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未来と光

2024.7.3~7.4@パシフィコ横浜国立大ホール
11th Single ひなた坂46LIVE

12人の明るい未来を確信できるほどに全員の魅力と熱量で溢れた空間。

幸運にも初日は現地で、2日目は配信で見届けさせていただきました。

座長は髙橋未来虹さん。
推しメンという言葉で片付けるのも憚られるくらい、自分にとって大切な存在。
たくさんのものを届けてくれたからこそ、ちゃんと受け取り切りたい。
時間が経って感情や記憶が曖昧になってしまう前に整理したくて、このnoteを書いています。

LIVEに至るまで

LIVEについて書く前に、今作の振り返りを少しだけ。

選抜発表までの約1ヶ月。
ブログやメッセージを見て、よくない想像をしている自分がいました。
「何かよくないことがあったかな」
「あったとすればフォーメーションかな」
そう感じながらも、そう考えたくなくて。
フォーメーションという言葉は意識的に避けていました。

覚悟はしていたつもりだったけど、いざ突きつけられると苦しかった。
「刺しますよ、痛いですよ」って言われて心の準備はするけど、刺されたらやっぱり痛いものは痛かった。

選抜が発表された後のメッセージや、EX大衆のインタビュー記事で綴られていた内容を見ても、我々には想像もつかないくらい苦しい時間があったんだなと。

そういうものに触れて、自分に何か出来ることはあったのかなと考えたりもしました。
結果に関してはほとんど何も出来ず、ただ受け止めるしかないとは分かっていたけど。
考えずにはいられなかった。

それでも、アンダーという枠組みの中ではありながら、全体曲で初めて貰った“センター”というポジション。

めちゃくちゃ贔屓目は入っていますが、センターはみくにちゃんしかいないくらいには思っていました。

普段の謙虚な姿勢やアツい想い、グループへの愛が計り知れないほど大きいことを知っていたし、みくにちゃんなら必ずやり遂げられると。

そんな中、新しいグループの方向性を示さなければならないタイミングで、大人たちが彼女にこのポジションを託してくれた。

大人たちも「この子なら任せられる」と思ってくれていたことが本当に誇らしかった。

みくにちゃんは負の感情をそれ以上のパワーで跳ね返せる方だから、苦しかった時間や悔しさをバネに、またどれだけ成長するんだろうと楽しみにもなって。

LIVE直前には事ある毎に「楽しみにしていてください」「期待してください」と発信して。
そんなところからも成長の一端を感じながら、センターというポジションからどんな景色を見せてくれるのか。

期待感とともにその日を待ちわびていました。

LIVE本番

そして当日。

会場に着いての第一感は、「みくにちゃん推し多くない?」でした。

今までのライブと比べて、明らかにみくにちゃんのグッズを身に着けている方が多くて。

センターの記念で買ってくれている方もいただろうけど、彼女の勇姿を楽しみにしている人がたくさんいると分かっただけで嬉しかったな。

LIVEが始まる前は、今までに経験したことのない感覚。
胃が掴まれたように痛いし、ずっとソワソワして落ち着かないし。
一緒にいてくれたオタクに「緊張する無理お腹痛い」ってずっと言ってた。
きっと一人だったら耐えられなかった。

それに、12人がどれだけこのLIVEに懸けていたか痛いほど感じていたから「大丈夫かな…成功しますように…頑張れ…」という一抹の不安も抱えていました。

そんな中流れたOverture。
一人ひとりが紹介されていく中で、このLIVEに向けて準備してきたメンバーの過程を思ったら、いきなり涙が出てきました。

メンバー紹介の最後を飾るのはもちろんみくにちゃん。
もう、ありえないくらいに嬉しい瞬間。

そして、鬼気迫る表情の座長が「ひらがなLIVE、行くぞ!!!」と煽って開幕。
直前に感じていた不安は、一瞬にして吹き飛びました。
少しでも不安な気持ちがよぎっていた自分を殴りたくなるほどに。

ステージから飛んでくるエネルギーの大きさが尋常じゃなかった。
開幕からフルスロットルでぶち上がったLIVEが成功しないわけがないです。

LIVEの感想はありすぎるので一部だけ。
セットリストは、彼女たちの熱量をそのままぶつけられるような楽曲をベースに、ひらがなの歴史へのリスペクトを感じるような懐かしい楽曲もあり。

普段なかなか披露されない曲が多かった新鮮さも相まって、シンプルに素晴らしかったし参加していて楽しかったし、「この曲見られたの嬉しい!」と感じるものが多かったです。

その中でみくにちゃんの圧倒的存在感たるや。
ってかの煽り前に1人で出てくる演出、せり上がりで登場する演出。
ダンストラックでの存在感。
そして何と言っても錆つかない剣を持て!での殺陣。

あまりにもかっこよすぎて。
感想を書き連ねるには野暮だなと思えるくらい。
こんな姿、ずっと見たかったんだ。

そして、わずかな光のソロ歌唱。
アラステ完走後に歌に感動したと伝えたら、「あんなんで!?」って言ってましたけど、さすがにそんなこともう言わせません。笑

ユニット曲のブロックで唯一フルサイズを一人で任されて、めちゃくちゃプレッシャーあったと思う。
それでも「歌声を好いてくれるなら聞いてほしい曲がある」ってミーグリで教えてくれて。

初日は相当悔しかったと思うけど、2日目の間奏や歌い切った後の柔らかくて優しい表情が忘れられません。

感情が乗った透き通るように美しいあなたの歌声は、確かにたくさんの人に届きました。

以前本人にミーグリとファンレターで、
「ネガティブで自信のない性格はむしろいいところだと思ってる。謙虚で努力家なあなたの素敵な部分に繋がっているから。」とお伝えしたことがありました。

ネガティブで自分に自信がなくて。
だからこそ、少しでも不安を解消できるように120%の準備をして。
リハーサルが設定されていない日でも、自主練行ってましたよね。
そんな彼女だからこの2日間、堂々とステージに立てたのかなと感じます。

錆剣披露前のコメントであった「私はきょう自信を持ってステージに立つことが出来た」という言葉。
彼女の真っ直ぐな生き様を、自分自身で証明してくれたような瞬間だったな。

そしてそれを受け取ることが出来て、自分は本当に幸せでした。

選抜発表から苦しい時間も確かにあったけど、全てが大切な時間だったと断言できます。

この景色が見られてよかったです。

座長としての矜恃

心から素晴らしいと言えるほどのパフォーマンスを見せてくれた中、時間軸は少し戻りますが座長としての責任感を感じた部分も多々あったのでこちらについても。

LIVEに関する言葉は、個人としてではなく、ひなた坂46の座長としての言葉がほとんどだったように思います。

一人ひとりが魅力を最大限に発揮できる
おひさまの皆さんが、それを見つけてくれる
ひなた坂46は、そういう場所でありたいと思っています。

ひなた坂LIVE特設ページでの決意表明

これから続いていくであろうひなた坂46の歴史において、第一歩目にふさわしいLIVEにすると約束します。どのようなステージになるのか、楽しみに待っていてください!

ひなた坂LIVE特設ページ おひさまへのメッセージ欄

きっと、グループにとって、自分にとって忘れられない2日間になるんだろうな。

楽しさ、幸せ、期待、笑顔、涙、
感情の種類は何でもいいから、
皆さんにとって、心が動く瞬間があってほしい
そう願っています。
そのために、私たちは頑張ります。

髙橋未来虹公式ブログ 2024.7.3 「開幕」

自分のことだけではない、沢山のものを背負っていることが言葉の節々から滲み出ているように感じました。

ステージ上での言葉や振る舞いも全てそう。
MC中はずっと喋っているメンバーのことを見ていたし、ダブルアンコールで錆剣を披露した時に、涙で歌えなくなっているひよたんの手を軽く叩いて励ますような仕草をしていたり。

リハ期間からずっとそうだったんだろうな。
座長としてあるべき姿を模索して、髙橋未来虹さんなりの座長を全うしようとしていたんだろうなって。

その中で、もちろん周りのメンバーやスタッフさんにも沢山支えてもらっていたと思う。

でも周りが支えてくれたのは、あなたの背中が我々ファンをも導いてくれるほどに大きくて、かっこよくて、頼りがいがあるものだったからです。

ついていきたいと心から思えるものだったからです。

あなたが座長だったからこそ、このLIVEが素晴らしいものになったんだと思います。

少なくとも自分はこの2日間でそう感じました。

LIVE全体から感じたこと

LIVEを終えた後、自分はどんな感情になっているんだろう。
本番が近づくにつれ、頭の中に浮かんでいたことです。

他の坂道グループをほとんど通っていない自分にとって、いわゆる「アンダーライブ」は初めての経験。

他グループの活動を遠くから見ている中で、アンダラは選抜と非選抜を明確に分けてしまうものであるような気がして、ポジティブな印象が正直ありませんでした。
まぁ、こんな考え方は間違っていたと強烈に分からされることになるのですが。

LIVEを見終えた後は、自分の感情が全く言葉にならなくて、でもとてつもない高揚感や充実感は確実にあって。
この感覚も経験したことがないものでした。

言葉が適切かは分かりませんが、全て終わってやり切ったような感覚に近い感じ。

この感情の正体について改めて時間を置いて考えた時に感じたのは、きっと彼女たちにとってはこのLIVEがゴールで、11枚目シングルの活動の集大成。

テレビに出て表題曲を歌うメンバーがいる一方で、1ヶ月以上の時間をリハーサルに費やして、この日のためにひたすら準備して。

そこから生み出されたエネルギーが確実に存在していて、それを2時間以上も浴び続けたからこそ、全て終わったような感覚だったのかなって、今は思います。

髙橋未来虹さんに出会えたから、最初のひなた坂LIVEが自分にとって大切なものになって。

こういう形でこのLIVEを受け止めて、最高に素敵な舞台だと感じることが出来て、心からよかったです。

最後に

改めてにはなりますが、自信を心に宿してステージに立つ髙橋未来虹さんは、紛れもなく最強で最高のアイドルだった。

こんな簡単な言葉でしか表現できないけど、この言葉が一番ふさわしいような気がします。

座長としても本当にかっこいい姿を見せてくれました。
あなたがLIVE前に誓っていたこと、間違いなく全て達成されたと思います。

12人全員が輝いて魅力に溢れていました。
そしてそれは、たくさんの人に伝わったはずです。

髙橋未来虹さんを好きでいられたおかげで、これまで知らなかった感情に、また出会うことが出来ました。

髙橋未来虹さん推しで幸せだし、僕の人生の一部にあなたがいることが誇らしいです。

あなたの未来は今、最高に輝いています。
これからどんな未来が待っているかなんて誰にも分からない。
だけど、その存在がキラキラと光って、その光はどんどん大きくなっていって。
その暁には、また自分たちに素敵な景色を見せてくれる。

それを確信した2日間でした。

宝物のような忘れられない2日間を本当にありがとうございました!!!!

(画像はLIVE後に投稿されたインターネット記事のライブフォト40枚の中から拝借しています。最高の瞬間を切り取った素敵な写真をありがとうございました!)

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