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でんぱとアキバと大草原

先日、でんぱ組.incのライブに行ってきました。

今回のライブは『でんぱぁかしっくれこーど』というでんぱ組.incのEP(ミニアルバム)発売イベントとメンバーである愛川こずえさんの卒業ライブを兼ねた内容となっていました。

『でんぱぁかしっくれこーど』は「秋葉原ってどんなところなの?」と訊かれたときの答えになるようなEPだなと思いました。

この日のライブのセットリストも秋葉原にちなんだ楽曲ばかりで、横浜にいるのに秋葉原にいるような不思議な感覚になりました。

このライブを通して、私は私と秋葉原について改めて考えることができました。

秋葉原は現代の侍達がそれぞれの「好き」に自信と誇りを持って行き交う素敵な街です。

私はそんな秋葉原が大好きだけど、それはあくまで外側の人間としての「好き」に過ぎません。

外側の人間でも自由にさすらえる気楽さや、ここでもやっぱり内側に入れないという寂しさが不思議と心地よくて、私は何度も足を運んでしまうのだと思います。

今回のライブはそんな秋葉原とでんぱ組.incを完全に重ねて観ていました。

楽しい空間にいながらも外側の寂しさを感じるという大変趣き深い時間を過ごせました。

ライブ自体は何せもう2代目推しこと璃人くんの笑顔が目映くて拝むことすら忘れていました。

梨沙さんとりあぴの歌声には魂が震え、ピンキーと陽菜ちゃんの可愛さには終始心が和み、あおにゃんとぺろりんの愉快さには何度も楽しませてもらい、未鈴さんの存在にはかなりの安心感を覚えました。

今年の12月いっぱいで卒業される愛川こずえさんは歌やダンス、ピシッと締めてくれるMCを初めて拝見して「えー!やだやだ!卒業しないで!」と強く思ってしまいました。

体調が万全でない中、最高の笑顔とパフォーマンスを披露してくださったこずえさんに最大限の感謝と、これからの日々の幸せを祈りながらライトグリーンのペンライトを振りました。

こずえさんがしかと刻まれ、秋葉原のようにこれからも変わらず進化し変化し発展していくでんぱ組.inc。

これからも秋葉原の街を歩くときと同じように、外側のほうから「お邪魔します」の精神で気ままにエンジョイさせていただければなと思います。

サポートいただくと明日がちょっと愉快になるとかならないとか。