でんぱ終幕宣言を受け
2024年4月20日、東京は恵比寿LIQUIDROOMにて、でんぱ組.incが2025年頭にエンディングを迎えることを発表しました。
この日、私はいつものオタ友皆無なボッチ参戦で伺っておりました。
爆アゲなセットリストで展開されたでんぱ組.incのライブを経て、でオタ達による毎度愉快なアンコールに応えたあとにお知らせされたエンディング。
ステージ上に並ぶ笑顔のない彼女達、もう泣いている高咲陽菜ちゃんから発せられる嫌な予感しかない「お知らせがあります」という言葉、古川未鈴さんから告げられた来年頭にでんぱ組.incがエンディングを迎える旨、相沢梨紗さんからの説明、愉快で楽しいでオタ達の啜り泣く声。
ゆっくりちゃんな脳みそが珍しく駆け足で動いてくれたお陰で、私は早々に理解することができました。
この世は何事においても始まりがあれば必ず終わりがやってきます。
ああ、とうとう彼女達にもその時が来てしまったのかと。
昨年不思議とオタ活がアクティブにキメ込めたのも、今年に入ってから少しずつドルオタの灯火が小さくなってきたのも、どこかで彼女達のエンディングを予感していたからだったのかなあと思いました。
私ね、泣けませんでした。
でオタ歴10年にしてファンクラブにも入らず、ライブもイベントも行ける範囲でしか行かず、メディアもロクに追えず、10年ずっと沼の浅瀬でキャッキャと遊んでいただけの私に泣く権利はないと思ってしまって。
ただ、衝撃はしっかり受けていたようで。
帰り道は油断すると両脚が脱力して動けなくなりそうだったし、SNSはちゃんとした日本語が出力できず投稿できなかったし、コンビニで買った夕飯は一品多かったし、帰りの電車はウルトラ方向音痴の私が何も違うことなく恐ろしくスムーズに帰れたし。
ゆるふわオタクの分際で言うべきことではないかもしれませんが、私の中ででんぱ組.incの存在はこんなにも大きかったんだなあと再認識することができました。
あと、方向音痴ってショック療法で治るんだなあとも思いました。
方向音痴をも治してくれるほど私の人生に愉快な影響をもたらし続けてくれたでんぱ組.incの物語は来年頭でエンディングを迎えます。
そのエンディングを迎えたときがおそらく私のドルオタとしての物語もエンディングを迎えるときなのだと思います。
私のゆるふわドルオタ生活はでんぱ組.incから始まったからね。
とはいえ、だ。
お年頃的に時の流れがウサイン・ボルト並みに速いとはいえ、だ。エンディングはまだ先なわけです。
私もアロマキャンドルくらい儚く燃えるドルオタの灯火をバチバチに燃やして愉快にでんぱ組.incのエンディングを見届けようと思います。
ライブも絶対に行くんだ。
今回のライブが最後なんて絶対嫌だもん。あんなステージが1割弱しか見えなかったライブ。
本当にもうびっくりしたわ。女性専用エリアであの視界はびっくり以外の何物でもなかったわ。本当に雰囲気だけでエンジョイしとったわ。
私の分も盛り上がり倒してくれた視界良好組.incのでオタの方々、ライブの9割は皆様で楽しめました。本当にありがとうございました。
というわけで、今回のライブの感想は割愛させていただきます。
くっそお、次からのライブは視界5割以上の場所から絶対に拝み倒してやるぞお。
待ってろでんぱ組.inc、そして愉快なでオタの皆様め。視界良好になった私の本気(と書いて愉快な悪ノリ)を震えて待つがいいわ。
でんぱ組.incがエンディングを迎えるその日まで、各位健やか愉快に色んな人を巻き込みながら御祭騒ぎしていきましょうね(悪い顔)。