんが卒業ライブで魅せてくれた愉快な青空とインパクトが強すぎるアヒルさんボートの思い出を胸に明日からも口角を上げて生きていこうと思います。
あおにゃんの愉快なカオスが刻まれたでんぱ組.incが楽しみだな。
最後に、こんなに素晴らしいライブを配信でも提供してくださった運営の方々、ご尽力くださった映像部の方々、本当にありがとうございました。
アーカイブ配信も楽しさあまって壊してしまった推し専用ペンライトの2代目を探しながら観倒そうと思います。