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世界の金融資本は脱中国で動いている
中国の不動産大手の中国恒大集団が遂に破産申請しましたね・・・
負債額は約50兆円ということで、他にも碧桂園控股(カントリー・ガーデン・ホールディングス)の経営不振も明らかにされており、今後の他の不動産ディベロッパーへや金融商品への飛び火が懸念されています。
また、国内の失業率が30%に達しているという情報もあり、中国経済の不振が顕著になりつつありますね。
この状況から想定されるシナリオは、日本のバブル崩壊後の状況を彷彿させられますが、以下のような感じになろうかと思います。
(中国経済の発展の始まりから整理して、わかりやすく書いてみます)
①日本から中国への経済援助(1979年〜2023年3月まで、対中ODA等で3兆6千億円余りを支援)
中国にアメリカを中心とした海外資本の流入
↓
②社会主義下における不動産の流通が認められ、今まで持てなかった自己資産を所有することができるようになり、不動産と経済活動を連動させ活性化
↓
③中国が世界第2位の経済大国へ
(中国共産党の驕りの始まり)
↓
④中国国内で不動産バブル
↓
⑤中国共産党が覇権主義、軍国主義へ
(国防費増加、日本海と東シナ海での軍の進出活動、台湾進攻懸念)
(習近平主席が3期当選し独裁化傾向へ)
↓
⑥米中摩擦
(ファーウェイ、気球事案勃発)
↓
⑦新型コロナ対応で再認識されたチャイナリスク、中国からアメリカを中心とした海外資本の撤退
(スズキ、ヤマハ、ホンダ、ユニクロ、京セラ、キャノン、など製造業を中心に撤退又は一部撤退、アップルのiPhone生産を中国からインドへ)
↓
⑧失業率増加
不動産バブルが弾け初め、ゴーストタウン増加、マンションなど完売後に着工中止
↓
⑨中国恒大集団などの不動産ディベロッパーが経営危機、又は破綻
他の不動産ディベロッパーへも飛び火
↓
⑩不動産価格の下落などで多額の不良債権を抱えた金融機関が貸し渋りを行う
↓
⑪中小企業が倒産に追い込まれる
銀行も破綻する
↓
⑫長期の経済低迷になる
(バブル崩壊後の日本のように)
↓
⑬世界、日本経済にも影響
(中国を発端とした世界恐慌のリスク)
↓
⑭世界的な金の保有国である中国が金を売却、金価格下落
ここに書いたのは、あくまで個人的な想定シナリオですが、これらを頭の片隅に置いてリスク管理をしながら、投資などをすればより安全かと思っています。
中国は今現在、⑨前後のステータスにいますので、今後の動向を注視したいですね。
これから「新 世界の工場」としてのASEAN・インドへの金融資本への流入は増えていくでしょうから、ベトナム、インド投資などもより過熱しそうです。
あと、世界的なインフレの中、日本は円安で物価や賃金が割安な状態であり、海外資本からは魅力的な存在です。
また地政学リスクも考慮し、日本へ半導体工場を初めとした海外資本の流入が始まっています。
(熊本に台湾半導体大手TSMCが工場建設予定、米国の大手半導体メーカーも対日直接投資を増やし始めている)
そして、それに伴って日本の半導体関連企業も、周囲に拠点を作り始めています。
長らく低迷してきた日本経済も、米中摩擦がきっかけで、「精密部品の工場」として活気が出てきそうな気配です。
(まぁ 日本は半導体など強かった産業を米国に次々潰されて、経済低迷に追い込まれていたので、何とも言えない感じですが)
また、来年から新NISAもスタートするので、日本株は楽しくなりそうですね。
祗園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。
娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらは(わ)す。
おごれる人も久しからず、唯春の夜の夢のごとし。
たけき者も遂にはほろびぬ、偏に風の前の塵に同じ。
栄枯盛衰、その命は世界の金融資本勢力 次第・・・
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