ソーラークッカーが届きました
中国からの輸入販売を10数年していました。
色々あって2.5年ほど前に辞めたのですが、再チャレンジしようと思い中国の友人の通訳さんに頼んで、とある商品を送ってもらいました。
届いた状態はこんな感じ。
プチプチに包まれています。
しっかり梱包してくれたので安心感があります。
ダンボールを開けるとアタッシュケースが出てきました。
パカッと開くと中身はこんな感じ。
組み立てるとこうなります。
ソーラークッカーはどういうものかというと、太陽光から効率よく熱を集めて調理する道具です。
筒状のガラス管は魔法瓶のような構造になっています。
なので、天気が良ければ良いほど内部の温度は高くなります。
そして、外気温が低くても魔法瓶の真空効果で内部の温度は下がりにくいです。
詳しく知りたい方はソーラークッカーで検索してください。
半月状の反射板が付いているため、裏側にも光が当たるのでより効率的です。
この、なんというかよく分からない部分に食材を置きます。
試しにバレイショを切って配置します。
バレイショとジャガイモって何が違うのでしょうかね?
日中にベランダに設置。
天気はどんよりとした曇り空。
どうなるか判りませんし、晴天ではないのでどれだけ時間がかかるか判りません。
調理できるとしても数時間かかると思いますので、設置していたことを一旦忘れます。
設置していたことを本当に忘れてしまいました。
日が落ちてから回収。
中身は・・・何も変わっていませんでした。
ある程度晴れていないとダメっぽいですね。
翌日。太陽が出て実にいい天気です。
太陽に直接当たるようにしました。
脚立足場を設置し、上に乗せました。半透明の防雪シートを開放しています。
時刻はAM10:00。さて、どうなるやら。
2時間経過した段階で温度を測ってみました。
一番奥から順に測っていきます。
ピッ
ピッ
ピッ
奥が一番温かいようですが、期待した温度には程遠い・・・
単に出口付近で熱が逃げていただけかもしれませんが、一番奥はちょっと熱いお風呂という感じです。
気密度は低いですが、加熱方法は真空太陽熱温水器も同じ原理なので、40℃は何とか超えているならお風呂のお湯づくりでも使えるような気もします。
昼頃になると雲が出てきました。
日が照ったり照らなかったり。
取っ手付近に水を入れた小袋を2つ置いて気密度をUP。同時にお湯になると良いなと思います。
1時間ほどして再度測定してみたら60℃近い。
よさげよさげ。
一番手前のバレイショの温度でも54℃。
手前から2番目の水袋は良い温度になっています。
この温度ならお風呂でも使えるかもしれません。
一番外側の水袋はちょっとした低体温でした。
簡易的ながら密封できていると思います。
5時間ほど経過した所でチェックすると56℃。
バレイショからも湯気が出ています。
今夜はどうやって食べるかちょっと楽しみ。
夕方になってから取り出してみました。
色味がなんか怪しい。古くなっていたのかな?
試しに齧ってみたら生っぽい・・・加熱が足りていなかったようです。
調理するには温度が低すぎたようです。
しかたが無いので小型の鍋に水を入れ、アルミホイルにバレイショを軽く包んで薪ストーブへGO。
しばし放置してできました。
今度は火が通ったようです。
マヨネーズをつけていただきまーす。
でもこれって・・・薪ストーブがあれば別にソーラークッカーじゃなくても良くない?
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