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UVレジンでキーキャップを自作した
作成した自作キーボードを使ってるうちにもっとカスタムしたくなってきたので、今回はキーキャップを自作しました。
キーキャップ作った pic.twitter.com/Qmo6A7fJEJ
— 𝕋𝕒𝕜𝕒𝕙𝕚𝕣𝕠🦀七瀬いろは (@_7cancer) September 26, 2020
この記事ではうまくいった作り方について書きます。
記事に関する意見や質問などはTwitter(@_7cancer)までお願いします。
つかうもの
本記事の方法でキーキャップをつくる際に必要なものは以下の通りです。
- UVレジン液
- UVライト
- キーキャップのシリコン型
UVレジン液はダイソーで売ってるものを使用しました。
シリコン型ですが、筆者はAmazonで以下のものを買いました。届くまでに2週間かかりました。
游舎工房でもキーキャップのシリコン型を販売し始めたようです。写真を見た感じだと同じような形状をしていそうなので、こちらでもつくれると思います。
つくってみる
上記の材料/道具でつくっていきます。
基本的にはシリコン型にレジンを流し、固めてくっつける、という工程を繰り返していきます。
まずはキーボードと接続する十字の部分をつくります。
下の写真のように(見えづらいですが)、すこし飛び出るくらいまでレジンを流しこみましょう。これでいちど固めます。
固まったらシリコン型からは外さずに置いておきましょう。
つぎは指に触れる側のレジンをシリコン型に流し込んでいきます。流し込んだものが下の画像の状態です。
このときは少なめに流し込むようにしましょう。だいたい80%くらいの量が丁度いいです。
上の画像では気泡がたくさん入ってしまったので、爪楊枝でつつくなり真空にするなりして抜きましょう。
流し込みと気泡抜きができたら、さきほど固めた十字の部分をくっつけます。下の画像のように、ひっくり返して上から乗せましょう。
この状態でまた固めます。
固まったらシリコン型から外し、下の画像のようになっていれば成功です。
固まってすぐの状態では表面がべたついているので、10分ほど乾かしましょう。
乾いたら欠損がないか確認します。特に裏側の十字の部分は気泡が入って欠損しやすいのでよく見ましょう。
ここまでで問題がなさそうだったら、最後にバリを取って完成です。
自分の自作キーボードにつけてみて、出来栄えを確認しましょう。
ほかのシリコン型でもつくった
肉球ではなく普通のキーキャップ形状でつくってみました。こちらは気泡を抜きやすいのできれいにできました。
おわりに
シリコン型だけ手に入れれば、比較的簡単にキーキャップをつくることができました。本記事の作り方を工夫すればさらに自分好みのキーキャップを作ることもできます。
また、キーキャップにはプロファイル(形状)がたくさんあるので、自分の押しやすいキーキャップを探すのもいいかもしれません。
自作キーボードを作った人はぜひ挑戦してみて下さい。