Writers No.1 ~七ヶ宿の今を捉えた人~
皆さんこんにちは。阿部航希と申します。
私は、2024年の冬にインターンシップとして「まちづくり」に関わり、note記事を執筆することになりました。本記事ではインターンシップのきっかけや現地での活動・感想などを書いているので、学生や若い方が、私の体験と記事を通じて「まちづくり」に関わるヒントになれば幸いです。
また、私が執筆した記事は「Painters ~七ヶ宿の未来を描く人たち~」として七ヶ宿まちづくり株式会社のnoteになっています。七ヶ宿の人と町を知るきっかけや、まちづくりに関わるきっかけになって欲しいと思います。
訪問のきっかけ
私はまちづくりや地方創生といったテーマに興味があり、現在在学している國學院大學観光まちづくり学部観光まちづくり学科に進学しました。そこで1年間学び、大学の春休みを利用して「実際のまちづくりに携わってみたい」という思いからインターンシップに参加しようと思いました。その中で募集要項をチェックしていた際にヒットしたのが七ヶ宿のまちづくりに関わるプログラムでした。人口が1300人弱と少なく、過疎化の進む町がどのような状況なのか、私にできることはあるのか、少しの不安もありましたが、とてもわくわくした気持ちで七ヶ宿へと向かいました。
いざ、七ヶ宿へ!
私の住む横浜から約4時間、七ヶ宿に降り立って最初に思ったのは、「何もないって言われてるけど普通にいろいろあるじゃん」という思いでした。美しいダム湖、自然環境、関東ではなかなか見られない銀世界… すべてが新鮮に映りました。また、高い高齢化率や移住者の増加などの話を聞くうちに、「七ヶ宿の人たちの声を聴きたい!」という思いが出てきました。
インタビューの実施
2月は七ヶ宿の様々な場所を巡ったり、地域の方との交流を行ったり、3月の行動方針を決めて横浜に戻りました。3月までの間、役場の寺尾さんや七ヶ宿まちづくり株式会社の皆さんを中心にインタビューの調整をしていただきました。そして迎えた3月。七ヶ宿町の小関幸一町長など総勢12名の方にインタビューを行いました。皆さん非常に親身にインタビューに応じてくださり、とても有意義な時間にすることができたと感じています。
イベントの実施
2月のミーティングの中で私が、「高校生くらいの若い世代の町に対する率直な声を聴きたい」という提案をしたところ、3月の訪問時に座談会を実施することに。そしていよいよ座談会、名付けて「まちについて気軽にしゃべろうよ」の当日を迎えました。実は、フライヤーの配布を初日に町内で行ったのですが、なかなか一筋縄ではいかず、本当に人は来てくれるのだろうかと不安でいっぱいでした。しかし、当日、私の想像以上の数の高校生を中心とした参加者が集まってくださいました。「七ヶ宿あるある」や「七ヶ宿と横浜の相違点」といった話題で盛り上がりました。とても嬉しかったですし、率直な意見を聞くことができて良い機会にできたのではないかと感じました。
現地インターンシップを終えて
短い期間ではありましたが、私にとって言葉では言い表せないほどのかけがえのない体験をさせてもらったなと感じています。今回のインターンシップで私のまちづくりに関する知見も広がったと思いますし、また七ヶ宿に絶対に行きたい!という気持ちにもなりました。何より人の温かみに触れることができたインターンシップだったなと感じています。今後も何らかの形で七ヶ宿に関わることができたらこれ以上の喜びはありません。最後に、インターンシップでお世話になった皆様、本当にありがとうございました。
2024年 阿部航希
阿部さんが2024年に執筆してくれた記事
Painters ~七ヶ宿の未来を描く人たち~ No.1
Painters ~七ヶ宿の未来を描く人たち~ No.2
Painters ~七ヶ宿の未来を描く人たち~ No.3
Painters ~七ヶ宿の未来を描く人たち~ No.4
Painters ~七ヶ宿の未来を描く人たち~ No.5