ソーラークッカーで温水はできるのか
今回は以前手に入れたソーラークッカーを使ってみたいと思います。
ソーラークッカーってナニ?という方はこちらをご覧ください。
前回はバレイショを使ってみましたが、調理する温度の一歩手前といった感じでした。
今回は単純に水を入れて何度のお湯になるかテストしてみたいと思います。
なんでそんなことをするかって?
同じ原理の太陽光温水器を買うかどうか迷っているので、その前段階としてテストをするわけです。
まずはソーラークッカーの中に水を入れます。
野菜などの受け台は、隙間だらけですが気密度を上げる働きがほんの少しだけあるので一緒に入れます。
早速テスト開始。
水温は0°からスタートとなります。
一応日光が当たる様にちょくちょく気にしながら位置や角度を変えていく予定です。
1時間ほど経過した段階で2.6°。ちょっとだけ水温が上がりました。
さらに1時間経過して今度は5°。
ペースは遅いですが、とりあえず水温は上がっています。
さらに1時間経過し、テスト開始から3時間ほど経過した檀家で21.3°となりました。
一気に温度が上がりました。
太陽に対する角度の影響なのかな?
テスト開始から4時間ほど経過した段階で31.2°。
しばらく存在を忘れていましたが、夕方計測したら29.1°となっていました。
今回は太陽に対する傾斜角が一定ではない事が問題として挙げられます。
なぜかというと、30°や40°に傾けると水が零れ落ちるため鋭角に出来ないという問題点があります。
あとは気密ですかね。適当に切られた感のあるシリコンは付いていますが隙間がところどころあるので熱が逃げていると思います。
それでも31°までは温度が上昇していたので足湯程度には使えるかなと思います。
今回のテスト結果を見るに、単純な装置でもそれなりの効果があることがわかりました。
降下が無いようでしたら、ハイこれまで。となりますがそこそこ効果が確認できたのでホッとしました。
次は晴れた日に傾斜角を一定にして密封した状態でテストしてみたいと思います。