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犬との二人暮らし、突然の癌、お別れ

2024年3月15日夕方、愛犬を亡くしました。

2か月前まで健康自慢で、「その毛艶で13歳⁉︎」と驚かれ、
何より、毎日一緒に過ごすのが本当に楽しくて、笑いと慈しみと刺激と私の健康を運んできてくれる存在でした。

いわゆるペットロス真っ只中ですが、悲しい!寂しい!とかそういうことじゃなくて、犬との暮らしとか、病気、病院のこと、お見送りのこととかを書きはじめようかなと思います。

犬のこと

名前はあゆ、2010年生まれの女の子で、13歳で亡くなりました。
最後は、東京都新宿区で私とふたりで暮らしていました。

私にとってのあゆは、家族とか子供とか相棒とか、そういう言葉はどこかしっくり来なくて、
ただ、あゆ、という唯一無二の存在。
私にとって、この宇宙で最も尊い、あゆです。

13歳の毛艶

病気のこと

あゆは、健康診断でかかりつけ医に「稀に見る健康体」と言われる元気な13歳でした。病気も歯周病もなし。
よく食べ、よく出し、よくしゃべり、よく歩き、よく寝て、13歳6ヶ月を迎えました。
2024年1月中旬。発熱。
そこから、組織球性肉腫という、免疫系の多発性の癌だと判明して、そのあとは、数週間しか生きられませんでした。
起き上がれなくなったのは、最期の2日間くらいでした。

さいごの日

毎日、日帰り入院して、夜はおうちで過ごしてました。
3月15日も、17:30にお迎えに。
名前を呼ばれたので帰宅だと思ったら、違った。「今急変しちゃって」と。

処置室に入ったら、虚な目をしたあゆが。
「もう呼吸が弱くて、本当は呼吸器つけたり心臓マッサージする状態なんですけど、あゆちゃんの状況を考えると…。抱っこしてあげてください。」

優しく抱いて、たくさん名前呼んだ。
もう、目は動かなかった。
聞こえたのかな。間に合ったのかな。
急変したときも、下のロビーにいたよ。
苦しんでること気づけなくて、ごめんね。


今のわたし

あゆがいないことが嫌で嫌で仕方ない。
でも、思い出すと最期のあゆはとっても辛そうだったから、それが長く続かなかったことは救いだったとも思う。

でもあんなに元気だったのにな。
最期だって、毛はツヤツヤで。

次の日は入院じゃなく通院で点滴して、おうちで過ごしたり公園お散歩する予定だったのにな。

でも、病院で急変したみたいに、家で、私がお風呂入ってる間に急変してたら立ち直れなかっただろうな。

そんなふうにいろいろ、ぐるぐる、考えます。
でも、の連発。

でも(←早速)、割と自分を保てていて、周りから見ても、大丈夫な方だと思う。そのへんのことも、あとで言葉にしてみます。

大丈夫といいつつ、書きながら号泣だけどね。
明日は顔腫らして仕事行きます。

病院でドクターが撮ってくれたひなたぼっこ中のあゆ

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