Painters ~七ヶ宿の未来を描く人たち~ No.5
七ヶ宿町には、様々なバックグラウンドをお持ちの様々な方が住んでいらっしゃいます。そんな七ヶ宿町の町民の方にインタビューを行いました。第5回はご実家が酪農を営んでいらっしゃるという市川志穂さんです。
市川さんは、2023年3月現在七ヶ宿町役場・農林建設課に勤務しています。
子育て世代に優しい七ヶ宿
最初に市川さんが話していたのは、七ヶ宿で子育てをしているからこそ感じる子育てのしやすさでした。子ども手当が充実していたこと、インフルエンザの予防接種が他の地域より格安で打つことができるということなど、たくさんの利点を挙げてくれるとともに、のびのびとした環境で子育てができるという点も魅力として挙げてくださいました。
変わらないで欲しい四季折々のアクティビティ
市川さんの思う七ヶ宿の特色を尋ねると、豊かな四季や冬場のスキー体験が特に印象に残っているとのこと。このような雄大な自然や四季折々のアクティビティは、特色のあるものだから、ずっと変わらないで欲しいと語ってくれました。前項でも触れましたが、このようなのびのびとした環境で四季折々の風景を楽しみ、さらにそれをアクティビティに活かすことができるのは七ヶ宿の大きな強みなのかもしれません。
町を知る人と移住者の共存を
最後に、七ヶ宿の今後の展望について聞くと、Iターン・Jターン移住者が増えるだけではなく、すでに七ヶ宿のことを知っているUターン移住者ももっと増えると良いな、と話してくださいました。移住者の割合が多くなってしまうと、昔ながらの文化が途絶えてしまうリスクもあります。そのような文化を守ったり、町をよく知っていたりする人と、移住者の持っているものの融合が起きたら面白いだろうな、とも話してくださいました。
インタビューを終えて
子育て世代の視点から七ヶ宿を語ってくれた市川さん。特にインフルエンザの予防接種が500円で打てるという話を聞いたときにはかなり驚きました。私の住む横浜市では、助成金があっても2300円かかるので印象に残っています。そのほかにも四季折々の七ヶ宿の姿や、昔ながらのもののこと、元々の住民と移住者の融合についても考えが至っている姿が印象的でした。きっと七ヶ宿のことが大好きなんだろうなとインタビューを通じて感じました。
この記事を書いた人
阿部航希
神奈川県横浜市出身。インターンシップで2024年2月・3月に七ヶ宿町へ。現在國學院大學観光まちづくり学部観光まちづくり学科2年(インターンシップ時は1年)
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