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『デュラララ!!』という神アニメを布教する


みなさんは、『デュラララ!!』というアニメをご存知でしょうか?


私が散々口にしてるので名前くらい知ってるという人もいるかもしれませんが、大手サイトで配信されてない本作品をこれまで見る機会が無かった人も多いはず。

というか、この令和の時代に自分からデュラララを見に行く人間は多分いない。もはや古オタクの黒歴史ともなりつつあるこのアニメを、今更紹介する人間もいないだろう。


そこで! なんとかフォロワーに布教することでデュラララオタクの人口を増やそうと思い、このnoteを書いている次第です。dアニメストアの加入代くらい私が払うから全話見てくれ。


▼まずはストーリーから簡単に説明していこう。


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STORY

舞台は東京・池袋。
都会の非日常に憧れる少年・竜ヶ峰帝人(みかど)は、幼馴染の紀田正臣の誘いもあり、地元を離れて池袋にある来良学園に入学することに。

▲1期は大体この3人の学園モノ。

一番右のひ弱そうな子が竜ヶ峰帝人で、本作の主人公っぽいもの(正確には主人公じゃないけど)。竜ヶ峰帝人とかいうめちゃくちゃゴツい名前でありながら、主人公の性格はいたって控えめある。


ただこれ、全然学園青春モノって感じではないんだよね。1話を見てくれれば分かると思うんだけど別に爽やかなアニメではない。

実際はこの3人それぞれが不穏な秘密を抱えていて、お互いに隠したまま何とかやっていく話。この辺ネタバレしかないから実際にアニメを見てみてね!


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一応主人公も紹介しておこう。
タイトルの由来にもなったデュラハンであるセルティ・ストゥルルソン。

失くしてしまった「首」を探すため、気配を追って池袋にやって来たセルティ。色んな出来事が起こりすぎて忘れがちだが、このアニメは基本的に「首」の在処を軸に進んでいく。

▲右側は同居人かつ恋人の新羅。作中一の変態。


もちろんデュラハンとだけあって首から上は存在しないし見た目も性別不詳だが、実はめちゃくちゃツンデレで可愛い女の子。なんなら本作で一番人間っぽい。

池袋では「首なしライダー」として都市伝説的な扱いを受けており、無灯火運転で常に白バイに追われている。

▲ほらね、かわいいでしょ。




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CHARACTER

正直ストーリーの面白さよりも、個性豊かなキャラクターたちの方が本作の魅力である(と勝手に思っている)。

ここではおすすめのキャラクターを、完全な独断と偏見を交えて紹介していく。お願いだから最後まで見ていって。



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①折原臨也と平和島静雄

▲左側が臨也(いざや)、右側が静雄(しずお)。


こいつらのドンパチ大喧嘩を見に来てるといっても過言じゃないくらい、ある意味主人公たちよりも存在感はずっと大きい2人である。頭脳派vs脳筋の戦いは、いつの時代でも見てて気持ちいいものだ。


計算高くて最悪の性格、「人間」を博愛しており人間観察のためなら何だって厭わない情報屋の臨也。

愚直で良い奴だがキレやすく、自販機すら投げてみせるくらい超脳筋の静雄。



仲良くなれるわけもない2人の殺し合いの大喧嘩を是非アニメで見てほしい。何故か企業コラボの際には仲良くホテルマンをやったりしているが、実際にはありえないので注意。


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②ヴァローナ

▲犯罪レベルにかわいい。おかしいだろ


闇社会に生きる無慈悲な父を持ち、幼少期から膨大な量の本を読破しあらゆる格闘技を習得。愛することも愛されることも知らず、自分の命すらどうでも良いと思っている。皆、こういう儚い女、好きだろ!


「人間の強さ」を証明するために戦い続けてたんだけど、①で紹介した平和島静雄にだけはどうしても敵わず、今度は静雄を殺すためだけに戦い続ける。静雄を殺そうとする近所の幼女と三角関係になったりもするよ!
その中で、静雄のもとで少しずつ心を取り戻していく。(激エモ)こういうの、好きだろ!!(オタク悲鳴)

なにより、流暢な割にめちゃくちゃ堅苦しい日本語がかわいい。もうほんとにかわいいところしかない。



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③折原九瑠璃と折原舞流

▲ほとんど百合。(違う)


臨也の妹2人。はっきり言って変人である。

真逆の性格と風貌は、幼少期にくじ引きで決められたもの。2人揃うことで「完璧な一人の人間」になれると考えており、性格や趣味嗜好、得意分野までも意図的に対称になるようにしている。

姉の九瑠璃(くるり)は、短髪でブルマ体操着という体育会系っぽい外見だが、性格は暗く物静かでほとんど一言しか喋らない。かわいい。

妹の舞流(まいる)は、三つ編みメガネという文学少女っぽい外見だが、底抜けに明るく道徳的に良くない発言もしばしば。転校初日にいじめを受け、いじめっ子に画鋲を投げたり相手の口の中に入れようとしたシーンは結構バズったので有名かも。


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④ワゴン組

▲渡草(左上)の運転するワゴンに乗っていることからワゴン組と呼ばれる。


いよいよ最後はワゴン組!
デュラララを見てくれた友人は揃って「こいつらが好き!」と言ってくれる、賑やかしの楽しいメンバーたち。

特に人気なのが前にいる2人で、作中生粋のオタク。電撃文庫を愛読しており毎度オタク談義をしているが、彼らの会話内ではびっくりするほど他作品の名前が出てくる。名前すらも分からないものがしばしば。

▲オタク2人の手によってワゴンはこんなことに。
流石に持ち主の渡草が可哀想。

温厚っぽい見た目をしているが、アニメで見た拷問を実践したり、人にガソリンを付けて燃やしたり平気でできちゃうヤバいオタク。

とはいえ基本的に悪いやつ相手にしか拷問をしないので、見ててかなり気持ちがいい。シリアスシーンが続くときは、大体ワゴン組が癒してくれる。
(ちなみに後ろの2人はオタク気がまったくなく、右上の門田が『とある魔術の禁書目録』をちょっと読んでるくらい。)

ちなみに私は左前にいる水色のパーカーが好きです。まあ、糸目なので……


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さてさて! 長いキャラクター紹介という名のオタク語りをしたわけだが、実際に見てもらう方が早い。というわけで、最後は全体像の説明をしよう。

本アニメは、起・承・転・結と題した4期から構成されている。おい流石に長すぎるだろ!と思った人もいるでしょう、ごめんなさい。

とはいえ、期ごとに雰囲気がだいぶ変わるのも本作の特徴である。1期が学生のちょっとジメジメしたお話なのにも関わらず、2期では底抜けに明るくドンパチ抗争をやっている。人によって好きな雰囲気も違うと思うので、もし1期が合わなくても2期を見てみてほしい。後生だから。


正直なところ、これまでの人生でデュラララを本気で人に勧めたことはあまりなかった。所謂ギャグ漫画のような「面白い」作品ではないから、万人受けはしないと思っていたからだ。実際、私の好きなアニメの中でギャグ要素を含まないのは本作くらいである。

でも、それでも、わたしの人生を変えたと言っても過言ではないこの作品を大好きなみんなに見てほしいと心から願っている。
アマプラで1話だけ無料公開されているし、もしその先も見たいと思ってくれたならdアニメストアかDMM TVに無料おためし登録をしよう! 無料期間が終わっているなら一ヶ月分の代金くらいは私が払ったっていい。それくらい本気で人に勧めたいと思っている。


▼少しでも気になった人には4期のOPを見てみることをオススメします。
OP中でご丁寧に全員の紹介がされており、名前と関係性くらいならざっくり2分弱で丸わかり!

(※公式のチャンネルから出ていないので、すみませんという感じ)


▼もっと気になったよという人は、予告も見てみよう!(これは公式チャンネルから出ています)


ここまで見てくれた人は本当にありがとう。
あなたがデュラララを楽しんで見てくれることを、心の底から願っています。

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