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水道管の凍結対策まとめ
そろそろ2月の半ば。
これからは春に向かって気温が徐々に上がっていく。
と期待したいところ。
ということで、この冬に行った水道管の凍結対策をアレコレしてきましたが、備忘録的にまとめてみたいと思います。
当初の目標は凍結防止帯を使用しなくても良いようにしたい。でした。
結果は惨敗。
外気温が-4℃になるとあちこちが凍結しはじめました。
水道管には塩ビパイプを使用していました。
HIVP管という紺色の塩ビパイプで、13号というのは太さの規格でよく使用されているサイズみたいです。
グレーの塩ビ管もありますが、凍結に多少なり強いのがHIVPらしいです。まぁ強いといっても知れていると思いますのでご注意を。
そして、塩ビ管に13号用の保温パイプを巻き付けていきます。
両面テープが付いた保温材でスポンジ状になったタイプです。
さらに、30号の保温パイプをまきつけ2重構造にしていました。
25号だと少し小さく、30号だと丁度いいサイズでした。
この2重にした状態では凍結しましたので、さらに追加で両面テープが付いていない保温材をグルグルに巻いていきました。
3重に巻かれた水道管でしたが、結局外気温が-4℃になるといたるところで凍結しはじめていました。
惨敗ですよ。惨敗。
これ、意味あったのかな・・・
最終的に凍結防止帯という電気の力を借りて温める帯を塩ビ管に沿わせて保温パイプを取り付けました。
とりあえず塩ビ管は新調した形になるので柔軟性があるのでしょうね。凍結しても水道管が破裂することはありませんでした。
なので、普段は凍結防止帯のコンセントは外したまま。
凍結して水が必要になったらコンセントに刺して溶かす。という運用をしています。
来年、再来年になると水道管がパンクするかもしれないのでいつまでこういった使い方ができるか判りませんが、いろいろ工夫していく必要がありそうです。
ちなみに、凍結防止帯は温度センサーが付いていないタイプは常時通電するので電気代がとんでもないことになります。
また、温度センサーが付いていても設定温度が高いと思うので「今夜凍りそう」と思ったらコンセントに刺して日中は外すという運用ができれば最小限に費用は抑えられると思います。
あと、トイレの水ガメも凍結して破裂することがあるそうなので、1m程度の温度センサー付きの凍結防止帯を突っ込んでコンセントに刺しっぱなしにしています。
まぁ1度だけでしたが、あまりに寒すぎて排水される部分が凍結したことがありました。
タンクの水は凍っていなかったのですが弁の出口が凍るとは思っていませんでした。
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春以降にでもやろうかと思っているのは、保温パイプは外気に晒されている状態なのでグラスウールで囲ってベニヤか何かで蓋をしようかと思っています。
トイレの水道管は小汚い感じですが古くなったグラスウールで包んで古い石膏ボードで簡易的に囲っていました。
トイレの水道も凍結したことはありましたが、トイレの室内側が凍結した様子でしたので、囲ってしまうのが効果的かもしれません。
1つ気になったのは、凍結した水道管をいろいろ弄っているとき、地表付近の土が凍っていたことです。
水道管に隙間ができたのかなと思いますが、なんらかの形で土が水に触れて凍ったようですが、凍結した水道管は地下10cm程度だったので何か関係があるのかなと思いました。
湿った土が凍結して水道管に伝わり凍結したとか?
なにはともあれ、この冬は何度か凍結していますが問題なく過ごせると思います。
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最後に洗濯機の凍結は厄介なので対策する必要があります。
水道管に繋げるほうは対策しやすいのでいいとして、問題は排水側でした。
我が家の洗濯機は排水ホースがU字に設置されており、虫が侵入しないようにホース内に水が溜まったトラップ状になっていました。その部分が凍結して排水されない状態でした。
その影響で排水が溜まっている個所全体が凍結していたので排水するためのバルブが動かなくなっていたためドラム式洗濯機が水槽みたいになっていました。
完全に排水されない洗濯機だったので、そのうちここにも凍結防止帯を取り付ける必要があります。
思い起こせば色々ありましたが、なかなか貴重な体験でした。
妙な自信もあるし道具も揃っているので今後も問題が起きても対処できると思います。
まだまだ寒い日が続きますが、早く春にならないかな。