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清塚信也さんのピアノについて

 私には大好きなピアニストがいます。それは、バラエティー番組やドラマでも大活躍の清塚信也さんです。今日、久しぶりに清塚さんの演奏を聴いて、清塚さんのピアノの魅力について投稿したくなりました。一流ピアニスト清塚さんの演奏について語るには、音楽的な知恵も、音楽的な経験も、私は足らぬ者だとは自負していますが、自己満足程度に語らさせてください。
清塚さんの存在を知ったのは、約2年前です。たまたまAbama TVで映画『さよならドビュッシー』を観ました。ピアノの調律師でありピアニストの岬洋介役を清塚信也さんが演じられていました。作中での清塚さんの演奏に私は魅了されました。
 それから、清塚さんのことが気になり、清塚さんの演奏をたくさん聴きました。聴くたびに、清塚さんの演奏に魅了されました。
 言うまでもなく、清塚さんのピアノの魅力はたくさんあります。その中で、特に魅力だと感じることが3つあります。1.一つひとつに存在価値を感じる。2.音色の美しさ。3.心に触れる演奏。一つずつ掘り下げて、語らさせてください。
 まず、「1.一つひとつに存在価値を感じる」について語ります。曲中のテンポ、一音一音、一つひとつのリズム、一つひとつの旋律、一つひとつの強弱、など、それら全ての曲の中で存在するものに価値を感じます。一つひとつが美しいです。清塚さんのピアノの演奏では、それら一つひとつの全てが最大限に存在価値が発揮され、一つひとつが曲を美しく構成しているように感じます。そのような魅力を感じてから、自身が音楽に向き合うとき、楽譜を深読みするようになりました。
 続いて、「2.音色の美しさ」についてですが、「1.一つひとつに存在価値を感じる」や「3.心に触れる演奏」と結局、同様の内容かもしれません。清塚さんのピアノの音色は美しいです。ちなみに、私のピアノの実力は電子キーボードで簡単な曲を数曲弾ける程度で、教えを受けたこともありません。そのため、ピアノの音色の美しさについて、指のタッチとか、打鍵するときの腕の重さの乗せ方とか、そのような技術に関することは全くわかりません。今後の勉強課題です。でも、清塚さんのピアノの音色が美しいとは心から思います。”音色”は、”音の色”と書きますが、実に美しい音の色です。それも、一色に留まりません。清塚さんのピアノの音色は、何色も持っているような気がします。まるで、その曲、その一音、その強弱、などなどが最も美しく輝く音の色を知って演奏しているかのように、私は感じます。「1.一つひとつに存在価値を感じる」に通じますが、一つひとつの存在価値が美しく発揮されているような音色です。要するに、とにかく清塚さんのピアノの音色が美しいということです。清塚さんのピアノの音色の美しさは、私の心を打ち砕き、癒します。
 次に、「3.心に触れる演奏」について語ります。清塚さんのピアノに出会ったころ、私は身体的にも、精神的にも弱っていました。清塚さんの美しいピアノを聴いて、慰められ感涙しました。生きていてよかったと思えました。
 この投稿を清塚さんのピアノを聴きながら書いていたのですが、清塚さんの作曲、即興、アレンジ、アンサンブルなどなど、清塚さんのピアノの魅力はまだまだあります。今回語った3つ以外のことも書きたくなってしまいました。また、清塚さんは演技、トークなどピアノ以外の魅力も多い方です。
 こんなに通ぶって清塚さんのピアノについて語っていますが、まだ清塚さんの演奏を生で聴いたことがありません。いつか、全国ツアーに足を運びたいです。その日を楽しみにしています。

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