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ファインディング・モエトエモ

唯一分かるコールを声帯が終わるレベルの声量で叫ぶ三十路越えの図

昨日、でんぱ組.incのライブツアー八王子公演に行ってきました。

今回のライブはコロナ以降NGとされていた声出しができるライブとなっており、そのせいかチケットの倍率がどエグいことになっていたようです(近くの席のお兄さん情報)。

私は公演間近の追加発売で運よく参戦することができました。

約3億年ぶりに推しの名前やうろ覚えのコールを叫びまくったので、とてもスッキリしました。

せっかくの声出し解禁公演ということで、腕にコールのカンペを書いてきたのですが、文字が7割滲んでしまってあまり使い物になりませんでした。

次回は透明テープにコールのカンペを書いて両腕に貼りつけてこようと思います(覚えてもろて)。

今回のツアーは「宇宙に繰り出したでんぱ組.incが2000年代の日本に酷似しながらも『萌え』と『エモ』がない惑星に到着する」というストーリーがあります。

でんぱ組.incが萌きゅんソングで惑星に『萌え』と『エモ』をお届けしていくというテーマでライブのセットリストが組まれていました。

ネタバレになってはいけないので具体的にはお伝えできませんが、新衣装と声出しでテンション爆上がりなメンバー達が『萌え』、セットリストが終始『エモ』でした。

個人的にベスト・オブ•萌えだったのは、推しの璃人くんがMCで「私『エモ』って知ってます!赤いモンスターでクッキーをよく食べてユニバにいるやつですよね?」とボケたあと恥ずかしくなっちゃって「死にたい!」と叫んでいたところです。

「可愛い!可愛いよ璃人くん!パフォーマンスは格好いいのにこういうところ可愛いの何なの!ほいでクッキーをよく食べるのは青いモンスターやで!間違え方も可愛いの本当何なの!好き!」と、三十路越えは密かに萌え爆ぜておりました。

セットリストのエモさは格別なものでした。

誰なのこんな頭の先からつま先までエモ散らかしたセットリストを組んだのはってくらいエモくて、三十路越えは何度も泣きそうになりました。

いにしえからファンの方々には思い出深さからくるエモさ、新しめのファンです押忍な方々には会場の一体感から得られるエモさを感じられる素晴らしい内容でした。

コールが分からないからとモジモジされている方がいらっしゃったら、分からなくても全然楽しかったので、是非とも体感していただきたいなと思いました。

私もファン歴が9年くらいなのにほぼほぼコールができないので、一緒にニコニコしながらサイリウムを元気よく振って誤魔化していきましょう!(お前はいい加減覚える努力をしてもろて)

今回声出し解禁のライブに参戦して強く思ったのは「声出しライブってやっぱいいなあ」ということです。

単純に大声を出せるのがストレス発散になるからというのもあるけれど、みんなで同じ言葉を発することで一体感が得られて、ボッチで参戦しても全く孤独を感じないところが一番良きだったなあと思いました。

声出しNG期間のライブも無論楽しかったけれど、ボッチ参戦者の身としてはやはり多少の孤独がついて回りました。

でんぱ組.incの現場はファン同士の仲良しさんがたくさんいらっしゃるので、それが正直ほんのり怖かったり辛かったりしたのですが、今回は全然大丈夫でした。

なんかもう勝手に「俺達ソウルメイト」みたいな気持ちになれてニコニコしながらいられたし、ステージ上の推し達ともグッと距離が近づけたような気になれて終始楽しかったです。

こんな感じで、今回のライブは『萌え』と『エモ』に加えて色んな気づきを得られた時間となりました。

伺えて本当に良かったです。

明日からもまた徳を積んで、改良したカンペを両腕に携え、またライブに参戦できたらなと思いました。

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七草ナ梨
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