「推される」とは。
おはようございま、した!
私が起きたらそれが朝。おはようございます。
昨日はお休みでしたが見事な酔っぱらい完成。
ネイルを変えて、お酒を飲めるだけ飲みました。
もふ2で、みんなで飲むお酒がもちろん1番ですが、晩酌もそれもまた趣ですね。
酒雑魚ですが気付いたらいいちこが500ml枯れていました。笑
肝臓が強く、なりたい。
今日は、「キャストとしての価値観」をお話したいと思います。
私は生粋のアイドルオタクなので、「推される」という事はとても重さがあるものだと思っていて、なんなら人の人生を背負っているくらいの覚悟で毎日店頭に立っていて、それなりの責任と義務が生じるものだと思っています。
なにより、オタクだからこそ、オタクを裏切りたくない。
私を好きになってくれて、時間や労力を割いてくれた人を裏切りたくない。
その一心で一年半駆け抜けてきました。
きっと世の中から見たら、たかがコンカフェ嬢が(笑)と思われるかもしれません。
だけど、私はすごく誇りも持っているし、推される以上、表立って私が好きだと言っても恥ずかしくない存在でいたいと思っています。
時にはマイナスな意見をいただく時もあれば、根も葉もない噂が流れることもありました。
でも、ずっと変わらず思っているのは
「私に会いに来てくれた、私のために時間を作ってくれた人たちを幸せにしたい」
この一心です。
私はルミナスに入った当時、ほろ酔い1缶でベロベロになれるくらいお酒が弱くて(寧ろ飲めないに等しい)で、前職は接客業とはいえ、女性が対象のジャンルの職業だったので大きくギャップを感じるところや、他のキャストに迷惑をかけることが多々ありました。
(本当にごめんなさい)
まだまだお酒は弱いし、特別話が上手いわけでもありません。面白いネタを沢山持っているわけでも、格段頭がいい訳でも、話に幅を効かせられる訳ではない。
ビジュアルも好き嫌いが分かれる顔なのは承知の上です。気を配ることは常に気にしているつもりですが完璧ではない。まだまだ後輩の皆に迷惑をかけてしまうことも沢山ありますし、お客様に「無理しないで!」とお声をいただくことがあります。
ただ。
私は無理をしてこの場所を選んだ訳ではありません。
自分で前職の後にやりたいことを考えた時に真っ先に浮かんだのがコンカフェキャストだったのです。
自分でやりたい!やる!と決めたからには絶対にみんなを幸せにして、いつか、いつかもしななせが終わってしまうその日まで、みんなが「ななせをすきでいてよかった、この時間は有意義だった」と思えるような推し活をしてもらうことが今の目標です。
(辞める気はさらさらないけれど、終わりよければすべてよし。と言いますからね。)
少しナイーブな話ですが、キャストドリンクに関しても拘りがあるので話させてください。
キャストドリンクって、ルミナス系列においては【義務】ではありません。
出さないとワンタイ居られないよーというわけではないし、むしろキャストから強請ることはほぼ無いに等しいです。
だからこそキャストドリンクでキャストを縛れるわけでもありません。ルミナスは指名制度もないですしね。
だからこそ。
私は一杯一杯に重みや有難みを感じています。
私も系列店に行ったり、コンカフェにお邪魔することがあるのでそのような時はドリンクを出すように心がけております。が。
やっぱり着いてくれた時のファーストタッチで出したい子、出したくない子はいます。
コンカフェ(というかルミナス系列が特に特殊)って一番ニーズがごちゃ混ぜで、「一緒に飲もうぜ!」という方もいれば「○○ちゃん推し!」という方もいれば「この箱が好き!」という方もいれば「ルミナス系列が好き!」と言ってくださる方もいます。終電逃して朝までやってたのがここだったー!なんて方もいます。
だから必ずしも、「私推し」ではないわけです。当たり前ですが。なんなら、推し制度なんてものもないので、本人が意思表示してくれる以外は「私推し」かどうかは汲み取らなければいけないわけです。
だからこそ、尚。
キャストドリンクにも様々な意味が込められていると思っています。
一緒に酔おうぜ‼️なら私は同じテンションで全力でがんがん酔いに行くし()、お話してくれてありがとう〜好きなののみな!と言ってくださるのなら下手な飲み方はしないし(まあ、飲みたがりなので限界でない限りはお酒を飲みますが!笑)、勿論体調に合わせてソフドリをいただくこともあります。
言うてしまえば、配信でいうスパチャなどに近いと思っていて。
パフォーマンスやサービスに合わせていただいているもの、という意識が根底にあるので、勿論来てくれた人全員に楽しんで欲しい!という気持ちはベースにありますが、いただいているドリンク、ボトルには対価がついて当たり前で、+αのエンタメを提供出来たらと思っています。
だからこそ、一人一人のニーズに合わせたななせが存在しています。
とはいえ、わたしははちゃめちゃに素直なのでぜーーーーーんぶ素ですほぼ。勿論、お酒の席「だからこそ」人を傷つけない言い方、伝え方、誤解を生まない発言をしているつもりではありますが、お互いの関係値や私に求めているもので接し方が自然に変わっていっているような気がします。
でも、ぜんぶななせです。
人に染まれるのが、割と私のいい所なんじゃないかなあとも思っています。
まあ、私の中の正義は絶対なのでそこは絶対に崩せないし、納得いくまで突き詰める頑固者ですが。
逆に納得がいけば、すとんと自分に落とし込めます。
びっくりするくらい面倒くさい性格をしていますが、
こんな私を推してくれている人、仲良くしてくれる人、一緒に馬鹿やろうぜ!とお酒を酌み交わしてくれる人、応援してくれる人、好きだと言ってくれる人、みんなに感謝です。
私は完璧でありたいだけで、全く完璧ではないのでダメなところはダメだときちんと理由まで合わせて伝えて欲しいし逆もそうでありたい。
キャストとお客さんというのはとてもとても大きな一線があって、カウンターの存在はとても大事です。
お互いにそれは踏み越えてはいけないラインとして認識しなければいけないし、かといってそれがあるから見世物のように扱っていいわけではない。当たり前ですが。
でも、人と人なのです。
ちゃんと「キャストのななせ」に向き合ってくれるのなら私も「お客さんの○○さん」一人一人にちゃんと向き合いたい。常に意識していることです。
綺麗事のように聞こえるかもしれないけれど、私は前記事で書いた「アイドル」と「コンカフェキャスト」は少し近しいところがあると思っているので、私も「推される」立場な以上、推している人に私を推していることで幸せであって欲しいし、嫌な気持ちはさせたくない。
なんなら私はすごく個人的に「仕事だから」とか「連勤だから」と口にするアイドルって、、?と思っている節があるのであんまり、仕事です!とは言いたくない。
自然体でななせを楽しんでいます。
まあ勿論、責任感はきちんと持っているつもりですが!
…とまあ、長くなりましたが。
こんな不器用な私を見つけ出してくれてありがとう。
みんながくれた時間や気持ちや労力を、常に返せるコンカフェキャストのななせでありたいです。
いつもありがとう。これからもよろしくね!