七ヶ宿町とまちづくり
地球の皆さん、こんにちは。「七ヶ宿町」という町をご存じですか?「しちかしゅくまち」と読みます。日本の東北地方・宮城県にあります。
さて、そんな七ヶ宿町がまちづくりに本気で取り組み数年、これまで経験してきたこと、ここまでで見えてきたこと、これからの事などをまとめるnoteを開設しました。
目的は、まちづくりの現状を発信することで、次の3点に役立てることです。
①移住やまちづくりに関するリアルな情報提供
②他のところでまちづくりしている人へのヒント
③自分たちの備忘録
「七ヶ宿町」とは
七ヶ宿町は宮城県の南西端に位置し、山形県と福島県に接しています。南蔵王の雄大な自然が広がり、町を横貫する街道は江戸時代に宿場町として賑わった面影を残す、自然と歴史が息づく山間の静かな町です。
歴史と町名の由来
江戸時代には奥州と羽州を結ぶ交通の要所として、各藩が参勤交代で江戸へ向かうルートの宿場町して賑わいました。この頃、街道に7つの宿場があったことから、「山中七ヶ宿街道」と称され、この呼び名が現在の町名の由来となっています。
夏には、当時の面影を残す七ヶ宿街道をわらじで歩く恒例イベント「わらじで歩こう七ヶ宿」が開催されています。
※「奥州」東北地方の太平洋側。「羽州」東北地方の日本海側。両州の真ん中が奥羽山脈で分断されているため、特に昔は横断できるルートが少ない。
豊かな自然
蔵王連峰の南に位置する七ヶ宿町は約9割を森林が占め、白石川の源流を含む豊かな水資源に沿って集落が形成されています。また、8市9町へ供給する宮城県最大のダムがあることから「水守の郷」とも呼ばれます。ダムの上流には「二階滝」として知られる滑津大滝があり、四季で変化する風景と川幅一杯に滑り落ちる激流は見応えがあります。
課題は「過疎化」
七ヶ宿ダム建設に伴う水没地区の移転もあり、1950年代には5,500人以上いた人口は現在1,241人(2024年2月29日時点)でその少なさは全国の町で739/743位です。高齢化率は45%に迫っており、TVで「限界集落」として特集された地区があるほど、“過疎”は差し迫った課題です。
この課題に対して町が様々なアクションをするための実行部隊として、「七ヶ宿まちづくり株式会社」が設立されました。
七ヶ宿まちづくり株式会社
というわけで、noteで情報発信しているのは、この「七ヶ宿まちづくり株式会社」のスタッフです。
こんな情報を発信します
元々住んでいる人や移住した人など住民の声
住民の生活や移住に関わる情報
町で起こるイベントや行事
まちづくり会社が行う様々なアクション
こんな方におススメ
移住を検討している
地方暮らしに触れたい、里山に関わりたい
まちづくりや町おこし、地域づくりに関わっている
やりがいのあるフィールドを探している